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【発明の名称】刈払機用寄刈具 【出願人】 【識別番号】596163105 【氏名又は名称】福田 成敬 【住所又は居所】栃木県今市市芹沼1769−11 【発明者】 【氏名】福田 成敬 【住所又は居所】栃木県今市市芹沼1769−11 【要約】 【目的】 従来と同じ草刈作業をするだけで、寄刈具と刈刃の間に刈った草がつまることなく、簡単に寄刈りができ、また、刈った草が、刈刃の回転軸へ巻きつくのを、なくせることによって、刈払機のクラッチの寿命を延ばし、作業能率をアップすることができる。そして、今まで無理であった、傾斜した土手などの刈上げと寄刈りを、同時に可能にした、刈払機用寄刈具に関するものである。 【構成】 寄刈り具の固定板(1)に回動板(2)を、連結ピン(5)をもって蝶着し、さらに、回動板(2)の回動角度を調整するための突起片(4)を、固定板(1)の裏側に溶着し、そして、刈払機のメインパイプに取付けるための取付金具(3)を、回動板(2)を蝶着した固定板(1)に、溶着することを特徴とする。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 寄刈具の固定板(1)に回動板(2)を、連結ピン(5)をもって蝶着し、さらに、回動板(2)の回動角度を調整するための突起片(4)を、固定板(1)の裏側に溶着し、そして、刈払機のメインパイプに取付けるための取付金具(3)を、固定板(1)に、溶着することを特徴とする。 【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は、刈払機で寄刈をする際、刈った草が、刈った後方へ飛び散るのを防止し、刈刃と寄刈具との間のつまりをなくし、また、刈刃の回転軸へ刈った草等の巻付きを、防止する機能を持たせた、刈払機用の寄刈具に関するものである。 【従来の技術】 従来、刈払機で寄刈をする際には、飛散防護カバーを刈刃に近かずけて、刈刃との隙間を小さくし、また、メインパイプに板や棒状のものを取付け、刈刃との隙間を小さくして作業をしていた。 【発明が解決しようとする課題】 しかし、従来のものにも、次のような欠点があった。 (イ)、刈刃との隙間が少なすぎると、すぐに、つまり易く、また、多すぎると、小さい草がその隙間から刈った後方へ、飛び散っていた。 (ロ)、従来の方法では、刈った草がつまり易く、刈払機のクラッチの耐久性を短くする原因となっていた。 (ハ)、作業中に、刈った草がつまった時は、その都度、刈払機のエンジンを停止して、これを取り除き、再始動しなくてはならず、たいへん面倒であった。 本発明は、これらの欠点を解決するためになされたものである。 【課題を解決するための手段】 寄刈具の固定板(1)に、回動板(2)を、連結ピン(5)をもって蝶着し、回動板(2)の回動角度を調整するための突起片(4)を、固定板(1)の裏側に溶着する。そして、固定板(1)に、刈払機のメインパイプに取付けるための取付金具(3)を、溶着する。 本発明は、以上の構成からなる刈払機用寄刈具である。 【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態について、説明する。 (イ)、寄刈具の固定板(1)に、回動板(2)を、連結ピン(5)を持って蝶着する。 (ロ)、回動板(2)の回動角度を調節するための突起片(4)を、固定板(1)の裏側に溶着する。 (ハ)、回動板(2)を取り付けた固定板(1)を、メインパイプに取付けるための取付金具(3)を、溶着する。 【0006】 これを使用するとは、刈払機のメインパイプに、ボルトとナットを使い、刈刃と回動板(2)の隙間を5mm〜10mm程度あけて固定すればよい。 本発明の実施の形態では、寄刈具の固定板(1)に、回動板(2)を連結ピン(5)を持って蝶着したが、連結ピン(5)の替わりに、ゴム等の弾力性のあるもので、蝶着してもよい。 【発明の効果】 従来と同じ草刈り作業をするだけで、刈取り中は、回動板(2)が閉じ、次の刈取開始時点への戻し移動中は、回動板(2)が開くため、たとえ、刈取り中に、刈刃と回動板(2)の間に刈った草がつまったとしても、その都度、取り除かれてしまうため、寄刈具と刈刃の間に刈った草がつまることなく、簡単に寄刈りができ、また、刈刃の回転軸への巻きつきを、防止することができることによって、作業能率のアップと労働力の軽減をはかることができる。そして、今まで無理であった、傾斜した土手などの刈上げと寄刈りを、同時に可能にした。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の斜視図である 【図2】本発明の裏面図である。 【図3】本発明の使用状態を示す説明図である。 【符号の説明】 1 固定板 2 回動板 3 取付金具 4 突起片 5 連結ピン |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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