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【発明の名称】浴用タオル 【出願人】 【識別番号】505466712 【氏名又は名称】佐々木 富美子 【住所又は居所】神奈川県横浜市港北区太尾町789−1−303 【代理人】 【弁理士】 【識別番号】100096873 【氏名又は名称】金井 廣泰 【代理人】 【弁理士】 【識別番号】100101339 【氏名又は名称】田中 秀樹 【発明者】 【氏名】佐々木 富美子 【住所又は居所】神奈川県横浜市港北区太尾町789−1−303 【要約】 【課題】 洗浄剤に充分な量の水と空気を供給して効率よく大量の泡を生成することができ、しかも生成された泡を長時間持続し得る浴用タオルを提供する。 【解決手段】 長尺のタオル本体部10に、水を吸水し絞り出すことが可能な多孔質の吸水部材20と網目地を立体的な形態にまとめた泡立て部材30と、をタオル本体部10の長手方向に交互に複数設けたことを特徴とする。泡立て部材30は、網目地を複数のループ31を有するようにタオル本体部10の長手方向に蛇腹状に折り畳んだ立体形状で、ループ31の谷底部32をタオル本体部10に固定した構成となっている。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 長尺のタオル本体部に、水を吸収し絞り出すことが可能な多孔質の吸水手段と、網目地を立体的な形態とした泡立て手段とを設けたことを特徴とする浴用タオル。 【請求項2】 泡立て手段は、複数のループを有することを特徴とする請求項1に記載の浴用タオル。 【請求項3】 複数のループは、網目地をタオル本体部の長手方向に蛇腹状に折り畳んだ構造とし、ループの谷底部をタオル本体部に固定したことを特徴とする請求項2に記載の浴用タオル。 【請求項4】 泡立て手段のループの高さは、吸水手段の高さより所定寸法高く突出していることを特徴とする請求項2又は3に記載の浴用タオル。 【請求項5】 吸水手段と泡立て手段はタオル本体部の長手方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載の浴用タオル。 【請求項6】 吸水手段と泡立て手段は交互に設けられている請求項5に記載の浴用タオル。 【請求項7】 吸水手段と泡立て手段はタオル本体部の片面に設けられている請求項1乃至6のいずれかの項に記載の浴用タオル。 【請求項8】 タオル本体部の両端には手掛け手段が設けられている請求項1乃至7のいずれかの項に記載の浴用タオル。 【発明の詳細な説明】 【技術分野】 本発明は浴用タオルに関し、特に泡立ち性を向上させたタオルに関する。 【背景技術】 従来の浴用タオルとしては、たとえばナイロンタオルのように合成繊維で構成されるタオルが良く知られている。使用にあたっては、タオル地に水を含ませると共に洗浄剤を付け、擦り合わせて泡立てている。 しかし、この種のナイロンタオルは、泡立ちに時間が掛かり、生成される泡の量も充分とは言えない。また、生成される泡の持続性が悪く、再度、洗浄剤と水を補給して泡立てなければならない場合もある。泡が少なくなると、肌を強く擦って洗うことになり勝ちで、近年問題となっている擦り過ぎによる肌の黒ずみ等の皮膚障害にもつながる。 一方、泡立ちをよくした洗浄具として、たとえば特許文献1に記載のように、網目地で成る塊状の泡立て部材と、泡立て部材を収納する網目地の外袋とを備えた構造のボディ洗いネットも提案されている。 しかし、このボディ洗いネットは、泡立ちがよいものの、タオルの形態ではなく、手の届く範囲が限られるので、背中を洗う場合には不便で、浴用の洗浄具として物足りないものであった。 そこで、このような網目地を利用した浴用タオルの泡立て性改良を思い立ち、試行錯誤の結果、本発明に至った。 【特許文献1】 実用新案登録第3109377号 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、泡を大量に効率よく生成することができ、しかも生成された泡を長時間持続し得る浴用タオルを提供することにある。 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本発明は、長尺のタオル本体部に、水を吸水し絞り出すことが可能な多孔質の吸水手段と、網目地を立体的な形態とした泡立て手段とを設けたことを特徴とする。 