左利きになれる手袋

【考案の名称】左利きになれる手袋
【実用新案権者】
【識別番号】524162701
【氏名又は名称】太田昌宏
【住所又は居所】神奈川県横浜市金沢区六浦4-11-34　406号
【考案者】
【氏名】太田昌宏
【住所又は居所】神奈川県横浜市金沢区六浦4-11-34　406号
【要約】（修正有）
【課題】本考案は、日本人の左利き使用による右脳開発を目指した手袋である。通常のゴム手袋に、調整可能な金属製の圧着リングを取り付け、外面に「左利きになれる」等の心理学的効果を狙ったデザインをつけたものである。
【解決手段】日本人の多くは右利きで、日常生活上の負荷や快適性を失わない機能をもつ事が大事である。その為に、左利きと同じような筋肉を働かせる必要があり、箸を持つための機能を向上させるような圧着リング１～５を設けた。第二に使用者自身の意思によって継続的に使用させる効果のあるデザイン６を付け加えた。
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項１】
この考案は誰もが憧れる左利きになるためのものである。筋肉刺激リングを具備したゴム手袋であり、かつ外面に左利きになりたい等のデザインを付け加えたものである。これにより、継続的に左手を使う習慣を身に着けることができ、また使用者自身の新たなライフスタイルの拡充を狙うものである。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本考案は、通常のゴム手袋に、調整可能な圧着リングを取り付け、外面に左利きになれる等の心理学的効果を狙ったデザインをつけたものである。
【背景技術】
【０００２】
多くの日本人が右手である。近年、脳科学の分野にて右脳刺激による天才の創出がもてはやされているが、その多くが左利きである。この周知の事実を多くの人が認識している今、左手になるための道具が必要なのは明らかだが、残念なことにその製品は未だに在しない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
なし
【特許文献１】
【考案が解決しようとする課題】
【０００４】
左利きによる右脳開発のための訓練は急務である。しかし、多くの日本人はその訓練を先天的なものとして決めつけている。人口減少社会の日本において、多種多様な人材育成もまた必須であるのだが、この考案は新たな人材育成を後天的要素によって獲得し、貢献するものである。加えて、右脳開発による個人の日常生活の多様化を拡充、推進するための手段である。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
日常生活においては、個人各々が快適にまた簡便に道具を使う傾向がある。左利き使用による右脳開発はそれによって妨げられることが多い。従って、これを解決するために、まず第一に左利きと同じような筋肉を働かせること。第二に使用者自身の意思によって継続的に使用させる効果のあるものが必要となる。考案は、第一の目的を達するために左手の各指の関節部分に圧着リングを設けること。第二の目的を達するために外面にモチベーションの維持向上を図るデザインを付け加えた。
【考案の効果】
【０００６】
上述のように圧着リングを設けたので、食事の際などにおいては、左手があたかも左利きと同じ箸使いになることができた。また使用者自身も、目的達成のためのデザインを、非日常体験として面白おかしく感じることができた。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】本考案の手袋の外観と形態を示すものである。
【図２】箸を使用する時、左手に手袋を装着した図面である。
【考案を実施するための形態】
【０００８】
使用者は食事等のとき、この手袋を装着する。左手の各指には、金属製の圧着リングを取り付け、自在に緩締することができる。これにより、個人差の指の太さに対処した。続けて、リングの取り付け位置は、左手親指から小指に向かって、第一関節、第二関節、第一関節、第二関節、第二関節の位置に取り付けた。これにより、左利きの左手と同じ筋肉を刺激、また使用感自体同じ効能があることを目的とした。続けて、デザインによる使用者のモチベーション維持向上についてである。使用者自体、右利きが当然多く、手袋装着による日常生活の変化のストレスをもってしまう。従って、デザインは左利きを使用していると強く使用者に意識づけるような文字やデザインを付け加えることが大事である。これにより、認知心理学的な不快を抑える効果があると考えられるので、必ず必要である。
【実施例】
【０００９】
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１２３４５は、金属製の圧着リングである。リングに調整可能な補助器具を設け、各々が緩締可能である。通常使用時は、親指が第一関節、人差し指が第二関節、中指が第一関節、薬指が第二関節、小指が第二関節に装着する。６は、イラストデザインであり、「左利きになれる」「もう少しで天才だ」など、モチベーションを維持向上させたものを付す。
【符号の説明】
【００１０】
１金属製の圧着リング（親指）
２金属製の圧着リング（人差し指）
３金属製の圧着リング（中指）
４金属製の圧着リング（薬指）
５金属製の圧着リング（小指）
６デザイン
７ゴム手袋本体

【図１】

【図２】

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