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【発明の名称】植物の育成用ポットへの底面給水装置およびその製造方法 【特許権者】 【識別番号】595018927 【氏名又は名称】湯口 康章 【住所又は居所】長野県北安曇郡松川村4106−1 【代理人】 【弁理士】 【識別番号】100090170 【氏名又は名称】横沢 志郎 【代理人】 【弁理士】 【識別番号】100102934 【氏名又は名称】今井 彰 【発明者】 【氏名】湯口 康章 【住所又は居所】長野県北安曇郡松川村4106−1 【特許請求の範囲】 【請求項1】 貯水溝が形成され、この貯水溝を跨がるようにして植物の育成用ポットが載置される装置本体と、 前記育成用ポットの底面から垂れ下がる導水体を内部に差し込むための上部開口を確保しながら前記貯水溝の内面壁を覆う状態に、かつ前記装置本体に着脱自在な状態で装着され、前記導水体によって前記育成用ポット内に吸い上げられる水が内部に入れられるインナーシートと を有することを特徴とする植物の育成用ポットへの底面給水装置。 【請求項2】 請求項1において、前記貯水溝は、略矩形の開口断面を有し、前記インナーシートには、前記貯水溝の入隅部に対応する部分で折り曲げるための折り曲げ自在線が予め形成されていることを特徴とする植物の育成用ポットへの底面給水装置。 【請求項3】 請求項2に規定する底面給水装置の製造方法であって、前記折り曲げ自在線が予め形成されたシートを幅方向に展開した状態のままロール状に巻回しておき、このロールから所定の長さ寸法に前記シートを切り出した後、このシートを前記折り曲げ自在線で折り曲げて前記インナーシートとして前記装置本体の前記貯水溝内に当該貯水溝の内面壁を覆うように装着することを特徴とする底面給水装置の製造方法。 【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は、育成用ポットの底面部から垂れ下がる導水体によって水を吸い上げて植物を育成する底面給水法に用いる底面給水装置に関するものである。 【従来の技術】 シクラメンなどの鉢花をいわゆる底面給水法を用いて育成する際には、従来、図10(A)に示すように、内部が貯水溝101とされる鋼材102(装置本体)が用いられている。この鋼材102には、貯水溝101の内部に水Wを直接入れておくとともに、上面部103に植物の育成用ポットPを載置する。ここで、図10(B)に示すように、育成用ポットPの底面部から垂れ下がる繊維体Q(導水体)を水Wに浸しておくと、水Wは、毛細管現象により繊維体Qを伝って育成用ポットPの内部に吸い上げられる 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、図10(A)、(B)に示すような従来の底面給水装置では、、その維持、管理が大変であるという問題点がある。まず、貯水溝101の内部で水Wにアオミドロなどの藻類が発生したときには、従来、貯水溝101の内部にブラシなどを差し込んで藻類を除去しており、かかる作業は、手間のかかる作業である。また、貯水溝101の内部に錆が発生することが避けられず、かかる錆によって、鋼材102に穴が開くと、新たな鋼材102に交換する必要がある。さらに、錆が大量に発生すると、植物の成長に弊害をもたらす場合があるので、手間をかけて鋼材102から錆を落とすこともある。また、錆によって鋼材102の損傷が激しいと、育成用ポットPを幾つも載せたときに折れる危険がある。しかも、鋼材102を交換するといっても、不要になった鋼材102を廃棄する場所や引き取り先を見つけるだけでも大変である。 以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、装置の維持管理が簡単な植物の育成用ポットへの底面給水装置を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するために、本発明に係る植物の育成用ポットへの底面給水装置では、 (a)貯水溝が形成され、この貯水溝を跨がるようにして植物の育成用ポットが載置される装置本体と、 (b)育成用ポットの底面から垂れ下がる導水体を内部に差し込むための上部開口を確保しながら貯水溝の内面壁を覆うように、かつ装置本体に着脱自在な状態で装着され、育成用ポット内に導水体によって吸い上げられる水が内部に入れられるインナーシートと を有する構成としたことに特徴を有する。 