泡立て手段は、複数のループを有することが好適である。 複数のループは、たとえば、網目地をタオル本体部の長手方向に蛇腹状に折り畳んだ構造とし、ループの谷底部をタオル本体部に固定する。 泡立て手段のループの高さは、吸水手段の高さより所定寸法高く突出していることが好適である。 吸水手段と泡立て手段はタオル本体部の長手方向に複数設けることが好ましく、吸水手段と泡立て手段は交互に設けることが効果的である。 吸水手段と泡立て手段はタオル本体部の片面に設けることが好ましい。 また、タオル本体部の両端には手掛け紐等の手掛け手段を設けることが好ましい。 【発明の効果】 本発明によれば、タオルに水を含ませた時点でタオル本体部と共に吸水手段に充分な量の水が保持され、擦り合わせる時点で吸水手段から水が絞り出され洗浄剤が水とよく混じり合って泡の素となる適度な濃度の洗浄液が大量にでき、少量の洗浄剤でも大量の泡を作ることができる。また、擦り合わされる泡立て手段が網目地で立体的な形態となっているので、洗浄液に網目地に含まれる大量の空気が混じり合い、大量の泡が生成され、大量の泡によって肌を保護しながら汚れを落とすことができる。 また、生成された泡は泡立て手段の立体的な形態の網目地に保持されるので、平面的なタオル本体部に対して泡が立体的に嵩高に保持され、網目地の柔軟性と相俟って泡を効率的に肌に付着させることができる。さらに、泡は網目地の網目に保持され、長時間持続して保持することができる。 泡立て手段を複数のループを有する構造とすれば、網目と同時にループ内にも泡を保持することができ、泡の持続効果が高い。また、肌に対する当たりが柔らかくなる。 ループを網目地を蛇腹状に折り畳んで形成するようにすれば、製作が容易となる。 また、ループの高さを吸水手段の高さより高くすることにより、吸水手段と共にループ部分が肌に当たるので、適度な刺激が得られる。 さらに、吸水手段と泡立て手段を複数設けることにより、泡立て効果を高めることができ、特に交互に設ければ、吸水手段から泡立て手段に水が供給され、効果的に泡立てることができる。 吸水手段と泡立て手段をタオル本体部の片面にまとめて設ければ、体を洗う洗浄面としては、タオル本体部の生地部分、吸水手段、泡立て手段、吸水手段と泡立て手段を備えたタオル本体部の表面全体、タオル本体部の表面全体の5種類の刺激を得ることができる。また、5種類の部分を用途に応じて使用することもできる。 さらに、タオル本体部の両端に手掛け手段を設ければ、手掛け手段を利用してタオル本体部を伸ばして使用することができ、また、手掛け手段を利用して干すことができる。 また、手掛け手段を手掛け紐とすれば、乾いた後にタオル本体部を丸め、手掛け紐を掛ければタオルを小さくまとめることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 以下に、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は、本発明の実施例に係る浴用タオルを示している。 この浴用タオル1は、長尺のタオル本体部10に、水を吸水し絞り出すことが可能な多孔質の吸水手段としての吸水部材20と、網目地を立体的な形態にまとめた泡立て手段としての泡立て部材30とをタオル本体部10の長手方向に交互に隣接させて複数設けた構成となっている。この例では、吸水部材20と泡立て部材30が、タオル本体部10の片面である表面10A側に設けられている。 タオル本体部10は、本実施例ではいわゆるナイロンタオル等の合成繊維製の生地が用いられている。合成繊維としては、抗菌加工されたナイロン,ポリエステル等が利用される。タオル地の織目組織としては、たとえばナイロン等の太い縦糸に波状の細い横糸を織り込んだ布によって構成される。もっとも、タオル本体部10としては合成繊維に限定されるものではなく、綿,絹,麻等の天然繊維を用いたものでよいし、天然繊維と合成繊維の複合構成でもよい。また、織り目の構造としては、パイル地でもよいし、無パイルの構造でもよく、種々の構成を取り得る。 握力が弱くなった高齢者の使用を考慮して、タオル本体部10の両端には手掛け紐40が取り付けられている。手掛け紐40は、タオル本体部11の両端に形成された取付部41に取り付けられている。