閉じる
運輸
 
【考案の名称】ステップ板昇降装置
【実用新案権者】
【識別番号】516286936
【氏名又は名称】村橋 重信
【住所又は居所】岐阜県山県市高富255−1
【代理人】
【識別番号】100144048
【弁理士】
【氏名又は名称】坂本 智弘
【代理人】
【識別番号】100125092
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 玲太郎
【考案者】
【氏名】村橋 重信
【住所又は居所】岐阜県山県市高富255−1
【要約】 (修正有)
【課題】ステップ板を昇降させることにより車両への乗り降りを楽にしたステップ板昇降装置を提供する。
【解決手段】車両1のキャブ側面のドア2の下部に設置されたステップ板昇降装置100は、車両1の搭乗者が乗載可能なステップ板50と、ステップ板50を昇降方向Vにガイドすることができるように車両1の車体側に設置されたガイド機構40と、ステップ板50を昇降方向Vに昇降させる昇降機構を含む。昇降機構は、ステップ板50に昇降力を付与する油圧式回転駆動装置と油圧式回転駆動装置を作動させる油圧電動ポンプとを有する。
【選択図】図1
選択図
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
車両のキャブ側面のドアの下部に設置されたステップ板昇降装置であって、
前記車両の搭乗者が乗載可能なステップ板と、
前記ステップ板を昇降方向にガイドすることができるように前記車両の車体側に設置されたガイド機構と、
前記ステップ板を前記昇降方向に昇降させる昇降機構とを含み、
前記昇降機構は、前記ステップ板に昇降力を付与する油圧式回転駆動装置と前記油圧式回転駆動装置を作動させる油圧電動ポンプとを有する、ステップ板昇降装置。
【請求項2】
前記昇降機構は、さらに、前記ステップ板に設置された動滑車と、一端が前記車両に固定され、他端が前記動滑車を介して前記油圧式回転駆動装置のワイヤー巻き取りホイルに巻き取られるワイヤーとを有する、請求項1に記載のステップ板昇降装置。
【請求項3】
前記ガイド機構は、前記昇降方向に伸びるレールと前記レールに沿って摺動するレール摺動部とを含み、
前記ステップ板は前記車両のステップスペース内において昇降可能に前記レール摺動部に形成され、前記レールは前記車両のうち前記ステップスペース以外に設置された、請求項1又は2に記載のステップ板昇降装置。
【請求項4】
さらに、前記ステップ板が前記ガイド機構における昇降範囲の最上位置に位置していることを検知する最上位置検知センサーと、
前記車両のドアが開かないようにするドアロック機構とを含み、
前記ドアロック機構は、前記最上位置検知センサーの検知に基づいて、前記ドアの開操作を無効にする、請求項1から3のいずれかに記載のステップ板昇降装置。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、ステップ板昇降装置に関する。
【背景技術】
【0002】
大型トラックなどの車両において、高い位置にある運転席などへの乗り降りのため、車両のキャブ側面のドアの下部のステップスペースにステップ板が取付けられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
ステップ板は、運転席の高さによっては、所定の間隔をもって上下方向に2段又は3段のステップ板が配設される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開昭63−201849号公報
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、大型トラックの運転席は、例えば、地上高が約1.3mの位置にあり、このようなステップ板があっても、乗り降りにはかなりの労力を必要とする課題があった。
【0006】
