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【発明の名称】蔓性植物の栽培棚の支持構造 【特許権者】 【識別番号】500351158 【氏名又は名称】津波 高徳 【住所又は居所】沖縄県那覇市松尾2−5−33 【代理人】 【弁理士】 【識別番号】100076082 【氏名又は名称】福島 康文 【発明者】 【氏名】津波 高徳 【住所又は居所】沖縄県那覇市松尾2−5−33 【特許請求の範囲】 【請求項1】 コンクリート製支柱の中心に上下方向に開けた貫通孔の下端から、地面に打ち込んだ杭を挿入して、コンクリート製支柱を立て、 前記貫通孔の上端に挿入したポールに、縦横に走る支持パイプの少なくとも片方を連結し、 リングとその中央の縦管との間を放射方向の連結バーで連結してあり、前記縦管に上向きに前記ポールを挿入して、前記コンクリート製支柱に栽培棚を支持してなることを特徴とする蔓性植物の栽培棚の支持構造。 【請求項2】 前記のコンクリート製支柱は、生コンクリートが硬化する前に表面を引っ掻いて、蔓性植物の根や根毛が食い込み易いように粗面化されていることを特徴とする請求項1に記載の蔓性植物の栽培棚の支持構造。 【請求項3】 コンクリート製支柱の中心を上下方向に貫通する貫通孔が開いており、下端の孔に、地面に打ち込んだ杭を挿入して、コンクリート製支柱を立て、 その上端の孔に挿入したポールに、縦横に走る支持パイプの少なくとも片方を連結すると共に、 リングとその中央の縦管との間を放射方向の連結バーで連結してあり、前記縦管に上向きに前記ポールを挿入して、前記コンクリート製支柱に支持してなる蔓性植物の栽培棚において、 前記コンクリート製支柱の根元付近に植えた蔓性植物をコンクリート製支柱に沿ってリング状棚の内側まで成長させ、次いでリングの内側から上を越えて外側へ導き出し、成長させることを特徴とする蔓性植物の栽培方法。 【請求項4】 コンクリート製支柱の中心を上下方向に貫通する貫通孔が開いており、下端の孔に、地面に打ち込んだ杭を挿入して、コンクリート製支柱を立て、 その上端の孔に挿入したポールに、縦横に走る支持パイプの少なくとも片方を連結すると共に、 リングとその中央の縦管との間を放射方向の連結バーで連結してあり、前記縦管に上向きに前記ポールを挿入して、前記コンクリート製支柱に支持してなる蔓性植物の栽培棚において、 前記コンクリート製支柱の内部の貫通孔中に、肥料を入れておくと共に、前記貫通孔の内部にも灌水することを特徴とする蔓性植物の栽培方法。 【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は、苦瓜やヘチマ、キュウリなどのような蔓性植物、特にドラゴンフルーツなどのような大型で大重量の蔓性植物を栽培する栽培棚と栽培方法に関する。 【従来の技術】 従来から、実開昭61−25762号公報、実開平2−123859号公報などに記載のように、ワイヤーを縦横に張ることで、蔓性植物の栽培棚とすることが開示されている。 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、栽培棚に作用する負荷が比較的均一でかつ小さい場合はこのような構造でも支障ないが、例えばドラゴンフルーツなどのように茎部などの荷重が大きかったり、茎部の本数が多い場合は、支持不能ないし困難となる。 本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、荷重が集中するような蔓性植物の場合であっても確実に支持可能な堅牢な構造の栽培棚を実現することにある。また、このような棚を効果的に利用して収量を増加可能な栽培方法を実現する。 【課題を解決するための手段】 本発明の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、コンクリート製支柱の中心に上下方向に開けた貫通孔の下端から、地面に打ち込んだ杭を挿入して、コンクリート製支柱を立て、 前記貫通孔の上端に挿入したポールに、縦横に走る支持パイプの少なくとも片方を連結し、 リングとその中央の縦管との間を放射方向の連結バーで連結してあり、前記縦管に上向きに前記ポールを挿入して、前記コンクリート製支柱に栽培棚を支持してなる蔓性植物の栽培棚の支持構造である。 このように、コンクリート製支柱の中心を上下方向に貫通する貫通孔が開いており、下端の孔に、地面に打ち込んだ杭を挿入して、コンクリート製支柱を立てるような構造になっているので、コンクリート製支柱を地面に簡単確実に立てることができる。そして、上端の孔に挿入したポールを利用して栽培棚を支持してあるため、蔓性植物の栽培棚を容易に組み立てることができる。 