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【発明の名称】寝床用読書装置 【出願人】 【識別番号】503258476 【氏名又は名称】杉元 隆司 【住所又は居所】兵庫県神戸市北区筑紫が丘8丁目1番地の5 【発明者】 【氏名】杉元 隆司 【住所又は居所】兵庫県神戸市北区筑紫が丘8丁目1番地の5 【要約】 【課題】 書物を支える部位を簡便化させると共に、手摺りのあるベットのみならずあらゆる寝床で読書が可能なような構造とする。 【解決手段】 書物を支える部位を透明板に変え、開いたページを透明板の上に置けるようにする。また、脚部は装置全体をコの字型とし、上下を支柱で繋ぎ、上部に透明板を付け、下部に脚部を付け、その脚部を寝床の下に挿入するだけで装置の固定化が計れるようにする。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 寝た状態で読書が出来る装置であって、書物を宙で支え固定する部分を透明板としたことを特徴とする読書装置。 【請求項2】 寝た状態で読書が出来る装置であって、同装置の脚部を敷布の下に差し込むことで、書物を含む重量に依る装置の転倒を防止することを特徴とした、書物を宙に支え固定する読書装置。 【発明の詳細な説明】 【技術分野】 本発明は、就寝状態で書物を読む際に、手で書物を掲げること無く書物を中に浮かせて読むことが出来る装置に属する。 【背景技術】 従来の寝床用読書装置では、ページを捲る際に各ページをクリップ等に依り開いたページを押さえる方法であるのと、ベット等の手摺り部分に装置の脚部を固定のうえ書物を宙に浮かせる方法に依る装置である。 寝床用読書装置は、読書をする者の負担を軽減させるのが目的であり、より簡便にページが捲れ、且つ、ベットのみに限らず畳の上等あらゆる寝床で本来活用されるものである。 【特許文献1】 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 従来の装置では、ページを捲り固定するのに各ページをクリップ等の固定具で押さえて止める方法であるが、各ページを固定するのに手間がかかるのと重たい書物はページの固定に困難なところがあった。また、ベットの手摺り等が装置の固定に必要とされていた。 このため、現在市販されている装置では、読者側から不評の声が上がっており、利用者も限られているのが現状である。 本発明は、上述のページの固定方法の簡便化を計ることと、あらゆる寝床で使用出来る装置を考案することにある。 【課題を解決するための手段】 本発明は、ページの固定方法を、従前のクリップ方式から透明板に変え、透明板の上に開いたページを載せるだけの方法にすることと、書物の宙に浮かせる方法を、装置全体の構造をコの字型とし、上方を透明板とし下方を装置の脚部として敷布の下へ挿入することにより装置そのものの転倒を防ぐ方法とする。 【発明の効果】 以上の説明から、本発明は、透明板の上に開いたページを唯単に載せていくだけのものとすることで、以前のようにいちいちクリップで止める手間を省くことが出来、また、装置全体をコの字型とし脚部を寝床の下に挿入するだけで装置の固定化が計れるため、ベットの手摺り等への固定の必要も無く、取り外しが簡単となる等、読者の負担を軽減させることが可能となる。また、あらゆる寝床での使用が可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。 図1〜図4は本発明の第1の実施の形態に係り、図1はその外観全体斜視図、図2は透明板部斜視図、図3は装置の脚部斜視図、図4は透明板と固定柱との接続部を含む透明板固定部斜視図である。 図1、図2に示すように、書物が透明板11から滑り落ちないように透明板11の下方をL字型12とし、また透明板11の左右端のどちらかに固定柱14との接続部13を設ける。 図2、図3が示すように接続部13は透明板11の角度15、上下方向16、水平方向17に可動するようにすると共に、高さ調整18が可能な構造とする。 図1が示すように、水平方向に脚部19を張り出し、その1隅に固定柱14を垂直に固定した構造とする。 試作品例では、透明板は、30cmX34cmX0.3cmの強化ガラスでL字部分はL字アルミ鋼を使用、固定柱は、直径2.3cmX長さ:70cm、脚部は、巾2.5cmX長さ64cmX厚み0.3cmの平鋼材に依る一辺64cm四方の正方形となっている。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る寝床用読書装置の外観全体斜視図である。 【図2】図1の透明板部斜視図である。 【図3】図1の透明板と固定柱との接続部を含む透明板固定部の側面から見た断面図である。 【符号の説明】 11 透明板 12 L字部 13 接続部 14 固定柱 15 透明板の角度調整部 16 透明板の上下方向調整部 17 透明板の水平方向調整部 18 透明板の高さ調整リング 19 脚部 20 照明灯 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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