本考案は、ステップ板を昇降させることにより車両への乗り降りを楽にしたステップ板昇降装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、ステップ板昇降装置は、車両のキャブ側面のドアの下部に設置されたステップ板昇降装置であって、前記車両の搭乗者が乗載可能なステップ板と、前記ステップ板を昇降方向にガイドすることができるように前記車両の車体側に設置されたガイド機構と、前記ステップ板を前記昇降方向に昇降させる昇降機構とを含む。前記昇降機構は、前記ステップ板に昇降力を付与する油圧式回転駆動装置と前記油圧式回転駆動装置を作動させる油圧電動ポンプとを有する。
【0008】
前記昇降機構は、さらに、前記ステップ板に設置された動滑車と、一端が前記車両に固定され、他端が前記動滑車を介して前記油圧式回転駆動装置のワイヤー巻き取りホイルに巻き取られるワイヤーとを有することが好ましい。
【0009】
前記ガイド機構は、前記昇降方向に伸びるレールと前記レールに沿って摺動するレール摺動部とを含み、前記ステップ板は前記車両のステップスペース内において昇降可能に前記レール摺動部に形成され、前記レールは前記車両のうち前記ステップスペース以外に設置されていることが好ましい。
【0010】
ステップ板昇降装置は、さらに、前記ステップ板が前記ガイド機構における昇降範囲の最上位置に位置していることを検知する最上位置検知センサーと、前記車両のドアが開かないようにするドアロック機構とを含み、前記ドアロック機構は、前記最上位置検知センサーの検知に基づいて、前記ドアの開操作を無効にすることが好ましい。
【考案の効果】
【0011】
本考案によれば、ステップ板は、油圧式回転駆動装置の昇降力によって、昇降方向に沿って昇降する。このため、油圧式回転駆動装置は、昇降に必要な昇降ストロークにわたって、搭乗者を乗載したステップ板に十分な昇降力を付与することができる。
【0012】
さらに、油圧電動ポンプは、車両に搭載されたバッテリーで作動させることができるので、車両のエンジンを停止させた状態でもステップ板を昇降させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本考案に係るステップ板昇降装置を備えた車両の側面図である。
【図2】図1に示したステップ板昇降装置の模式図である。
【図3】図1に示したステップ板昇降装置のステップ板の模式図である。
【図4】図1に示したステップ板昇降装置の昇降機構を説明するための模式斜視図である。
【図5】図1に示したステップ板昇降装置の回路図である。
【考案を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照して本考案を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。
【0015】
(実施形態)
図1は、本考案に係るステップ板昇降装置を備えた車両の側面図である。図2は、図1に示したステップ板昇降装置の模式図である。図3は、図1に示したステップ板昇降装置のステップ板の模式図である。図4は、図1に示したステップ板昇降装置の昇降機構を説明するための模式斜視図である。図5は、図1に示したステップ板昇降装置の回路図である。
【0016】
(車両)
図1に示すように、車両1には、キャブの側面のドア2と、ドア2の下部に形成されたステップスペース4、ドア2の下部に形成されたステップ板昇降装置100とを備える。
【0017】
車両1の、ドア2が開閉する部分に、ピンが固定されており、ドア2にはドア2が開かないように、ピンを掴むピン掴み機構が設けられている。
【0018】
搭乗者がドア2のドアノブ3を引く開操作をすると、ピン掴み機構がピンを放するので、ドア2を開けることができるが、車両1のドア2のロック(ドアに鍵を掛けること)がされていると、開操作をしても、ピン掴み機構がピンを放しないので、ドア2を開くことができない。
【0019】
ステップスペース4は、昇降方向Vに伸び、車両1の外側に開口している凹部の空間である。
【0020】
(ステップ板昇降装置)
以下、ステップ板昇降装置100の各構成を詳細に説明する。
ステップ板昇降装置100は、車両1の搭乗者が乗載可能なステップ板50と、ステップ板50を昇降方向Vにガイドすることができるように車両1の車体側に設置されたガイド機構40と、ステップ板50を昇降方向Vに昇降させる昇降機構20(図4参照)とを含む。