本発明において、貯水溝が略矩形の開口断面を有する場合には、インナーシートに対しては、貯水溝の入隅部に対応する部分で折り曲げるための折り曲げ自在線を予め形成しておくことが好ましい。 かかる構成の底面給水装置を製造するにあたっては、折り曲げ自在線が予め形成されたシートを幅方向に展開した状態のままロール状に巻回しておき、このロールから所定の長さ寸法にシートを切り出した後、このシートを折り曲げ自在線で折り曲げてインナーシートとして前記装置本体の前記貯水溝内に当該貯水溝の内面壁を覆うように装着することが好ましい。 【作用】 本発明に係る植物の育成用ポットへの底面給水装置では、装置本体の貯水溝の内部にインナーシートを装着し、このインナーシートの内部に水を入れるため、水と装置本体とは、直接には接触しない状態にある。従って、装置本体を鋼材で構成しても、錆によって鋼材に穴が開くということがないので、何年も繰り返し使用することができる。また、水が錆で汚れるということがない。さらに、藻類が発生してインナーシートに付着しても、インナーシートは、装置本体から着脱可能であるため、インナーシートを装置本体から取り外した状態で藻類を簡単に除去することができる。また、インナーシートに用いる素材は、市販の安価なものでよいので、藻類が多量に付着したときには、インナーシートだけを新たなものに交換してもよく、かかるシート類であれば、廃棄処理なども簡単である。それ故、底面給水装置の維持、管理が簡単である。 【実施例】 添付図面を参照して、本発明の実施例を説明する。 〔実施例1〕 図1は、実施例1に係る植物の育成用ポットへの底面給水装置の要部を示す斜視図、図2(A)は、そのX−X′線における縦断面図、図2(B)は、そのY−Y′線における縦断面図である。 図1、および図2(A)、(B)において、シクラメンなどの鉢花植物を育てる際に行なわれている底面給水法では、育成用ポットPの底面部P1から垂れ下がるフェルト状の繊維体Q(導水体)を水Wに浸しておき、水Wを毛細管現象により繊維体Qを伝わらせて育成用ポットPの内部にまで吸い上げるようになっている。 かかる給水方法に用いる本例の底面給水装置1では、まず、内部で貯水溝11が延びる長い鋼材10(装置本体)が用いられている。鋼材10には、底面部12および側面部13、14に加えて、側面部13、14の上端部から内側に折れ曲がった上面部15、16も形成されている。この上面部15、16には、貯水溝11を跨ぐようにして複数の育成用ポットPを長手方向に並べて載置することが可能である。上面部15、16の先端縁同志は、所定の寸法を隔てた状態にあり、育成用ポットPの底面部P1から垂れ下がる繊維体Qを貯水溝11の内部に差し込むためのスリット状の溝開口17が確保されている。 本例において、鋼材10の内部には、貯水溝11の内面壁に沿ってインナーシート20が装着されている。このインナーシート20としては、市販のプラスチック製シートやゴム製シートなどを用いることができる。インナーシート20は、貯水溝11の底面部12および側面部13、14の内面壁に沿うように断面がコの字状に折り曲げられており、内側で水Wを保持することが可能である。また、インナーシート20は、底面部21および側面部22、23のみからなり、その上面部には、上部開口17Bが確保されている。このため、インナーシート20を鋼材10の内側に装着しても、上部開口17Bおよび溝開口17からは、繊維体Qをインナーシート20の内側に差し込むことが可能である。ここで、インナーシート20として、貯水溝11の内部において側面部22、23が自立した状態に保ちうる材質および厚さのものを用いれば、側面部22、23を自立した状態に保持するためのストッパーなどが不要である。 なお、鋼材10およびインナーシート20の両端部は、いずれも開放状態にあるため、本例では、インナーシート20の両端部に発泡スチロール製などの栓30を嵌めてそこを塞いである。 このような構成の底面給水装置1は、図3に示すように、開口断面が矩形の貯水溝11を構成する鋼材10を所定の長さ寸法に切断しておき、その一方の端部から、貯水溝11の断面形状に対応してその入隅部18、19に相当する部分で折り曲げたコの字状の断面をもつインナーシート20を差し込むだけで製造できる。