また、前記のコンクリート製支柱の上端の孔に挿入したポールに、縦横に走る支持パイプの少なくとも片方を連結する構造になっているので、コンクリート製支柱の上端が、縦横に走る支持パイプによって、前後左右から支持されることになり、各コンクリート製支柱が傾いたり、転倒したりしないように支持でき、安定性が確保される。 さらに、リングとその中央の縦管との間を放射方向の連結バーで連結してあり、前記ポールを前記縦管に挿入して、前記コンクリート製支柱に支持する構造なため、リング状支持棚を容易にコンクリート製支柱の上に搭載支持でき、かつコンクリート製支柱に支持されて延びてきた蔓性植物をリングの内側から上を経て、外部に垂れ下がらすことができる。 しかも、ドラゴンフルーツなどのように重量の大きい蔓性植物であっても、リング状支持棚の上に支持でき、かつリングの内側から外側に均一にかつほぼ放射状に分散させて、大量の実を着けさせることができる。 請求項2は、前記のコンクリート製支柱は、生コンクリートが硬化する前に表面を引っ掻いて、蔓性植物の根や根毛が食い込み易いように粗面化されていることを特徴とする請求項1に記載の蔓性植物の栽培棚の支持構造である。 このように、前記のコンクリート製支柱は、生コンクリートが硬化する前に、釘やワイヤーブラシなどで表面を引っ掻いて、粗面化しておくのがよい。蔓性植物の根や根毛が食い込み易いようにするためであり、表面がツルツルになっていると、根や根毛が食い込みにくい。また、保水性を良くする上でも、粗面の方がよい。 請求項3は、コンクリート製支柱の中心を上下方向に貫通する貫通孔が開いており、下端の孔に、地面に打ち込んだ杭を挿入して、コンクリート製支柱を立て、 その上端の孔に挿入したポールに、縦横に走る支持パイプの少なくとも片方を連結すると共に、 リングとその中央の縦管との間を放射方向の連結バーで連結してあり、前記縦管に上向きに前記ポールを挿入して、前記コンクリート製支柱に支持してなる蔓性植物の栽培棚において、 前記コンクリート製支柱の根元付近に植えた蔓性植物をコンクリート製支柱に沿ってリング状棚の内側まで成長させ、次いでリングの内側から上を越えて外側へ導き出し、成長させることを特徴とする蔓性植物の栽培方法である。 このように、コンクリート製支柱の中心を上下方向に貫通する貫通孔が開いており、下端の孔に、地面に打ち込んだ杭を挿入して、コンクリート製支柱を立て、 その上端の孔に挿入したポールに、縦横に走る支持パイプの少なくとも片方を連結すると共に、 リングとその中央の縦管との間を放射方向の連結バーで連結してあり、前記縦管に上向きに前記ポールを挿入して、リング状棚を前記コンクリート製支柱の上端に搭載支持してなる蔓性植物の栽培棚において、 コンクリート製支柱の根元付近に植えた蔓性植物をコンクリート製支柱に沿ってリング状棚の内側まで成長させ、次いでリングの内側から上を越えて外側へ導き出し、成長させる方法によると、ドラゴンフルーツのように茎が20〜30本にも分岐し増えるような重量の大きい蔓性植物であっても、確実に支持し、かつ大量に結実させて、収量を上げることができる。 請求項4は、コンクリート製支柱の中心を上下方向に貫通する貫通孔が開いており、下端の孔に、地面に打ち込んだ杭を挿入して、コンクリート製支柱を立て、 その上端の孔に挿入したポールに、縦横に走る支持パイプの少なくとも片方を連結すると共に、 リングとその中央の縦管との間を放射方向の連結バーで連結してあり、前記縦管に上向きに前記ポールを挿入して、前記コンクリート製支柱に支持してなる蔓性植物の栽培棚において、 前記コンクリート製支柱の内部の貫通孔中に、肥料を入れておくと共に、前記貫通孔の内部にも灌水することを特徴とする蔓性植物の栽培方法である。 このように、コンクリート製支柱の内部の貫通孔中に、肥料を入れておくと共に、前記貫通孔の内部にも灌水することにより、蔓性植物の地中の部分にも徐々に灌水でき、外部からの灌水と相まって、円滑かつ一定の灌水が確保される。また、コンクリート製支柱の貫通孔中に肥料を入れておくと、雨や灌水で肥料が流されるといった無駄が解消される。 【発明の実施の形態】 次に本発明による蔓性植物の栽培棚並びに栽培方法が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明する。図1は本発明による蔓性植物の栽培棚の全容を示す斜視図であり、土壌表面にコンクリート製支柱1が立っており、その上端中心の孔に挿入されたポールpに、縦に走る支持パイプ2を連結してある。そして、このパイプ2に横パイプ3を交差させて互いに連結してある。 