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事務用品
 
【発明の名称】包み袋
【出願人】
【識別番号】503182137
【氏名又は名称】向野 麻紀
【住所又は居所】兵庫県西宮市小松南町1―7―17
【発明者】
【氏名】向野 麻紀
【住所又は居所】兵庫県西宮市小松南町1−7−17
【要約】
【課題】
心のこもった包み袋1を提供する。
【解決手段】
紙を折って作られた包み袋1であって、袋裏を形成する基部2の上に、袋表の一部を形成する第1折り部3が折り重ねられ、第1折り部3の上に袋表の他の部分を形成する第2折り部4が折り重ねられ、第1折り部3の表面に文字の一部が表され、第2折り部4の表面に当該文字の残部が表されており、第2折り部4は、地色と異なる色彩になった採色部15,17を有し、この採色部15,17が上記文字の残部の少なくとも一部の線を肉太に表すように折られている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
紙を折って作られた包み袋であって、
袋裏を形成する基部の上に折り重ねられた、袋表の一部を形成する第1折り部と、
上記第1折り部の上に折り重ねられた、袋表の他の部分を形成する第2折り部とを備え、
上記第1折り部の表面に文字の一部が表され、
上記第2折り部の表面に上記文字の一部に組み合わせる当該文字の残部が表されており、
上記第2折り部は、地色と異なる色彩になった採色部を有し、この採色部の少なくとも一部が上記文字の残部の少なくとも一部を形成するように折られていることを特徴とする包み袋。
【請求項2】
長方形の紙の一方の長辺寄りの位置に、この長辺と平行に全長にわたる折り目が設けられて、この長辺側折り片が中央側に折り重ねられており、
上記折り重ねられた用紙の一方の短辺寄りの位置に、この短辺と平行に全幅にわたる折り目が設けられて、その短辺側部分が中央側部分に対して上記長辺側折り片側が谷折りとなるように折り重ねられる第1折り部とされ、
上記折り重ねられた用紙の他方の短辺寄りの位置に、この短辺と平行に全幅にわたる折れ目が設けられて、その短辺側部分が上記第1折り部の上に折り重ねられる第2折り部とされ、
上記第1折り部の上記中央側部分に折り重ねられたときに表になる面に、文字の一部を構成する第1文字構成部が表されており、
上記第2折り部の表裏の少なくとも一方の面には、地色と異なる色彩が付けられた採色部が設けられており、
上記第2折り部は、上記第1折り部に折り重ねられたときに表になる面に、上記文字の残部を構成する第2文字構成部が表されており、且つ上記採色部の少なくとも一部が上記文字の残部の少なくとも一部を構成するように折られており、
上記第1折り部が上記中央側部分に折り重ねられ、
上記第2折り部が上記第1折り部の上に折り重ねられて、この第1折り部の第1文字構成部と第2折り部の第2文字構成部とが上記文字を形成するように組み合わされ、
上記中央側部分、第1折り部及び第2折り部の三者は、上記長辺側折り片とは反対側の端部が共に当該包み袋の裏側に折られていることを特徴とする包み袋。
【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】
この発明はポチ袋等の包み袋に関する。
【従来の技術】
紙を折り畳んでポチ袋を作り、その表面に金属光沢塗料で模様や家紋等を表現することは知られている(特許文献1参照)。また、折り畳んで作るポチ袋の内面にメッセージを書き込む欄を設けることも一般に知られている。
【特許文献1】
特開平5−42974号公報
【発明が解決しようとする課題】
従来のポチ袋は中にお金を入れる袋にすぎず、受け取った人の多くは中に入っているお金以外、つまり袋自体は捨ててしまうことがほとんどである。それは、渡す側の思いがその袋自体からは感じ取りにくいものであるからだと考えられる。また渡す側も、ポチ袋がお金をいれる袋であるがゆえに「心を包む」ということを忘れがちになっていると考えられる。ポチ袋は本来、お金を包む袋である以前に心を包む袋であるはずである。