従って、本例の底面給水装置1において、インナーシート20は、鋼材10の端部から引き抜いて取り外すことが可能である。 また、底面給水装置1を大量生産する場合には、図4(A)に示すように、貯水溝11の入隅部18、19に対応する部分で折り曲げるための2条の折り曲げ自在線L1(谷折り自在線)が予め形成された長尺のシートSをロール状に巻回しておき、それから引き出したシートSを、図4(B)に示すように、所定の長さ寸法に切断した後に、折り曲げ自在線L1に沿って、図3に示したように折り曲げてインナーシート20を形成すればよい。かかる方法によれば、インナーシート20の輸送や折り曲げなどその取扱いが簡単であるという利点がある。 次に、底面給水装置1の使用方法を、図1を参照して説明する。 まず、ハウス内のベースBの上に、またはそこにネットなどを敷いた上に本例の底面給水装置1を複数列に並べておく。 次に、鋼材10の溝開口17からインナーシート20の内側に水Wを入れておく。この状態で、水Wは、インナーシート20から溢れないように液面位置を調整してあるため、水Wと金属製の鋼材10とは接触しない状態にある。 しかる後に、各鋼材10の上面部15、16に複数の育成用ポットPを並べながら載置する。このとき、育成用ポットPの底面部P1から垂れ下がる繊維体Qを鋼材10の溝開口17、およびインナーシート20の上部開口17Bから差し込んでその下端部が水Wに漬かるようにしておく。 このようにしておくと、水Wは、毛細管現象により繊維体Qを伝って育成用ポットPに詰めてある土壌にまで自動的に吸い上げられる。 なお、図5に示すように、底面部P1から爪P2が突出しているタイプの育成用ポットPを用いる場合には、育成用ポットPを鋼材10の上面部15、16に載せるとき、爪P2が溝開口17の内側に位置するようにし、しかる後に、そのまま育成用ポットPを回せば、爪P2が上面部15、16の先端縁に引っ掛かった状態になる。それ故、ハウス内に風が吹き込んだ場合でも、育成用ポットPが転がることがない。 このように、本例の底面給水装置1では、鋼材10の貯水溝11の内部にインナーシート20を装着し、このインナーシート20の内部に水Wを入れるため、水Wは、鋼材10に接触しない。従って、鋼材10は、錆で侵されるということがないので、何年も繰り返し使用することができる。また、水Wが錆で汚れるということもない。 さらに、アオミドロなどの藻類が発生してインナーシート20に付着しても、インナーシート20を鋼材10から取り外し、それを広げた状態にすれば、藻類を簡単に除去することができる。また、インナーシート20を構成する素材は、市販の安価なものでよいので、藻類が多量に付着したときには、インナーシート20だけを新たなものに交換すればよく、かかるシート類だけであれば、廃棄処理なども簡単である。それ故、従来の底面給水装置と比較して、さらには防食を目的として貯水溝11の内面に塗装を施しただけのものに比較しても、本例の底面給水装置1では、その維持、管理が簡単である。 〔実施例2〕 図6は、実施例2に係る植物の育成用ポットへの底面給水装置の要部を示す斜視図、図7は、そのZ−Z′線における縦断面図である。なお、本例の育成用ポットへの底面給水装置は、実施例1に係る底面給水装置と基本的な構成が同じであるため、対応する機能を有する部分には同じ符号を付して、それらの図示および詳細な説明を省略する。 図6および図7において、本例の底面給水装置1Aでも、内部で貯水溝11が延びる長い鋼材10A(装置本体)が用いられている。鋼材10Aには、底面部12および側面部13、14に加えて、側面部13、14の上端部から外側に折れ曲がった上面部15A、16Aも形成されている。この上面部15A、16Aには、貯水溝11を跨ぐようにして複数の育成用ポットPを並べて置くことが可能である。本例では、上面部15A、16Aが互いに外側に向かって折れ曲がっているため、貯水溝11の上方位置には、育成用ポットPの底面部P1から垂れ下がるフェルト状の繊維体Q(導水体)を貯水溝11の内部に差し込むための溝開口17Aが確保されている状態にある。 鋼材10Aの内部には、貯水溝11の内面壁に沿ってインナーシート20Aが装着されている。