図5に示すように、ステップ板昇降装置100は、さらに、ステップ板50がガイド機構40における昇降範囲の最上位置Bに位置していることを検知する最上位置検知センサー60と、昇降範囲の最下位置Aに位置していることを検知する最下位置検知センサー61と、車両1のドアの開操作をロック状態にするドアロック機構70を含む。
【0021】
(ステップ板)
図2に示すように、ステップ板50は、ステップスペース4内において、昇降可能に配置されており、搭乗者のつま先部分を掛けるステップ部51と、ステップ板50の昇降のための部品が取り付けられる取付部52とを有する。
【0022】
ステップ部51は、表面が略矩形の板状をしており、また、掛けられた搭乗者が履いている靴先が滑らないように、ステップ部51の表面に滑り止め加工が施されている。靴先がステップ部51に乗せやすいように、ステップ部51は、車両1の内側及び外側を長手側端部とし、車両1の前後側を短手側端部としている。
【0023】
図3に示すように、取付部52は、対向する2つの長手側端部のうち、車両1の内側の長手端部から昇降方向Vにおける昇方向側に延在している。
【0024】
(ガイド機構)
図2に示すように、ガイド機構40は、昇降方向Vに伸びる3つのレール41と、3つの最上位置ストッパー42と、3つの最下位置ストッパー43と、3つのレール摺動部44とを有する。
【0025】
以下、ガイド機構40の各構成を詳細に説明する。
3つのレール41は、いずれも、搭乗者が搭乗する際に視認できないように、ステップスペース4の外となる、車両1のフレームFの所定位置に取り付けられている。また、3つのレール41は、互いに平行になるよう、車両1のフレームFの所定位置に取り付けられている。
【0026】
3つのレール摺動部44は、それぞれ、3つのレール41の伸びる方向に摺動可能に取り付けられている。
【0027】
レール摺動部44は、レール41に対して、レール41の伸びる方向(車両1のフレームFに取り付けられたレールでは、昇降方向V)に移動するが、それ以外の方向には、レール41とレール摺動部44との間の隙間程度しか移動しない。
【0028】
レール41は、例えば、開口が狭く長い溝部を有するCチャンネルのような押出成形部材である。レール摺動部44は、例えば、レール41の開口の幅より小さい直径の軸部と、軸部の先端に形成された開口より大きい直径の球体とを有し、球体が、開口から外れないで溝部を移動する、カーテンランナーのような摺動部材である。この場合、レール摺動部44は、レール41に対して傾いたり、軸部を中心に回転したりする。
【0029】
なお、ガイド機構40としては、例えば、リニアレールとリニアブロックとを有するリニアガイドであってもよい。
【0030】
3つのレール摺動部44は、ステップ板50が、略平行状態を保ちつつ、昇降方向Vに昇降するよう、ステップ板50に取り付けられている。
【0031】
具体的には、3つのレール摺動部44のうち、1つのレール摺動部44は取付部52に取り付けられており、2つのレール摺動部44はステップ部51の端手側両端に取り付けられている。
【0032】
これにより、3つのレール摺動部44が、それぞれ、3つのレール41を同時に摺動することにより、ステップ板50は、ステップ板50の表面が所定の方向に向いている状態を維持しながら、昇降方向Vに平行移動する。
【0033】
取り付けられたステップ板50の表面の法線は、搭乗者が履いている靴先をステップ板50に乗せやすいように、かつ、乗せた状態で昇降しても安定して、ステップ板50に乗っていられやすいように、例えば、昇降方向V又は昇降方向Vから僅かに傾いた方向に向いていることが好ましい。
【0034】
最上位置ストッパー42は、ステップ板50が最上位置Bより上昇しないよう、レール摺動部44の上昇を物理的に阻止するストッパーであり、例えば、レール41の溝部に形成された突起である。
【0035】
