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事務用品
 
【考案の名称】手前開きスタンプ台
【実用新案権者】
【識別番号】504167816
【氏名又は名称】岡本 光裕
【考案者】
【氏名】岡本 光裕
【要約】 (修正有)
【課題】蓋を手前開きとし、蓋の内側をスタンプ・ゴム印の置場とすることを明確にしたスタンプ台を提供する。
【解決手段】インク浸透布部材1の手前に、蝶番(回転可能部材)2を取り付け、前記蝶番2により開閉可能となるようインク浸透布部材1の蓋3を設け、かつ、前記蓋3の表面又は裏面にメーカー名・製造会社名・製品名・商標名・シンボルマーク・広告会社名・絵・写真・文字を印字4又は表記することにより使用方向を明確に示した。
【選択図】図1
選択図
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
インク浸透布部材(1)の手前に、蝶番(回転可能部材)(2)を取り付け、前記蝶番(2)により開閉可能となるようインク浸透布部材(1)の蓋(3)を設け、かつ、前記蓋(3)の表面又は裏面にメーカー名・製造会社名・製品名・商標名・シンボルマーク・広告会社名・絵・写真・文字を印字又は表記することにより使用方向を明確に示した、手前開きを特徴とするスタンプ台。
【請求項2】
前記蓋(3)を開いた状態の内側を、スタンプ・ゴム印の置き場とする請求項1に記載のスタンプ台。
【請求項3】
手前開きであること及び、蓋(3)の内側をスタンプ・ゴム印の置き場とすることを説明書を添付することにより使用方向及び、使用方法を明確にした請求項1又は、請求項2に記載のスタンプ台。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、蓋を手前開きとし、蓋の内側をスタンプ・ゴム印の置き場とすることを明確にしたスタンプ台に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、スタンプ台の蓋は、蓋表面の印字から判断すると向こう側に開くものとして作られおり、手前に開くものとしての製品はなかった。
従来のスタンプ台を180度回転させて使用すれば、機能的には同じ事ではあるが、社名・製品名が反対向きになってしまい違和感があった。
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
それは次のような問題点があった。
(イ)従来品は使用時、手前にインク浸透面・奥に蓋となり、奥に蓋のスペースをとっ た分インク浸透面が手前に近づき、書類や袖口を汚す危険性があった。
蓋を、ゴム印置き場に利用しようとすると、さらにその危険性が増すこととなっ ていた。蓋を開閉する際にも袖口を汚す危険性があった。
(ロ)従来品を180度回転させて使用すれば(イ)の危険性は少なくなりはするが、 蓋に印字された社名・製品名が反対向きとなってしまい違和感があった。
(ハ)従来品の蓋の表記の為に、便利な使い勝手に気づかない人が大勢いた。
本考案は、以上の問題点を解決するために考案されたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
インク浸透布部材(1)の手前に、蝶番(回転可能部材)(2)を取り付け、前記蝶番(2)により開閉可能となるよう蓋(3)を設け、かつ、前記蓋(3)の表面又は裏面にメーカー名・製造会社名・製品名・商標名・シンボルマーク・広告会社名・絵・写真・文字等を印字又は表記することにより使用方向を明確に示した、手前開きを特徴とし、前記蓋(3)を開いた状態の内側を、スタンプ・ゴム印の置き場とするスタンプ台である。
手前開きであること及び、前記蓋(3)の内側をスタンプ・ゴム印の置き場とすることを説明書を添付することにより使用方向及び、使用方法を明確にしたスタンプ台である。
【考案の効果】
【0005】
スタンプ台の蓋が手前に開くことにより、その蓋の内側を、スタンプ・ゴム印の置き場として安全に利用でき、効率よく仕事ができると共に、机の上の限られたスペースを有効利用でき、インク浸透面を遠ざけることにより、蓋の開閉時に袖口を汚したり、大切な書類を守るうえでも一役かって、失敗を減少させることができ、なにより、多くの人に便利な使用法を伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本考案の斜視図
【図2】本考案の使用時の斜視図
【図3】本考案の使用例の斜視図
【考案を実施するための形態】
【0007】
以下、本考案の実施の形態について説明する。
(イ)インク浸透布部材(1)の手前に、蝶番(回転可能部材)(2)を取り付け、前 記蝶番(2)により開閉可能となるよう蓋(3)を設ける。
(ロ)前記蓋(3)の表面や裏面に社名・製品名等を印字(4)・表記することにより 使用方向を明確に示す。
本考案は以上のような構造でこれを使用するときは、前記蓋(3)の表面の表記より向きを判断し、前記蓋(3)を手前に開き、ゴム印をインク浸透布部(1)に押し当てて押印する。開いた前記蓋(3)の内側をゴム印休め(置き場)として使用することもできる。使用後は、前記蓋(3)を閉めて、インク浸透布部(1)を保護しておく。
【実施例1】
【0008】
図1に示すように、蓋(3)の表面の印字(1)により使用方向が確認できる。
図2・3に示すように、蓋(3)を開いた時には、蓋(3)の内側がゴム印の置き場として使用することができる。
また、蓋(3)の印字(4)は、メーカー名・製造会社名・製品名・商標名・シンボルマーク・広告会社名等で、スタンプ台を使用する方向が解るように手前開きとなるように表記できれば、絵でも写真でもよいし、手前開きであることの説明書を添付すれば、印字又は表記もなくてもよい。
【符号の説明】
【0009】
1 インク浸透布部材
2 蝶番(回転可能部材)
3 蓋
4 印字(文字・マーク・絵・写真で方向性が判断できるもの)
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
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