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【考案の名称】仮設パイプ製デスクボックス 【実用新案権者】 【識別番号】712005229 【氏名又は名称】中 正勝 【住所又は居所】兵庫県神戸市灘区八幡町2丁目4番19−226号 【考案者】 【氏名】中 正勝 【住所又は居所】兵庫県神戸市灘区八幡町2丁目4番19−226号 【要約】 (修正有) 【課題】仮設に何処にでも設置のできるデスクボックスで、長尺パイプを簾状に連ねたプレートの構成で、収納、組立てが簡易な仮設パイプ製デスクボックスを提供する。 【解決手段】シート面に合成樹脂性素材のパイプ1、2を簾状に連ねて貼り合わせたプレート連結での構成で、肉厚パイプを随所に用いてボックスとしての安定性や、硬度を確保する。デスクプレート5、ライトプレート4、椅子用ベルト11を付属した取り扱いが簡易な、ボックス形式のデスクである。 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 長尺の合成樹脂性素材を用いたパイプを、シート面に簾状に連ねて貼り合わせたプレート連結での構成で収納、組立ての簡易さを特徴とする、仮設パイプ製デスクボックス。 【請求項2】 請求項1に記載された仮設パイプ製デスクボックスであって、パイプの数箇所に、肉厚なパイプを配した構成によりボックスの安定性や、デスクプレートとしての硬度も確保できることを特徴とする、仮設パイプ製デスクボックス。 【請求項3】 請求項1に記載された仮設パイプ製デスクボックスであって、パイプ一部の管内に、電気コードを配しコンセントタップを付帯していることを特徴とする、仮設パイプ製デスクボックス。 【請求項4】 請求項1に記載された仮設パイプ製デスクボックスであって、それに付属する椅子用ベルトのパーツは、パイプ上部数箇所を切り込み、内側に巻き込む加工により、柔軟で弾力性を持つ座面部を成し、椅子としての応用も果たす特徴を持つ、仮設パイプ製デスクボックス。 【考案の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 この考案は、長尺の樹脂性パイプをシート面に簾状に貼り合わせたプレートで、デスクプレートとライトプレート、付属の椅子用ベルトを連結構成した、収納、組立てが簡易な仮設パイプ製デスクボックスに関するものである。 【背景技術】 【0002】 一般家庭における机の配備は、主には子供部屋などで、代用にはリビングテーブルや、折りたたみ式テーブル等の活用となる。しかしこれらの場合、周辺の視界がオープンのためデスクワークでの集中力に散漫さが生じる。どんな場所でも設置でき、周りの視界遮断のできるボックス形式のデスクなる商品が、現市場には見当たらない。 【考案の概要】 【考案が解決しようとする課題】 【0003】 リビング等の利用において、周辺視界を少し遮断する形での空間確保を可能とする、収納、組立てが簡易なボックス形式のデスクを目的とした。 【課題を解決するための手段】 【0004】 ベースシート(本体プレート)に、半円形状のデスクプレート、ライトプレートのパーツを取付け、付属品の椅子用ベルトも本体下部と連結をする。設置の際、本体を半円状に直立させ、デスクプレートの突起部を本体ホールに差し込んで固定。椅子用ベルトは内側に円筒状に巻き込み椅子としての形成を成す。この構成により周辺視界を遮断した空間確保可能な、ボックス形式のデスクとなる。 【考案の効果】 【0005】 このような各パーツの展開で、どんな場所でも周辺視界を遮断するデスクボックスを可能とし、比較的軽量で収納、組立てが簡易なので多用な使途が考えられる。 【図面の簡単な説明】 【0006】 【図1】本考案の仮設パイプ製デスクボックスの立面図と付属品及び部分図である。 【図2】本仮設パイプ製デスクボックスの実施斜視図と部分説明図である。 【考案を実施するための形態】 【0007】 本考案は[図1]で示すようなベースシート3に、長尺の合成樹脂性パイプ1、2を簾状に連ねて貼り合わせ本体プレートを形成。デスクプレート5は半円形状で3と同仕様であるが、部分的に8を配している。3、5の数箇所は肉厚な2により、ボックスの安定性や、5のプレート硬度も確保する。ライトプレート4も3仕様であるが[図2]に示すように、細管14内部には13、15が配され、本体の一部管内を通るコードで7を中継する回路を以って10との接続を成す。4、5は6で本体との連結を成すが、6はプレートの動きを回転可能とする両端球体からなる接続具である。3、4、5は平版であるが自在性を持つので収納、組立てが簡易な連結構成を成している。付属の椅子用ベルト11も3仕様で、1の上部は鋸刃波状カッティングをし、内側に巻き込むクッション加工をしていることで座面の柔らかさと弾力性を持つ。末端パイプには切り込み口を設け、本体パイプに被せて装着を成す。[図2]のように収納の固定ベルトとし、仮設時は円筒状に巻き込み12で止め、椅子として役務を成すパーツとなる。 【実施例1】 【0008】 リビング等の利用において、周辺視界の遮断や、直接音に対する減音効果も生じ、集中力が高められるデスクワークが望める空間確保を可能とする。収納は巻き込んで円筒状の保管とするので、簡易である。 【実施例2】 【0009】 勉強用机としてでなく、メイク用デスクとしてや、脱衣時での利用など、多少の目隠しが果せるので臨時の多用途活用ができる。 【実施例3】 【0010】 椅子部はデスクボックス本体に装着を成しているが、取り外しが自在なので、単体としても利用ができる。 【符号の説明】 【0011】 1 パイプ(A) 2 パイプ(B) 3 ベースシート(本体プレート) 4 ライトプレート 5 デスクプレート 6 接続ピン 7 コンセントタップ 8 固定用ポール 9 ポール用ホール 10 電源コード 11 椅子用ベルト 12 止めピン 13 LEDランプ 14 パイプ(C) 15 スイッチ釦 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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