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【発明の名称】吊り移動滑車 【出願人】 【識別番号】515028034 【氏名又は名称】山本 正夫 【住所又は居所】岩手県盛岡市浅岸1丁目16−2 【発明者】 【氏名】山本 正夫 【住所又は居所】岩手県盛岡市浅岸1丁目16−2 【要約】 【課題】 連立する支柱に繋いだロープに吊って移動する滑車は、その移動中に支柱と交差する際、支柱とロープとの継ぎ目につかまり移動を遮られる。このため、その都度滑車を吊り換えながら移動しなければならない難点があり、これを解消する滑車を提供するものである。 【解決手段】 滑車の四辺からなる車軸枠(1)の側面の一端をロープの継ぎ手である支柱アーム(3)を横切るための開閉羽根(2)とし、滑車は、支柱アームに装着した滑車ガイドバー(4)に乗り、開閉羽根を左右にはね上げながら支柱を交差していく。 【選択図】図1 【特許請求の範囲】 【請求項1】 滑車は、四辺からなる車軸枠(1)の側面の一端を支柱アーム(3)を横切るための開閉羽根(2)とし、滑車の外れ止めの機能を併せ持つ。 【請求項2】 支柱アームは、キセル状のバーの先端頭上に凹状の滑車ガイドバー(4)をT字状に固定した形状で、水平移動軸(5)と上下移動軸(6)の関節軸を持つ。 【発明の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 この発明は、ロープ上を移動する滑車が支柱とロープとの継ぎ目をすり抜けて移動できる滑車に関するものである。 【背景技術】 【0002】 連立する支柱に繋いだロープに吊って移動する滑車は、その移動中に支柱と交差する際、ロープの継ぎ目につかまり移動を遮られる。このため、その都度滑車を吊り換えながら移動させなければならない不便さがある。 【発明の概要】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 従来の滑車の難点を解消し、さらに利便性の高い活用が求められる。 【課題を解決するための手段】 【0004】 車軸枠の側面の一端を開閉羽根とし、それを開閉させながらロープの継ぎ目をすり抜ける滑車とする。 ロープの継ぎ目は、支柱に取り付ける水平バー(以下「支柱アーム」という。)の先端にし、ロープの着脱が簡便であることを特徴とする。 【発明の効果】 【0005】 支柱アームを用いどんな形態に架張したロープ上も自在に移動できる滑車となる。 これが装具の簡易性、低廉性と相まって屋内外の施設、農牧場、山林、遊戯施設や災害等緊急現場などで手軽に活用できる有用な器具となる。 【図面の簡単な説明】 【0006】 【図1】 本発明の斜視図である。 【図2】 本発明の斜視図である。 【図3】 本発明の斜視図である。 【図4】 本発明の平面図である。 【発明を実施するため形態】 【0007】 以下、本発明を実施するための形態について説明する。 滑車は、四辺からなる車軸枠(1)の側面の一端を支柱アーム(3)を横切るための振り子の開閉羽根(2)とし、滑車の外れ止めの機能を併せ持つ。 支柱アーム(3)は、キセル状のバーの先端上に凹状の滑車ガイドバー(4)をT字状に固定した形状とし、水平移動軸(5)と上下移動軸(6)の関節軸を持つ。 これの使用形態は、所定の位置に支柱アームを水平に取り付け、滑車ガイドバーの凹部にロープを装填する。ロープ上の滑車は、滑車ガイドバーに乗り開閉羽根を左右にはね上げながら支柱アームを横切る。 【符号の説明】 【0008】 1 車軸枠 2 開閉羽根 3 支柱アーム 4 滑車ガイドバー 5 水平移動軸 6 上下移動軸 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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【図4】 |
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〔吊り移動滑車を活用した例〕 丘庭(写真A)の一角に架設した遊戯施設 (1)長い距離を一気に滑走する地上ブランコ ( 写真 B C ) (2)物品の搬送機 百数メートル先にある食卓広場へ滑空していくピザ搬送器 ( 写真 D E ) |
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