インナーシート20Aは、鋼材10Aの底面部12および側面部13、14の内面壁に沿って折り曲げられており、その内側に水Wが貯留されるようになっている。また、インナーシート20Aには、底面部21および側面部22、23に加えて、側面部22、23の上端部から外側に折り曲げられた上面部24、25も形成されていることから、鋼材10の上面部15A、16Aも覆うようになっている。但し、上面部24、25は、外側に折り曲げられているため、インナーシート20Aには上部開口17Bが確保されている。従って、インナーシート20Aを鋼材10Aの内側に装着しても、上部開口17Bおよび溝開口17Aからは、繊維体Qをインナーシート20Aの内側に差し込むことが可能である。 なお、鋼材10Aおよびインナーシート20Aの両端部は、いずれも開放状態にあるため、本例でも、インナーシート20Aの両端部に発泡スチロール製などの栓30を嵌めてそこを塞いである。 このような構成の底面給水装置1Aも、図8に示すように、開口断面が矩形の貯水溝11を構成する鋼材10Aを所定の長さ寸法に切断しておき、その一方の端部または溝開口17Aから、貯水溝11の断面形状に対応してその入隅部18、19、および鋼材10Aの出隅部18A、19Aに相当する部分で折り曲げたインナーシート20Aを装着するだけで製造できる。従って、底面給水装置1Aでも、インナーシート20Aは、鋼材10Aの端部または溝開口17Aから取り外すことが可能である。 また、底面給水装置1Aを大量生産する場合には、図9(A)に示すように、貯水溝11の入隅部18、19に対応する部分で折り曲げるための2条の折り曲げ自在線L1(谷折り自在線)、および鋼材10Aの出隅部18A、19Aに対応する部分で折り曲げるための2条の折り曲げ自在線L2(山折り自在線)が予め形成された長尺のシートSAをロール状に巻回しておき、それから引き出したシートSAを、図9(B)に示すように、所定の長さ寸法に切り出した後に、折り曲げ自在線L1、L2に沿って、図8に示したように折り曲げてインナーシート20Aを形成すればよい。 本例の底面給水装置1Aの使用方法は、実施例1に係る底面給水装置と同様に、鋼材10Aの溝開口17Aからインナーシート20Aの内側に水Wを入れておき、この状態で、各鋼材10Aの上面部15A、16Aに育成用ポットPを並べる。ここで、育成用ポットPの底面部P1から垂れ下がる繊維体Qを鋼材10Aの溝開口17A、およびインナーシート20の上部開口17Bから差し込んでその下端部が水Wに漬かるようにしておくと、水Wは、毛細管現象により繊維体Qを伝って育成用ポットPに詰めてある土壌にまで自動的に吸い上げられる。 このように、本例の底面給水装置1Aでは、鋼材10Aの貯水溝11の内部にインナーシート20Aを装着し、このインナーシート20Aの内部に水Wを入れるため、水Wは、鋼材10Aに接触しない。従って、貯水溝11の内部では、錆が発生しないので、鋼材10Aを何年も繰り返し使用できるなど、実施例1と同様な効果を奏する。 さらに、インナーシート20Aは、鋼材10Aの端部だけでなく、溝開口17Aからも外すことができる。また、インナーシート20Aの上面部24、25を摘んで溝開口17Aから引き出すことができるなど、その扱いが容易である。さらに、底面給水装置1Aの製造時やインナーシート20Aの交換時には、インナーシート20Aを溝開口17Aから装着できるので、作業が容易である。しかも、鋼材10Aは、上面部15A、16Aもインナーシート20Aで覆われているため、錆がより発生しにくい。それ故、底面給水装置1Aは、維持、管理がより簡単である。 〔その他の実施例〕 なお、貯水溝11を構成するための鋼材10、10A(装置本体)としては、実施例1、2の他にも、貯水溝11を構成でき、かつ、育成用ポットPを載置可能であれば、単なる溝形鋼でもよい。また、鋼材10、10Aが多数本が並列に連結されていてもよい。さらに、インナーシート20、20Aは、貯水溝11内で水Wを保持できれば、硬質ポリオレフィン系、塩化ビニル系などといった各種のプラスチックシートや各種のゴムシートを用いることができ、耐候性および耐水性を備えたものであれば、その種類や厚さなどには限定がない。さらに、実施例1、2では、貯水溝11内の水Wが流動しない状態にあったが、たとえば、貯水溝11の内部で水Wを流動させてもよく、また他の貯水溝11との間で水Wを循環させてもよい。 