最下位置ストッパー43は、ステップ板50が最下位置Aより下降しないよう、レール摺動部44の下降を物理的に阻止するストッパーであり、例えば、レール41の溝部に形成された突起である。
【0036】
なお、レール41及びレール摺動部44のそれぞれの数は3つとして説明したが、搭乗者が搭乗した状態において、昇降方向Vに、水平状態を保ちつつ、昇降することができれば、レール41及びレール摺動部44のそれぞれの数は特に限定されず、1つでもよいし、複数であってもよい。
【0037】
(昇降機構)
図4に示すように、昇降機構20は、ステップ板50に昇降力を付与する油圧式回転駆動装置OMと油圧式回転駆動装置OMを作動させる油圧電動ポンプとを有する。油圧式回転駆動装置OMは、油圧式回転駆動モータと、油圧式回転駆動モータの出力軸に相対的に回転不能に取り付けられたワイヤー巻き取りホイルHを有する。油圧電動ポンプは、電動モータEMと、電動モータEMの出力によって作動する油圧ポンプOPとを備える。電動モータEMは、車両1に搭載されているバッテリー(図示せず)に電源配線Kで電気的に接続している。
【0038】
昇降機構20は、さらに、搭乗者がステップ板50を上昇又は下降させるための操作ボタンを有する昇降操作スイッチ80と、ステップ板50に設置された動滑車D1と、油圧式回転駆動装置OMに巻き取られるワイヤー30とを有する。
【0039】
以下、昇降機構20の各構成を詳細に説明する。
図2に示すように、動滑車D1は、回転するホイルとホイルを回転可能に支持する軸部とを有する。動滑車D1は、取付部52に取り付けられている。
【0040】
図3に示すように、本実施形態では、取付部52に取り付けられる1つのレール摺動部44の軸部は、動滑車D1の軸部と共通にしているがこれに限定されず、取付部52に取り付けられる1つのレール摺動部44の軸部は、動滑車D1の軸部とは別体とし、取付部52に直接取り付けられてもよい。
【0041】
図2に示すように、ワイヤー30は、一端が車両1のフレームFに形成された固定部31に固定され、他端が動滑車D1を介して図4に示す油圧式回転駆動装置OMのワイヤー巻き取りホイルHに巻き取られている。本実施形態では、動滑車D1とワイヤー巻き取りホイルHとの間のワイヤー30は、車両1のフレームFに設けられた定滑車D2に架けられている。
【0042】
図2に示すように、固定部31から伸びるワイヤー30は、昇降方向Vにおける降方向に伸びて、動滑車D1に架けられ、昇降方向Vにおける昇方向に転向させられ、定滑車D2に架けられている。このため、滑車の原理により、動滑車D1の昇降方向Vにおける昇方向への引っ張り上げ力は、ワイヤー30の牽引力の約2倍になる。
【0043】
図4に示すように、油圧ポンプOPと油圧式回転駆動装置OMの油圧式回転駆動モータとの間は、油圧ポンプOPから出力した油が油圧ホースhを介して油圧式回転駆動モータを作動させて再び油圧ポンプOPに戻ってくるよう、油圧ホースhで油密的に接続している。このため、電動モータEMが作動すると、ワイヤー巻き取りホイルHが回転し、ひいては、ステップ板50が油圧式回転駆動装置OMの昇降力によって、昇降方向Vに沿って昇降する。このため、油圧式回転駆動装置OMは、昇降に必要な昇降ストロークにわたって、搭乗者を乗載したステップ板50に十分な昇降力を付与することができる。
【0044】
(最上位置検知センサー及び最下位置検知センサー)
図2に示すように、最上位置検知センサー60は、ステップ板50がガイド機構40における昇降範囲の最上位置Bに位置していることを検知するセンサーである。最下位置検知センサー61は、ステップ板50がガイド機構40における昇降範囲の最下位置Aに位置していることを検知するセンサーである。
【0045】
(ドアロック機構)
図5に示すように、ドアロック機構70は、最上位置検知センサー60の検知に基づいて、ドア2の開操作を無効にするドア開操作無効機構である。
【0046】
ドア2が閉じられている状態では、ドア2に設けられたピン掴み機構が車両1に設けられたピンを掴み、ドア2は、ドア2自体を押しても引っ張っても開かない状態になる。他方、搭乗者がドア2のドアノブ3を引く開操作をすると、ドア2に設けられたピン掴み機構が掴んでいたピンを放し、搭乗者がドア2をさらに引くことにより、ドア2は開く。
