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家庭用品T
 
【考案の名称】保冷まくらパッド
【実用新案権者】
【識別番号】303011404
【氏名又は名称】清野 喜一郎
【住所又は居所】新潟県新潟市江南区沢海3丁目7の1
【考案者】
【氏名】清野 喜一郎
【住所又は居所】新潟県新潟市江南区沢海3丁目7の1
【要約】 (修正有)
【課題】真夏日でも快適に過ごせる保冷まくらパッドを提供する。
【解決手段】就寝用としてのまくらに取り付ける保冷まくらパッドは、ソフト保冷材5の収納袋3で作られており、この収納袋3をまくら6に取り付けるためのゴムバンド(紐)1が設けられている。
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
ソフト保冷材の収納袋に、この収納袋をまくらに取り付けるための紐が設けられている、保冷まくらパッド。
【請求項2】
前記収納袋には、ソフト保冷材を出し入れするための開口が設けられ、この開口を開閉するためのファスナーまたはホックを備える、請求項1に記載の保冷まくらパッド。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この考案は、真夏日でも頭部使用のまくらを適度な保冷で快適にできるものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、冷水や氷を使用した水まくらや氷まくらがあります。例えば特許文献1には、蛇紋石や角閃石などを使うまくらが開示され、特許文献2には、そば殻を使うまくらが開示されています。また、商品名「ひんやりまくらパッド」「涼眠活ひんやりパッド」「アイスマックス」などの商品があり、いずれも熱伝導率の高い繊維を使っています。
【0003】
【特許文献1】特開平9ー220145号公報
【特許文献2】特願平6ー324649号公報
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【0004】
従来のまくらは放熱効果が不足し、耐えられない日もありました。そこで、もっとスマートで使いやすくし、真夏日でも快適に過ごせるようにしたいと考えました。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本考案は、就寝用としてのまくらに取り付ける保冷まくらパッドであり、ソフト保冷材を収納する収納袋に、この収納袋をまくらに取り付けるための紐を設けたことで、課題を解決しました。
【0006】
前記収納袋には、ソフト保冷材を出し入れするための開口を設け、この開口を開閉するためのファスナーまたはホックを備えることが好ましく、開口を開けばソフト保冷材の出し入れが容易に行えます。
【考案の効果】
【0007】
こうすることで、保冷まくらパッドは嵩張らないので、ソフト保冷材を収納したまま冷蔵することができます。ソフト保冷材を出し入れすれば、冷え性の人には必要な頭部だけを冷やすこともでき、無駄のない構造です。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】保冷まくらパッドの収納袋にソフト保冷材を収納する様子を表側から見た図である。
【図2】保冷まくらパッドを裏側から見た図である。
【図3】保冷まくらパッドをまくらに取り付けて示す図である。
【考案を実施するための形態】
【0009】
本考案は、就寝用としてのまくらに取り付ける保冷まくらパッドであり、ソフト保冷材を収納する収納袋には、ソフト保冷材を出し入れするための開口が設けられるとともに、この開口を開閉するためのファスナーまたはホックを備えている。そして、収納袋をまくらに取り付けるための紐(ゴムが好ましい)が設けられている。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。図1〜3に示すように保冷まくらパッドは、就寝用としてのまくら6に取り付けられるものであり、ソフト保冷材5を収納する収納袋3を備えている。一例として収納袋3は長方形状であり、その長手方向の一縁にはソフト保冷材5を出し入れするための開口が形成されている。このため開口は十分に長く、ソフト保冷材5の出し入れは容易である。この開口を開閉するためにファスナー4(ホックでもよい)を備えており、市販品を使用することで、安全にも配慮されている。また、ソフト保冷材5としては機械的に強い耐圧性のものを使用する。
【0011】
図2に明らかなように収納袋3の裏側には、まくら6に取り付けるための紐として織りゴム1(ゴムバンド)が設けられている。一例として一対の織りゴム1が、収納袋3の短長手方向に間隔をあけて、それぞれ長手方向に延びるように設けられている。図の例では織りゴム1は、収納袋3の長手方向全体に亘って設けられ、その端部が収納袋3の短手方向の縁に固定されている。
【0012】
織りゴム1は適度な伸縮性を有するため、平均的なサイズのまくら6であれば容易に取り付けることができ、図3に示すように位置がずれないように固定することができる。織りゴム1でない紐を用いることもできるが、この場合は取り付けるまくらのサイズが限定されやすいので、長い紐を使用して、結び合わせるようにしてもよい。なお、図示しないが、収納袋3の上にタオルを敷いて使用してもよく、この場合はタオルの厚さなどで保冷の強弱を調整することができる。
【符号の説明】
【0013】
1 織りゴム(紐)、 2 ファスナーカバー、 3 収納袋、 4 ファスナー、
5 ソフト保冷材、 6 まくら
【耐圧ソフト保冷材(関連実用新案)】
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
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