また、リング4とその中央の縦管5との間を放射方向の連結バー6…で連結してリング状棚を形成し、前記縦管5中に前記ポールpを挿入して、コンクリート製支柱1上に搭載支持してある。 次に各部材の詳細を説明する。図2はコンクリート製支柱1の斜視図であり、外形がほぼ四角柱状をしており、その中心に上下方向の貫通孔7が開いている。製造方法は、U字溝状ないし四角溝状の型枠の中心にパイプを配置し、前記の型枠の中に生コンクリートを充填してから、中心のパイプを抜き取った状態で養生する。そして、型枠から離型する。 このコンクリート製支柱1は、生コンクリートが硬化する前に、釘やワイヤーブラシなどで表面を引っ掻いて、粗面化しておくのがよい。蔓性植物の根や根毛が食い込み易いようにするためであり、表面がツルツルになっていると、根や根毛が食い込みにくい。また、保水性を良くする上でも、粗面の方がよい。 図3のように、コンクリート製支柱1を立てる場所には、予め金属パイプからなる杭8を打ち込んである。次に、図4のように、この杭8を利用してコンクリート製支柱1を立てる。すなわち、コンクリート製支柱1を立て、その前記貫通孔7の下端から杭8を挿入する。図4は挿入途中であり、図1のように、コンクリート製支柱1の下端が土壌表面に接するまで挿入する。 そして、図5のように、立っている状態のコンクリート製支柱1の貫通孔7の上端にポールpを挿入する。このポールpには、横からビス9を固定してあるので、このビス9がストッパーとなって、ポールpが貫通孔7中に落下不能となる。 次いで、図6のように、このポールpを利用して、図8の縦に走る支持パイプ2を連結金具10で固定する。この場合、縦横に走る支持パイプ2、3の交差点を固定してもよいが、通常はいずれか片方、すなわち縦パイプ2のみ、または横パイプ3のみをポールpに固定する方が簡便である。 図7は、リング状支持棚であり、金属パイプなどからなるリング4の中央に縦管5を有しており、この縦管5から放射状に延びた連結バー6…が前記リング4に連結固定されている。すなわち、丸十状になっている。なお、連結板11の中央孔に前記の縦管5が挿通固定されており、この連結板11に放射状の連結バー6、6の内端が連結固定されている。 図6のように、コンクリート製支柱1に搭載するには、リング状支持棚の中央の縦管5中にコンクリート製支柱1上端のポールpを下から挿通する。こうして、リング状支持棚をコンクリート製支柱1の上端に搭載支持する。このようなリング状支持棚が、図8のように一定間隔に縦横に配置される。 次に、図8のように、縦横に走るパイプ2、3の交差点12で、連結金具を用いて互いに連結固定すると、各コンクリート製支柱1の上端が前後左右から支持されることになり、各コンクリート製支柱1が倒れたり、傾いたりするのを防止できる。以上で蔓性植物の栽培棚の組み立てが完了である。 次に、この栽培棚を利用して蔓性植物を栽培する方法を説明する。まず、図1のように、コンクリート製支柱1の下端付近の土壌に、例えばドラゴンフルーツ13を植える。そして、ドラゴンフルーツ13が成長するにつれて延びてきた茎14を、コンクリート製支柱1に紐15などで縛りつける。すると、各茎14から延びてきた根や根毛がコンクリート製支柱1に食い込んで来て、密着支持される。 こうして、コンクリート製支柱1の上端まで延びると、リング状支持棚のリング4の内側からリング4の上を通って、リング4の外側に導き出す。その結果、ドラゴンフルーツの各茎の先端16は、リング4の上から外側に垂れ下がり、先端で花が咲き、実をつける。 コンクリート製支柱1の根元の土壌に4〜5本のドラゴンフルーツを植えると、側枝が出て来て、リング状棚の付近では20〜30本に増え、先端に花を咲かせ、結実する。したがって、20〜30本の茎や側枝がリング4の内側から外側に放射状に拡がり、全ての荷重がリング4に支持される。 ドラゴンフルーツの茎は、前記のようにコンクリート製支柱1に縛り付けるが、灌水に際して、コンクリート製支柱1に充分な水を供給すると、コンクリート製支柱1に吸水され、保水されるので、またコンクリート製支柱1の表面が粗面化されているので、ドラゴンフルーツの根や根毛が円滑に食い込み、コンクリート製支柱1に密着し支持される。 また、前記コンクリート製支柱1の内部の貫通孔7中に、肥料を入れておくと共に、前記貫通孔7の内部にも灌水すると、ドラゴンフルーツが植えられている土壌中の根にも徐々に灌水や施肥されることになり、頻繁に灌水しなくても済む。 【発明の効果】 請求項1のように、コンクリート製支柱の中心を上下方向に貫通する貫通孔が開いており、下端の孔に、地面に打ち込んだ杭を挿入して、コンクリート製支柱を立てるような構造になっているので、コンクリート製支柱を地面に簡単確実に立てることができる。