本発明の課題は、ポチ袋等の包み袋本来の趣旨を忘れかけている多くの人々に、包み袋は祝う気持ちや感謝の気持ち、相手を思いやる気持ちを表す袋であるということを改めて感じてもらうことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような課題に対して、紙を折って作られるポチ袋等の包み袋において、送る相手にふさわしい文字を袋表面に表すことができるようにし、その文字を紙の折重ねによって表すようにし、しかも、その文字をアクセントのある装飾的な文字にすることができるようにした。
すなわち、請求項1に係る発明は、紙を折って作られた包み袋であって、
袋裏を形成する基部の上に折り重ねられた、袋表の一部を形成する第1折り部と、
上記第1折り部の上に折り重ねられた、袋表の他の部分を形成する第2折り部とを備え、
上記第1折り部の表面に文字の一部が表され、
上記第2折り部の表面に上記文字の一部に組み合わせる当該文字の残部が表されており、
上記第2折り部は、地色と異なる色彩になった採色部を有し、この採色部の少なくとも一部が上記文字の残部の少なくとも一部を形成するように折られていることを特徴とする。
本発明によれば、第1折り部と第2折り部との折り重ねによって両折り部の文字部分が組み合わされて文字ができあがり、しかも、第2折り部の文字部分はその少なくとも一部が採色部によって構成されているから、包み袋を受け取る人に渡す人の心のこもった工夫ないしは心遣いを感じてもらうことができ、さらに、採色部がアクセントの働きをして、包み袋を受け取る人に斬新な強い印象を与えることができる。
従って、相手のことを考え、包み袋の目的に応じた文字を選び、「折り」によって表現されたその文字に思いを託すものとして包み袋を利用することができ、包み袋の「心を包む」働きをより顕著なものにすることができる。
請求項2に係る発明は、長方形の紙の一方の長辺寄りの位置に、この長辺と平行に全長にわたる折り目が設けられて、この長辺側折り片が中央側に折り重ねられており、
上記折り重ねられた用紙の一方の短辺寄りの位置に、この短辺と平行に全幅にわたる折り目が設けられて、その短辺側部分が中央側部分に対して上記長辺側折り片側が谷折りとなるように折り重ねられる第1折り部とされ、
上記折り重ねられた用紙の他方の短辺寄りの位置に、この短辺と平行に全幅にわたる折れ目が設けられて、その短辺側部分が上記第1折り部の上に折り重ねられる第2折り部とされ、
上記第1折り部の上記中央側部分に折り重ねられたときに表になる面に、文字の一部を構成する第1文字構成部が表されており、
上記第2折り部の表裏の少なくとも一方の面には、地色と異なる色彩が付けられた採色部が設けられており、
上記第2折り部は、上記第1折り部に折り重ねられたときに表になる面に、上記文字の残部を構成する第2文字構成部が表されており、且つ上記採色部の少なくとも一部が上記文字の残部の少なくとも一部を構成するように折られており、
上記第1折り部が上記中央側部分に折り重ねられ、
上記第2折り部が上記第1折り部の上に折り重ねられて、この第1折り部の第1文字構成部と第2折り部の第2文字構成部とが上記文字を形成するように組み合わされ、
上記中央側部分、第1折り部及び第2折り部の三者は、上記長辺側折り片とは反対側の端部が共に当該包み袋の裏側に折られていることを特徴とする包み袋である。
従って、本発明によれば、請求項1に係る発明と同様の作用効果が得られるとともに、1枚の長方形の紙から当該包み袋を簡単に作ることができる、という効果が得られる。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1(斜視図)及び図2(Aは袋表、Bは袋裏)に本発明に係る包み袋1を示す。この包み袋1において、2は袋裏を形成する基部、3は基部2の上に折り重ねられた、袋表の一部を形成する第1折り部、4は第1折り部3の上に折り重ねられた、袋表面の他の部分を形成する第2折り部、5は袋上端に続く裏折り部、6は包み袋1に包む物(お金、カード、写真、手紙等)を抜け落ちないように受ける、袋内側に折り込んだ内折り部である。この包み袋1では、友達に渡すことに適するように、袋表に「友」の文字が表されている。