このように手掛け紐40を設けておけば、握力が低下した人でも容易に背中に回したタオル本体部10の両端に手を掛けて背中を擦ることができる。また、高齢になると肩の関節が硬くなってくるため、タオル本体部10の長さが短いと背中に回したタオルの両端に届かない。この点を考慮して、タオル本体部10の長さLは、タオル本体部10を背中に回した状態で両端が体の前まで回せる程度の長さに設定されている。あまり長くすると、かえって洗いにくくなる。色々と試した結果、90cm〜100cm程度あれば充分であった。 また、タオル本体部10の幅Cについては、折り畳んで手で握れる程度の大きさが好ましく、10cm程度の大きさが最適であった。また、この程度の幅があれば、伸ばして背中を擦る場合も、適度の接触圧が得られる。 もちろん、タオル本体部10の寸法については、用途,年齢等を考慮して適切に選択されるもので、上記寸法に限定されるものではない。 吸水部材20としては、本実施例では抗菌加工されたポリウレタンフォーム等の樹脂を発泡させた弾力性のあるスポンジ部材が用いられる。もちろん、スポンジ部材に限らず、海綿,ヘチマ等、吸水性を有し、吸収した水を絞り出すことが可能な弾力性を有する多孔質部材であればよい。 この実施例では、長さの短い吸水部材20をタオル本体部10の長手方向に所定間隔を隔てて複数箇所に設けることにより、吸水部材20の吸水量を最大限確保しつつタオル本体部10を自由に変形できるようにしている。吸水部材20をタオル本体部10の全長に亘って貼り付ければ吸水量を増大させることができるが、タオル本体部10が自由に変形しなくなり使いづらくなってしまう。このように短い吸水部材20を間隔を置いて設ければ、吸水量を確保しつつタオル本体部10を変形を許容することができる。吸水部材20間の間隔は、ほぼ吸水部材20の長さ分だけ開いている。 一つの吸水部材20の形は所定の肉厚を有する四角形状で、その幅はタオル本体部10の幅一杯とすることが好ましい。図示例では、吸水部材20はタオル本体部10内に収納されており、タオル本体部10の幅より若干小さく設定している。各吸水部材20は、タオル本体部10に設けた収納部21内に収納されている。 吸水部材20の数は、吸水部材20の長さ、泡立て部材30の長さとのバランスで決まるが、3〜5箇所程度とすることが好適である。図示例では4箇所に設けられている。この程度の数に設定すれば、タオル本体部10は、吸水部材20の間の部分で自由に変形し、支障無く使用することができる。 試作としては、10cm幅のタオル本体部10に対して、吸水部材20は7cm四方の正方形状で、厚みが1cm程度とした。この程度の大きさに設定すれば、泡立てに充分な水を含ませることができる。収納部21の長さBは9cm程度に設定している。 なお、吸水部材20の形態は四角形状に限定されるものではなく、動物の形や種々のデザインを施すことができる。 泡立て部材30は、上記4箇所の吸水部材20の間の3箇所と、両端の吸水部材20に隣接する2箇所の5箇所に設けられ、各吸水部材20を左右から挟むように配置されている。5つの泡立て部材30の内、中央の泡立て部材30mはタオル本体部10の長手方向中央に位置し、この泡立て部材30mを中心に、各吸水部材20および泡立て部材30が左右対称的に配置されている。 また、左右両端に位置する泡立て部材30a,30bと、手掛け紐40が設けられた左右両端までの間は、タオル本体部10の地肌そのままのタオル地肌部50,50となっている。このタオル地肌部50,50の長さも、吸水部材20および泡立て部材30とほぼ同一長さに設定されている。 泡立て部材30の形態は、図1(D),(E)に示すように、網目地35を複数のループ31を有するようにタオル本体部10の長手方向に蛇腹状に折り畳んだ立体形状で、各ループ31の谷底部32をタオル本体部10の表面10Aに縫い付けて固定する構成となっている。ループ31の数は特に限定されないが、この例では4つのループ31を形成している。このように泡立て部材30は長手方向に折り畳んだ構成なので、長手方向へは折り曲げやすくなっている。 この泡立て部材30のループ31の高さHは、吸水部材20の高さより高く設定されている。試作品では吸水部材20の高さが1cmに対して2cm程度に設定している。