そして、上端の孔に挿入したポールを利用して栽培棚を支持してあるため、蔓性植物の栽培棚を容易に組み立てることができる。 また、前記のコンクリート製支柱の上端の孔に挿入したポールに、縦横に走る支持パイプの少なくとも片方を連結する構造になっているので、コンクリート製支柱の上端が、縦横に走る支持パイプによって、前後左右から支持されることになり、各コンクリート製支柱が傾いたり、転倒したりしないように支持でき、安定性が確保される。 さらに、リングとその中央の縦管との間を放射方向の連結バーで連結してあり、前記ポールを前記縦管に挿入して、前記コンクリート製支柱に支持する構造なため、リング状支持棚を容易にコンクリート製支柱の上に搭載支持でき、しかもコンクリート製支柱に支持され、延びてきた蔓性植物をリングの内側から上を経て、外部に垂れ下がらすことができる。 しかも、ドラゴンフルーツなどのように重量の大きい蔓性植物であっても、リング状支持棚の上に支持でき、かつリングの内側から外側に均一にかつほぼ放射状に分散させて、大量の実を着けさせることができる。 請求項2のように、前記のコンクリート製支柱は、生コンクリートが硬化する前に、釘やワイヤーブラシなどで表面を引っ掻いて、粗面化しておくのがよい。蔓性植物の根や根毛が食い込み易いようにするためであり、表面がツルツルになっていると、根や根毛が食い込みにくい。また、保水性を良くする上でも、粗面の方がよい。 請求項3のように、コンクリート製支柱の中心を上下方向に貫通する貫通孔が開いており、下端の孔に、地面に打ち込んだ杭を挿入して、コンクリート製支柱を立て、 その上端の孔に挿入したポールに、縦横に走る支持パイプの少なくとも片方を連結すると共に、 リングとその中央の縦管との間を放射方向の連結バーで連結してあり、前記縦管に上向きに前記ポールを挿入して、リング状棚を前記コンクリート製支柱の上端に搭載支持してなる蔓性植物の栽培棚において、 コンクリート製支柱の根元付近に植えた蔓性植物をコンクリート製支柱に沿ってリング状棚の内側まで成長させ、次いでリングの内側から上を越えて外側へ導き出し、成長させる方法によると、ドラゴンフルーツのように茎が20〜30本にも分岐し増えるような重量の大きい蔓性植物であっても、確実に支持し、かつ大量に結実させて、収量を上げることができる。 請求項4のように、コンクリート製支柱の内部の貫通孔中に、肥料を入れておくと共に、前記貫通孔の内部にも灌水することにより、ドラゴンフルーツが植えられている土壌中の根にも徐々に灌水や施肥されることになり、頻繁に灌水しなくても済む。また、コンクリート製支柱の貫通孔中に肥料を入れておくと、雨や灌水で肥料が流されるといった無駄が解消される。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による蔓性植物の栽培棚の全容を示す斜視図である。 【図2】コンクリート製支柱の斜視図である。 【図3】土壌に杭を打ち込んだ状態の斜視図である。 【図4】図3の杭を利用してコンクリート製支柱を立てている状態の斜視図である。 【図5】コンクリート製支柱の貫通孔の上端にポールを挿入した状態の斜視図である。 【図6】ポールを利用して、縦横の支持パイプを固定した状態の斜視図である。 【図7】リング状支持棚の平面図である。 【図8】栽培棚全体の平面図である。 【符号の説明】 1 コンクリート製支柱 p ポール 2 縦に走る支持パイプ 3 横に走る支持パイプ 4 リング 5 縦管 6 連結バー 7 貫通孔 8 杭 9 ビス 10 連結金具 11 連結板 12 縦横のパイプの交差点 13 ドラゴンフルーツ 15 紐 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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【図4】 |
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【図5】 |
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【図6】 |
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【図7】 |
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【図8】 |
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