第1折り部3には、「友」の文字の第1画「一」の右側部分、第3画「フ」、並びに第4画「\」が表されている。これらは第1文字構成部である。第2折り部4には、「友」の文字の第1画「一」の左側残部、並びに第2画「ノ」が表されている。これらは第2文字構成部である。
そうして、第1折り部3と第2折り部4との折り重ねによって「友」の文字が完成されている。第2画「ノ」の上部は、第2折り部4に設けられた地色と異なる採色部15,17を折ることにより、この採色部15,17の一部によって肉太に形成され、第2画「ノ」の下部は、「友」の他の部分と同じ太さの線で表されている。
次に包み袋1を得るための折り紙について説明する。この包み袋1は図3に示す1枚の長方形折り紙10から作られる。図3(A)は包み袋1の外側になる面を示し、図3(B)は包み袋1の内側になる面を示す。
折り紙10の一方の短辺寄りの位置には、上記第1折り部3を得るための第1縦折り目11が短辺と平行に全幅にわたって設けられている。折り紙10の他方の短辺寄りの位置には、上記第2折り部4を得るための第2縦折り目12が短辺と平行に全幅にわたって設けられている。この実施形態では、縦折り目11,12は折り紙10を横に三等分する位置に設けられている。
また、折り紙10の一方(上側)の長辺寄りの位置には、上記裏折り部5を得るための横折り目13が長辺と平行に全長にわたって設けられている。折り紙10の他方(下側)の長辺寄りの位置には、上記内折り部6を得るための折り目14が長辺と平行に全長にわたって設けられている。
図3(A)に示すように、折り紙10の外側面には、第1折り部3の上下の横折り目13,14に挟まれた部位に、「友」の文字の第1画「一」の右側部分と、第3画「フ」、並びに第4画「\」が表されている。第2折り部4の上下の横折り目13,14に挟まれた部位には、「友」の文字の第1画「一」の左側残部と、第2画の「ノ」の下部とが表されているとともに、第2画の「ノ」の上部を形成するための採色部15設けられている。採色部15は、第2画の「ノ」の下部の延長線を斜辺とする略直角二等辺三角形状に形成されている。
図3(B)に示すように、折り紙10の内側面の縦折り目11,12と横折り目13,14で区画された中央部にはメッセージ欄16が設けられている。また、折り紙10の第2折り部4の内側面の上隅には採色部17が設けられている。採色部17は縦長の長方形状に形成されている。
次に上記折り紙10の折り方を説明する。
1 図4(A)に示すように折り紙10を内側面が表になるようにした状態から、図4(B)に示すように、内折り部6を横折り目14が谷折りになるように主で側(上方)に折る。
2 図4(C)に示すように、第1折り部3を第1折り目11が谷折りになるように中央側部分(メッセージ欄16を有する部分)に折り重ねる。
3 図4(C)に示すように、第2折り部4に短辺より第2折り目12と横折り目14との交点に至る斜めの谷折り目18を設けて、この第2折り部4の下側三角部を図4(D)に示すように表側に折り、採色部15の一部が表に出るようにする。
4 図4(E)に示すように、第2折り部4を第2折り目12が谷折りになるように表側に折って第1折り部3に重ねる。
5 図4(E)に示すように、第2折り部4の上端の短辺近傍より、折り紙10の外側面の採色部15と第2画の「ノ」の下部との境目に至る谷折り目19を設ける。そうして、図4(F)に示すように、第2折り部4の短辺側部分を折り返し、採色部15,17が第2画の「ノ」の肉太の上部を形成するようにする。
この場合、採色部15,17が第2折り部4の端になって第1折り部3の上に重なるように折られていることになる。
6 図4(G)に示すように、上側の横折り目13が山折りとなるように、その上側部分を裏側に折って裏折り部5を形成し、図4(H)に示す完成された包み袋1を得る。
メッセージ欄16には、例えば「○○ちゃんへ 今までありがとう。これからもずっと友達でいようね。 □□より」というようなメッセージを書く。
<実施形態2>
図5(Aは袋表、Bは袋裏)に示すように、本実施形態の包み袋1は、袋表に「寿」の文字が表されたものであり、「長寿のお祝い」に適したものである。なお、図面の符号に関しては、実施形態1と同じ要素には同じ符号を付けて説明を簡略にする。
