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【発明の名称】上下二段以上区分けブックカバー 【出願人】 【識別番号】306013599 【氏名又は名称】有限会社J.C.S 【住所又は居所】愛媛県松山市道後多幸町5番27号 【発明者】 【氏名】渡部 成治 【住所又は居所】愛媛県松山市北斎院町748番地5 【要約】 【課題】 現行のブックカバーでは、関連したそれぞれ複数の本に個別にカバーを掛けるため、関連した内容の本であっても、それぞれ個別に開いた状態で見比べる必要があり、複数以上の関連本を見比べる場合、扱い辛いという課題があった。 【解決手段】 本発明は、一体でありながら上下二段以上に並んだブックカバーに、それぞれ製本した本を固定することにより、上下の二段以上の本の対比が容易になり、関連したページを開いている場合、同時に見やすくなる。また上部の本部分を二段目以降の本部分に折りたたむことにより、移動に際し本を畳んで持ち運んだ場合であっても、持ち運び後に、関連ページ同士を非常に簡単に開くことが出来る、栞としての役目もはたすことが可能である。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 上下二段以上区分けブックカバー 【発明の詳細な説明】 【技術分野】 本発明は、折りたたみが出来る上限二段に区分けしているブックカバーに関する。 【背景技術】 従来のブックカバーは、ほとんどが本1冊を単独でカバーするものであるため、利用に際し不便を感じる場合があった。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 従来のブックカバーの装着では、それぞれ関連した本であっても、それぞれの本を別々に広げて見比べるという作業が普通であり、本の数に応じては場所を取り、見辛いという難点が有った。 本発明は、これら従来のブックカバーでは解決できなかったそれらの問題点を解決しようというものであり、二つ以上の本を同時に見比べる必要がある場合に、見やすさと扱いやすさを兼ね備え、本自体の取り扱いをも、向上させることを目的とするものである。 【課題を解決するための手段】 解決手段として、ブックカバーの本挿入口を上下2列以上に作り付けることで、それぞれに、同じサイズの本を挿入することが可能であり、上部本部分とその他下部本部分を折り畳んだ場合には、図1のように、簡単に衣服のポケット等にも収納が可能になるサイズにすることが出来る。 図2の記号110部分の上部本部分に厚みの薄い地図等の情報本等を挿入し、図2の記号120であるその他の下部本部分の関連情報内容との相互の情報の比較が容易に行え、また下部本部分の目的のページの間に挟み込む「しおり」としても使用することが出来るので、持ち運びサイズとしての小ささを確保出来、片手で目的の情報ページを開いて見ることも容易であり、使い勝手がよくなるようにした。 【発明の効果】 以上の通り、本発明は特許請求の範囲に記載の通り、上下二段以上区分けブックカバーであるので、例えばブックカバー内に二段以上セット後、上部セット本の内容と下部本部分の情報内容とを、それぞれ対比させて見ることが容易であるとともに、持ち運び時には上部本部分を二段目以下の本部分任意ページ内に、折りたたみ収納することにより、コンパクトなサイズとなる。 【図面の簡単な説明】 【図1】上下二段以上区分けブックカバーを示す図 【図2】上下二段以上区分けブックカバーに本を装着した状態を示す図 【図3】本を装着した状態の上下二段以上区分けブックカバーの上部部分を折り返して下部部分の間に収納しようとする図 【符号の説明】 110 図2上部本部分 120 図2下部本部分 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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