ループ31は弾力性があり、洗浄する際には容易に変形し、洗浄面として吸水部材20と同一面となる。泡立て部材30の幅はタオル本体部10の幅と同程度とし、タオル本体部10の長手方向の長さBは、吸水部材20とほぼ同じ8cm程度とする。 なお、泡立て部材30の構造としては、ループ31構造に限定されず、網目地を立体的にまとめた形態となっていればよい。 ループ31を形成する網目地35は、図1(E)に示すような平面シート状の構成でもよいし、図1(F)に示すように、筒状構造でもよい。 網目地35は、多数の網目を有する網目構造の素材の意味で、この実施例では、熱融着性のモノフィラメントを斜めに格子状に交差させて熱融着させた弾力性を有するネット素材で、いわゆるネット袋等に使用されるネット素材を使用している。繊維材料としては、抗菌加工されたナイロン等の合成繊維が用いられている。 もっとも、このようなネット袋の素材に限定されず、ネット袋と同程度の網目構造を備えた素材であればよい。また、合成繊維に限定されるものではなく、弾力性をもって立体的に立ち上がるようなループを構成できれば、天然繊維でもよいし、天然繊維と合成繊維の複合構成でもよい。 図2は、本実施例の浴用タオルを製作方法の一例を示している。 すなわち、タオル本体部10は、図2(A)乃至(C)に示すように、タオル本体部10より幅広のタオル生地11を、幅方向に3つ折りにした構成で、中央の第1面部11Aに、左右の第2,第3面部11B,11Cを折り畳む構成となっている。図中、二点差線は縫い付ける位置を例示したものである。 吸水部材20は、中央の第1面部11Aの所定位置に配置され(図2(A)参照)、第2面部11Bが折り畳まれ(図2(B)参照)、次いで第3面部11Cが折り畳まれる(図2(C)参照)。吸水部材20は第1面部11Aと第2面部11Bによって挟まれ、各吸水部材20を個別に収納するように袋状に区分して縫製される。 タオル本体部10については、タオル生地11を3つ折りとする必要はなく、2つ折りとしてもよいし、タオル生地11の1枚構成とし、吸水部材20自体を縫いつけるような構成とすることもできるし、吸水部材20を個別に袋に入れて袋を介してタオル本体部10に縫いつけるような構成としてもよい。 さらに、図2(D)に示すように、泡立て部材30がタオル本体部10の表面10Aに当たるタオル地11の第1面11Aに取り付けられる。 本実施例の浴用タオルは、次のように使用する。 泡立てる場合には、浴用タオル1に適度な水を含ませ、石けんや液体洗浄剤を付けて泡立て部材30と吸水部材20を擦り合わせる。擦り合わせるのは、泡立て部材30同士を擦り合わせてもよいし、泡立て部材30とタオル本体部10とを擦り合わせてもよい。擦り合わせると、吸水部材20に含まれた水が絞られて、洗浄剤が水とよく混じり合い、泡の素となる適度な濃度の洗浄液が大量にできる。 この洗浄液が泡立て部材30の網目地によって掻き立てられて大量の空気が混じり合い、大量の泡が生成される。したがって、少量の石けんや液体洗浄剤によって大量の泡を速やかに作ることができる。特に、網目地の泡立て部材30は吸水部材20に隣接しているので、吸水部材20から絞り出される水が泡立て部材30に効率的に供給される。 また、生成された泡は泡立て部材30の立体的なループ31に保持されるので、平面的なタオル本体部10に対して泡が立体的に嵩高に保持され、網目地の柔軟性と相俟って泡を効率的に肌に付着させることができる。さらに、泡は網目地の網目に保持されると同時にループ31内にも保持され、長時間持続して保持することができる。 使用に際しては、折り畳んで使用してもよいし、丸めて使用してもよいし、伸ばして使用してもよい。体の手の届くところを洗う場合には、折り畳むか丸めて使用する。手の届かない背中を洗う場合には、タオル本体部10を伸ばし、その両端の手掛け紐40をもって背中を擦る。 本実施例では、吸水部材20と泡立て部材30はタオル本体部10の表面10Aにまとめて設けられているので、体を洗う洗浄面としては、タオル本体部10のタオル地肌部50、吸水部材20、泡立て部材30、吸水部材20と泡立て部材30を備えたタオル本体部10の表面10A全体、タオル本体部10の裏面10B全体の5種類の刺激を得ることができる。また、5種類の部分を用途に応じて使い分けることができる。 