第1折り部3に「寿」の第4画「ノ」を除く右側部分(第1文字構成部)が表され、第2折り部4に「寿」の第4画「ノ」を含む左側部分(第2文字構成部)が表されている。第4画「ノ」は後述する採色部15,17によって肉太に表されている。
包み袋1は図6に示す1枚の長方形折り紙10から作られる。図6(A)は外側面を示し、図6(B)は内側面を示す。実施形態1と同様に縦折り目11,12及び横折り目13,14が設けられている。但し、第2折り部4は第1折り部3よりも幅狭になっている。
図6(A)に示すように第1折り部3の外側面に第1文字構成部が表され、第2折り部4の外側面に第2文字構成部が表されている。第2折り部4の外側面には「寿」の第1画〜第3画となる横三本線の下側位置に、第2文字構成部の一部となる台形状の採色部15が設けられ、図6(B)に示すように、第2折り部4の内側面の上部位置に第2文字構成部の一部となる三角形状の採色部17が設けられている。
次に折り紙10の折り方を説明する。
1 図7(A)に示すように折り紙10を内側面が表になるようにした状態から、図7(B)に示すように、内折り部6を横折り目14が谷折りになるように表側に折る。
2 図7(B)に示すように、内折り部6の第2折り部4側の端に、長辺側から横折り目14の端に至る斜めの谷折り目21を設けてその上側の三角部分を図7(C)に示すように折り返す。
3 図7(C)に示すように、上記谷折り目21に交差して短辺側から横折り目14に至る斜めの谷折り目22を設けて、図7(D)に示すように、採色部15の一部が現れるように上側に折る。
4 図7(E)に示すように、第1折り部3を第1折り目11が谷折りになるように中央側部分に折り重ねる。
5 図7(F)に示すように、第2折り部4を第2折り目12が谷折りになるように中央側に折って第1折り部3に重ねる。
6 図7(F)に示すように、第2折り部4に短辺上部より第2折り目12の下端に至る斜めの谷折り目23を設けて、その右下側部分を図7(G)に示すように折り返し、採色部15,17によって第4画の肉太な「ノ」を形成する。
7 図7(G)に示すように、上側の横折り目13が山折りとなるように、その上側部分を裏側に折って裏折り部5を形成し、図7(H)に示す完成された包み袋1を得る。
メッセージ欄16には、例えば「○○おばあちゃんへ 長寿のお祝い! これからもずっと元気で長生きしてね。 □□より」というようなメッセージを書く。
<実施形態3>
図8(Aは袋表、Bは袋裏)に示すように、本実施形態の包み袋1は、袋表に「祈」の文字が表されたものであり、「お見舞い」に適したものである。なお、図面の符号に関しては、実施形態1と同じ要素には同じ符号を付けて説明を簡略にする。
第1折り部3に「祈」の「斤」及び「ネ」の一部(第1文字構成部)が表され、第2折り部4に「ネ」の残部(第1画及び第2画であり、第2文字構成部である。)が表されている。第2画「フ」は後述する採色部15によって肉太に表されている。
包み袋1は図9に示す1枚の長方形折り紙10から作られる。図9(A)は外側面を示し、図9(B)は内側面を示す。実施形態1と同様に縦折り目11,12及び横折り目13,14が設けられている。縦折り目11,12は折り紙10を横に三等分する位置に設けられている。
図9(A)に示すように第1折り部3の外側面に第1文字構成部が表され、第2折り部4の外側面に第2文字構成部のための採色部15が設けられている。また、図9(B)に示すように、第2折り部4の内側面の上部に「祈」の第1画が表されている。
次に折り紙10の折り方を説明する。
1 図10(A)に示すように折り紙10を内側面が表になるようにした状態から、図10(B)に示すように、内折り部6を横折り目14が谷折りになるように表側に折る。
2 図10(C)に示すように、第1折り部3を第1折り目11が谷折りになるように中央側部分に折り重ねる。
3 図10(C)に示すように、第2折り部4の短辺中間部から第2折り目12と内折り目14との交点に至る斜めの谷折り目25を設けて、その下側の三角部分を図10(D)に示すように表側に折り、採色部15の一部を表に出す。
