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【考案の名称】自転車のブレーキライト及びフロントライトの点滅装置 【実用新案権者】 【識別番号】512118613 【氏名又は名称】原田 隆嗣 【住所又は居所】北海道札幌市東区中沼西4条1丁目1番7号 【考案者】 【氏名】原田 隆嗣 【住所又は居所】北海道札幌市東区中沼西4条1丁目1番7号 【要約】 (修正有) 【課題】昼夜を問わず自分の存在を周囲の人に知らせる、自転車のブレーキライト及びフロントライト点滅装置を提供する。 【解決手段】自転車の走行中に後輪ブレーキレバー1を握ることにより、リミットスイッチ6がスプリング8を介して作動し、ブレーキライトが点灯する。この時ブレーキライトが点滅しているかの確認表示灯10も点灯する。夜間等にマイクロスイッチ7を手動で作動させることにより、フロントライトとブレーキライトのLEDランプの一部が常時点灯する。この時、ブレーキを掛けると、ブレーキライトの残りのLEDランプも加わり、全てが点灯する。これ等の電源には乾電池を使用しているため昼、夜、走行、停止に関係なく操作が出来る装置である。 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 自転車のハンドルに取り付けるスイッチボックスの中にあるリミットスイッチのレバーに一端が固定され他端が後輪のブレーキレバーに固定されるスプリングを備え、該ブレーキレバーの操作により、ハンドルポストに設ける電源ボックス内に収納する乾電池に接続する前記リミットスイッチの開閉により作動する複数のブレーキライトと、前記乾電池に接続する手動用マイクロスイッチの開閉により作動するフロントライト及び前記ブレーキライトの一部が作動するように構成するスイッチボックス内の回路によりLEDランプが点灯する自転車のブレーキライト及びフロントライトの点滅装置。 【考案の詳細な説明】 【技術分野】 本考案は自転車のブレーキライト及びフロントライトの点滅装置に関する。 【背景技術】 近年の自転車用警報装置として次のような提案がされている。 尾灯へ電気を供給する手段としてブレーキワイヤーを介して揺動部材が揺動し、ブレーキ作動検知スイッチを作動させている。 このブレーキ作動スイッチの取り付け位置が自転車の後輪ブレーキドラムのそばに取り付けてあるものが知られている。 【先行技術文献】 【特許文献】 【特許文献1】 特開第2011−37311号公報 【考案の概要】 【考案の解決しようとする課題】 前記、背景技術にしめした公知の点滅装置では、雨水、泥水を非常に被りやすい欠点があり、故障率が高い問題を含んでいる。したがって、この問題を解決する点滅装置を提供することが課題である。 【課題を解決するための手段】 自転車のハンドルに取り付けるスイッチボックスの中にある、リミットスイッチのレバーに一端が固定され、他端が後輪のブレーキレバーに固定されるスプリングを備え、該ブレーキレバーの操作により、ハンドルポストに設ける電源ボックス内に収納する乾電池に接続する。 前記リミットスイッチの開閉により作動する複数のブレーキライトと、前記乾電池に接続する手動用マイクロスイッチの開閉により作動するフロントライト及び前記ブレーキライトの一部が作動するように構成するスイッチボックス内の回路によりLEDランプが点灯する自転車のブレーキライト及びフロントライトの点滅装置として課題を解決している。 【考案の効果】 本考案の自転車ブレーキライト及びフロントライト装置は、構造が簡単で費用も安く既存の自転車にも容易に取り付けられる。 又、雨水、泥水等の影響も受けにくいため故障率が非常に低い。 【実施例】 以下添付図面に従って本考案の実施形態について説明する。 図1は自転車全体の側面図でありハンドル21にスイッチボックス2を、ハンドルポスト20に電源ボックス3を取り付ける後輪泥よけカバー22にブレーキライト5と5’を付け、前輪フレーム23にフロントライト4を取り付けてある。 尚、各部に電気を供給するためにケーブル11で配線をしている。 図2はハンドル21にスイッチボックス2を、ハンドルポスト20に電源ボックス3を取り付付けた部分と、後輪ブレーキレバー1の拡大図である。 スイッチボックス2の中にあるリミットスイッチ6のレバー6’に、スプリング8の一端を固定し、反対側の一端をブレーキレバー1の根元部分9の位置に固定する。 これによりブレーキレバー1を握ることによりブレーキライト5及び5’が点灯する。 夜等にスイッチボックス2の中にあるマイクロスイッチ7を手動で作動させる事によりフロントライト4及びブレーキライト5’が点灯する。 これは自転車の走行、停止に拘らず常時点灯している。 前記マイクロスイッチ7の作動中にブレーキを掛けると、ブレーキライト5も点灯する。 又、電源ボックス3に付けてある表示ランプ10はブレーキライトの点滅を確認する表示灯である。 そこで電源ボックス3からスイッチボックス2へ、フロントライト4へ、ブレーキライト5及び5’へと配線ケーブル11で各部分へ電気を供給する。 尚、スプリング8は太さ0.4mm、直径6.0mm、巻数40回前後が望ましい。 又、スプリングの一部8’の部分を0.8mmのピアノ線にする、これ等が本考案の特徴である。 図3は後輪泥よけカバー22に取り付けたブレーキライト5及び5’で、LEDランプ12〜18の7個を備えている。 マイクロスイッチ7を手動で作動させたときLEDランプ5’の13、15、17の3個が点灯する、このマイクロスイッチ作動中ブレーキレバー1を握るとLEDランプ5の12、14、16、18の4個も点灯しLEDランプ12〜18全ての7個が点灯する。 図4は本考案の電気配線系統図で、リミットスイッチ6を入れる事によりブレーキライト5及び5’が点灯する。 マイクロスイッチ7を入れるとフロントライト4とブレーキライト5’が点灯する。 又、ブレーキライト5及び5’の点滅を確認するための表示灯10で、この装置の電源は乾電池19を備え、これ等全てで構成されている。 【図面の簡単な説明】 【図1】 本考案の実施形態である自転車ブレーキライト及びフロントライト装置を施す自転車の側面図である。 【図2】 図1のハンドル部分に施すスイッチボックスと電源ボックス及び後輪ブレーキレバーの配置と拡大図である。 【図3】 ブレーキライトLEDランプの個数と配置図で、この形態は一例である。 【図4】 本考案の制御装置の電気回路図である。 【符号の説明】 1 ‥‥‥‥後輪ブレーキ 2 ‥‥‥‥スイッチボックス 3 ‥‥‥‥電源ボックス 4 ‥‥‥‥フロントライト 5 ‥‥‥‥ブレーキライト 5’‥‥‥‥ブレーキライト 6 ‥‥‥‥リミットスイッチ 6’‥‥‥‥リミットスイッチレバー(スプリングの一端を固定している部分) 7 ‥‥‥‥マイクロスイッチ 8 ‥‥‥‥スプリング 8’‥‥‥‥ピアノ線 9 ‥‥‥‥スプリングの一端をブレーキレバーに固定している部分 10 ‥‥‥‥ブレーキライトの点滅を確認する表示灯 11 ‥‥‥‥電気配線ケーブル(0.8mm 4芯) 12〜18‥‥ブレーキライトLEDの個数と配置 19 ‥‥‥‥電源である乾電池 20 ‥‥‥‥ハンドルポスト 21 ‥‥‥‥ハンドル 22 ‥‥‥‥後輪泥よけカバー 23 ‥‥‥‥前輪フレーム |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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【図4】 |
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