たとえば、吸水部材20で体を擦れば、接触面はタオル本体部10のタオル地であるが、吸水部材20の弾力性によって適度の刺激を得ることができる。また、吸水部材20から洗浄液が絞り出される。 泡立て部材30を利用して体を擦れば、泡立て部材30の網目のループ31による適度の刺激を得ることができる。 さらに、タオル本体部10を伸ばして吸水部材20と泡立て部材30を備えた表面10Aで背中を擦れば、吸水部材20の弾力性と泡立て部材30のループ31の両方の刺激を得ることができる。また、ループ31がタオル本体部10の長手方向に並んでいるので、タオル本体部10の長手方向に擦った場合、ループ31が滑らかにすべり、過度な刺激は生じない。また、泡立て部材30のループ31の高さを吸水部材20の高さより所定寸法高くしているので、ループ31が適度に体に当たり、吸水部材20の柔らかな当たりと共に適度な刺激を加えることができる。 また、タオル本体部10の裏面10Bを使用すれば、泡よりもタオル本体部10自体の生地の特性で擦ることができる。ナイロンタオルであれば、硬い表面で擦ることができる。 使用した後は水ですすいで乾燥させる。 吸水部材20と泡立て部材30が立体的に設けられているものの、それぞれ複数に分けて平面的なタオル本体部10の長手方向に分散して配置しているので、汚れが落ちやすく、また水切れもよい。また、泡立て部材30は網目地のループ31によって形成されているので、洗浄液や泡は速やかに流出するし、吸水部材20についても、厚みは1cm程度と薄いので乾きやすい。特に、吸水部材20、タオル本体部10及び泡立て部材30について、抗菌加工されたナイロン,ポリエステル等を主に使用した生地を使用することにより、乾きが早く衛生的である。乾燥させる際には、手掛け紐40を利用して吊り下げる。 また、乾いた後は、タオル本体部10を長手方向に小さく丸め、手掛け紐40を利用してまとめることができる。小さくまとめれば、、持ち運びも便利であり、収納袋に収納するようにすれば、おしゃれな収納も可能である。 【図面の簡単な説明】 【図1】図1は本発明の実施例に係る浴用タオルを示すもので、同図(A)はタオルの表裏両面を見せるために中央で斜めに折り畳んだ状態の平面図、同図(B)はタオルの一方の面を示す平面図、同図(C)は他方の面を示す平面図、同図(D)は泡立て部材を模式的に示す斜視図、同図(E)は泡立て部材を網目地から波形に成形する途中の状態を示す斜視図、同図(F)は筒状となった網目地を示す部分斜視図であろ。 【図2】図2(A)乃至(D)は図1の浴用タオルの作成手順を示す概略部分斜視図である。 【符号の説明】 1 浴用タオル 10 タオル本体部 11,12,13 第1,第2,第3面部 10A 表面,10B 裏面 20 吸水部材(吸水手段) 30 泡立て部材(泡立て手段) 31 ループ 32 谷底 35 網目地 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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1)浴用タオル生地(ポリエステル100%)にスポンジとループを交互に縫製した事により、スボンジに吸収された水分が少量のソープで、豊富でしっかりとした泡立ちを持続する事が可能となった。又、上下にタオル生地のみの部分を設けた事により、足先の指と指の間や耳部など細かな部分の洗浄に役立つ。 2)表面(スボンジ、ループ有り)と裏面(浴用タオル生地2枚重ね)の2面で変化を付けた事で力加減により好みの肌ざわりが自由自在となった。 3)上下に持ち紐を付けた事により、指先の力程度でも洗浄可能。これにより、ご高齢者やお体の不自由な方にも手軽に御使用頂ける物である。 4)持ち運びの時は写真にある様に、丸めて紐部を巻きつけると花の様な形態となるので大変お酒落である。 5)浴用タオルの生地の柄や長さ、スポンジ部の形(★形、ハート形など)に変化を付けると需要範囲も大幅に広がると確信する。 |
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≪連絡先≫ 株式会社 ニュートリノ 佐々木 富美子 TEL045-545-4299 |
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