【0047】
このようなドア2に対して、ドアロック機構70は、搭乗者がドアノブ3を引く開操作をしても、ドア2に設けられたピン掴み機構が掴んでいたピンを放さないドア開操作無効制御を行う。
【0048】
(制御部)
制御部90は、最上位置検知センサー60、最下位置検知センサー61、及び昇降操作スイッチ80からの信号に基づいて、電動モータEMを作動させたり、ドアロック機構70にドア開操作無効制御をさせたりすることを含む。
【0049】
制御部90は、昇降操作スイッチ80から搭乗者がステップ板50を上昇させるための操作ボタンを操作している信号を受信すると、ステップ板50が最上位置Bに位置している信号を最上位置検知センサー60から受信していなければ、ステップ板50が上昇するよう、電動モータEMを制御する。制御部90は、油圧式回転駆動装置OMの昇降力によって、ステップ板50を昇降方向Vに沿って昇降させることになるので、搭乗者がステップ板50に乗載することにより、車両1への搭乗者の乗り降りを楽にすることができる。
【0050】
制御部90は、昇降操作スイッチ80から搭乗者がステップ板50を下降させるための操作ボタンを操作している信号を受信すると、ステップ板50が最下位置Aに位置している信号を最下位置検知センサー61から受信していなければ、ステップ板50が下降するよう、電動モータEMを制御する。
【0051】
これにより、ステップ板50が最上位置Bに到達すると、最上位置検知センサー60がステップ板50を検知するので、ステップ板50が最上位置Bより上昇しなくなる。同様に、ステップ板50が最下位置Aに到達すると、最下位置検知センサー61がステップ板50を検知するので、最下位置Aより降下しなくなる。
【0052】
制御部90は、最上位置検知センサー60からステップ板50が最上位置Bに位置している信号を受信していないと、ドアロック機構70がドア開操作無効制御をするよう、ドアロック機構70を制御する。これにより、ステップ板50が最上位置Bに位置していないと、ドア2を開けることができない。
【0053】
ステップ板昇降装置100によれば、ステップ板50は、油圧式回転駆動装置OMの昇降力によって、昇降方向Vに沿って昇降するので、搭乗者がステップ板50に乗載することにより、車両1への搭乗者の乗り降りを楽にすることができる。
【0054】
また、油圧式回転駆動装置OMは、ワイヤー30を巻き取る巻取り装置の構成を有しているので、油圧式回転駆動装置OMは、昇降に必要な昇降ストロークにわたって、搭乗者を乗載したステップ板50に十分な昇降力を付与することができる。
【0055】
さらに、油圧電動ポンプは、車両1に搭載されたバッテリー(図示せず)で作動させることができるので、車両1のエンジンを停止させた状態でもステップ板50を昇降させることができる。
【0056】
以上、本考案の好ましい実施形態について詳述したが、本考案に係るステップ板昇降装置100は上述した実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の要旨の範囲内において、種々の変形、変化が可能である。
【符号の説明】
【0057】
A 最下位置
B 最上位置
D1 動滑車
D2 定滑車
EM 電動モータ
H ワイヤー巻き取りホイル
K 電源配線
OM 油圧式回転駆動装置
OP 油圧ポンプ
V 昇降方向
h 油圧ホース
1 車両
2 ドア
3 ドアノブ
4 ステップスペース
20 昇降機構
30 ワイヤー
31 固定部
40 ガイド機構
41 レール
42 最上位置ストッパー
43 最下位置ストッパー
44 レール摺動部
50 ステップ板
51 ステップ部
52 取付部
60 最上位置検知センサー
61 最下位置検知センサー
70 ドアロック機構
80 昇降操作スイッチ
90 制御部
100 ステップ板昇降装置
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
【図4】
図4
【図5】
図5 
ページtop へ