【発明の効果】 以上説明したように、本発明に係る植物の育成用ポットへの底面給水装置では、貯水溝の内部に対して装置本体に着脱自在な状態でインナーシートを装着し、このインナーシートの内部に水を入れることに特徴を有する。従って、本発明によれば、水と装置本体とは、直接には接触しない状態にあるため、装置本体は、錆で侵されるということもないので、何年も繰り返し使用することができる。また、水が錆で汚れるということがない。さらに、水に藻類が発生してインナーシートに付着しても、インナーシートは、装置本体から着脱可能であるため、インナーシートを装置本体から取り外した状態で藻類を簡単に除去することができるので、装置の維持、管理が簡単である。また、インナーシートに用いる素材は、市販の安価なものでよいので、藻類が多量に付着したときには、インナーシートだけを新たなものに交換してもよく、かかるシート類だけであれば、廃棄処理なども簡単であるため、装置の維持、管理が簡単である。 また、インナーシートに予め折り曲げ自在線を形成しておけば、その底面給水装置の製造やインナーシートの交換などが簡単である。さらに、折り曲げ自在線が予め形成されたシートを幅方向に展開した状態のままロール状に巻回しておき、このロールからシートを切り出してインナーシートとする場合には、底面給水装置を大量に製造するときに、インナーシートの取扱いが容易である。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例1に係る植物の育成用ポットへの底面給水装置の要部を示す斜視図である。 【図2】(A)は、図1に示す底面給水装置のX−X′線における縦断面図、(B)は、そのY−Y′線における縦断面図である。 【図3】図1に示す底面給水装置の製造方法を示す説明図である。 【図4】(A)、(B)は、図1に示す底面給水装置に用いるインナーシートの製造方法を示す説明図である。 【図5】図1に示す底面給水装置に用いる育成用ポットである。 【図6】本発明の実施例2に係る植物の育成用ポットへの底面給水装置の要部を示す斜視図である。 【図7】図6に示す底面給水装置のZ−Z′線における縦断面図である。 【図8】図6に示す底面給水装置の製造方法を示す説明図である。 【図9】(A)、(B)は、図6に示す底面給水装置に用いるインナーシートの製造方法を示す説明図である。 【図10】(A)は、従来の底面給水装置の要部を示す斜視図、(B)は、その縦断面図である。 【符号の説明】 1、1A・・・植物の育成用ポットへの底面給水装置 10、10A・・・鋼材(装置本体) 11・・・貯水溝 17、17A・・・鋼材(貯水溝)の溝開口 17B・・・インナーシートの上部開口 18、19・・・貯水溝の入隅部 20、20A・・・インナーシート 30・・・栓 L1・・・折り曲げ自在線(谷折り自在線) L2・・・折り曲げ自在線(山折り自在線) P・・・植物の育成用ポット P1・・・育成用ポットの底面部 Q・・・繊維体(導水体) S、SA・・・ロールから切り出したシート W・・・水 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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【図4】 |
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【図5】 |
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【図6】 |
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【図7】 |
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【図8】 |
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【図9】 |
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【図10】 |
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