4 図10(E)に示すように、第2折り部4を第2折り目12が谷折りになるように中央側に折って第1折り部3に重ねる。
5 図10(E)に示すように、第2折り部4に長辺側から谷折り目25に至る縦方向の谷折り目26を設けて、図10(F)に示すように折り返す。
6 図10(F)に示すように、さらに縦方向の谷折り目26の上部から、第2縦折り目12と下側の横折り目14との交点に至る斜めの谷折り目27を設けて、その右下側部分を図10(G)に示すように表側に折って、採色部15により、第2画の肉太な「フ」を形成する。
7 図10(G)に示すように、上側の横折り目13が山折りとなるように、その上側部分を裏側に折って裏折り部5を形成し、図10(H)に示す完成された包み袋1を得る。
メッセージ欄16には、例えば「○○さんへ 一日も早くよくなることを心から祈っています。また一緒に遊びに行こうね。 □□より」というようなメッセージを書く。
なお、線や点で表現する文字構成部分と、採色部で表現する文字構成部分とは同じ色彩(黒及び白を含む)であっても、相異なる色彩であってもよい。
また、以上では、袋表に表す文字として3例を示したが、本発明はこれに限られるものでなく、適宜の文字を採用することができることはもちろんである。また、漢字以外の他の文字ひいては記号を袋表に現すようにしてもよく、さらに、文字数ないしは記号数は問わない。
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る包み袋によれば、折り紙による「折り」によって表現された文字に思いを託し、相手に渡すことができ、受け取った人に、お金では買えない「人の心」が伝わり、袋自体から渡す側の心遣いが感じられ、それと同時に例えば金額の大小ではない気持ちの大きさを感じられるだろう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る包み袋の斜視図。
【図2】(A)は実施形態1の包み袋の表を示す正面図。(B)はその裏を示す背面図。
【図3】(A)は実施形態1の包み袋を得るための折り紙の外側面を示す図。(B)はその内側面を示す図。
【図4】実施形態1の包み袋を得るための折り紙の折り方を示す説明図。
【図5】(A)は実施形態2の包み袋の表を示す正面図。(B)はその裏を示す背面図。
【図6】(A)は実施形態2の包み袋を得るための折り紙の外側面を示す図。(B)はその内側面を示す図。
【図7】実施形態2の包み袋を得るための折り紙の折り方を示す説明図。
【図8】(A)は実施形態3の包み袋の表を示す正面図。(B)はその裏を示す背面図。
【図9】(A)は実施形態3の包み袋を得るための折り紙の外側面を示す図。(B)はその内側面を示す図。
【図10】実施形態3の包み袋を得るための折り紙の折り方を示す説明図。
【符号の説明】
1 包み袋
2 基部
3 第1折り部
4 第2折り部
5 裏折り部
6 内折り部
10 折り紙
11 第1縦折り目
12 第2縦折り目
13,14 横折り目
15,17 採色部
16 メッセージ欄
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
【図4】
図4
【図5】
図5
【図6】
図6
【図7】
図7
【図8】
図8
【図9】
図9
【図10】
図10
試作写真1
試作写真2
発明者からのメッセージ

 お金を包む袋から心を包む袋へ
 1枚の紙を「祈り」によって表現された「文字」に思いを託す、心を包むぽち袋「文字ぼち」あらゆる御祝儀の際、『心を包む』という考え方を持っているでしょうか?ぽち袋は本来、「これっぼっちだけど」と遠慮が混ざった御祝儀の気持ちや、「ありがとう」の感謝がつまったものです。
 結婚式、出産・誕生祝い、お見舞い、お礼、心づけ等、用途に応じて文字を選び、その文字にふさわしいメッセージを書き込みお金と共に心を包み相手に渡す。
 これは学生時代の卒業制作で企画制作したもので、これから改良していき本格的な商品化を考えています。
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