閉じる |
【考案の名称】バックドアラッチハンガーユニット 【実用新案権者】 【識別番号】723008161 【氏名又は名称】塚脇 和宏 【住所又は居所】岡山県倉敷市中庄1229番地10 【考案者】 【氏名】塚脇和宏 【住所又は居所】岡山県倉敷市中庄1229番地10 【要約】 (修正有) 【課題】車両のバックドアに簡易的にウエットスーツハンガーやランタン等の軽量物を吊せ、取り付け取外しも簡単で、いかなる車両にも取り付けが可能なハンガーユニットを提供する。 【解決手段】バックドアラッチハンガーユニットは、バックドアラッチストライカーとユニットリングを含むバックドアラッチハンガーユニット本体7をバックドアラッチ6のストライカーが入る部分に押し上げ装着することでロックがかかり本体のリング部分に軽量物等を吊るせられる状態になる。取り外す場合、バックドアハンドルを握ることでロックが解除され簡単に取外しも可能になることで、取り付け工事等が不要になりほとんどの車両のバックドア5で使用が可能になる。 【選択図】図3 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 吊り元であるU字型のバックドアラッチストライカーとハンガーやランタン等軽量物を掛けるユニットリングで構成され、バックドアラッチストライカーの上部のアール部分をミニバンやハッチバック車、ステーションワゴン等のリアゲートを開けた状態のバックドアラッチに押し上げることによりバックドアラッチのロックが掛かり、ウエットスーツハンガーやランタン、照明器具等 軽量な物を吊り下げられ容易に取り外しが出来ることが特徴のハンガーユニット。 【考案の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 本考案は、バックドアラッチに簡易的に取り付けられる吊り金具 ハンガーユニットに関するものである。 【背景技術】 【0002】 サーフィンの休憩時や車中泊の時などウエットスーツや水着を吊して乾かす際、車両の出っ張り部分やミラーのステー、近くの木やフェンス等に吊り下げて干していた。 【0003】 車中泊やキャンプの際、明かりとなるランタンや照明器具は、バックドアの内側にバーやリングをビス止め等により固定していたり、それ専用の器具などに吊していた。 【先行技術文献】 【特許文献】 【0004】 【特許文献1】実全平01-131772 【考案の概要】 【考案が解決しようとする課題】 【0005】 リアゲートを開けた状態で、ウエットスーツを吊して干したり車中泊やキャンプの際 ランタン等の照明器具を吊す場合、車両によってはリアゲートの内側にビス止めが不可能な車両も存在しているが、リアゲートラッチと吊り金具を利用することでほとんどのリアゲート車で使用可能になり前述の問題を解決しようとするものである。 【0006】 リアゲート内側にバーやリング等をビス止め等で固定した場合、リアゲートを閉扉時 車内のスペースを圧迫してしまうが、使用時には吊り金具を装着し リアゲート閉扉時にはリアゲートハンドルを握ることによりロックが解除され簡単に外すことができ、前述の欠点を解決しようとするものである。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本考案は、車両のリアゲートを開けた状態でバックドアラッチのストライカーが入る部分にこの吊り金具を上に押し上げることによりバックドアラッチのロックがかかり、この吊り金具のリング状の部分に軽量物等が吊り下げられる状態になり、多種の車両のリアゲート車に簡易的に装着できることにより問題点を解決している。 【0008】 また未使用時やリアゲートを閉扉する際 この吊り金具を外す場合、車両外部にあるバックドアハンドルを握ればバックドアラッチのロックが解除され簡単に取外しができることにより、車内のスペース確保 その他専用の器具等が不必要になることで問題点を解決している。 【考案の効果】 【0009】 上述の様に、本考案のバックドアラッチハンガーユニットを使用することで、サーフィン等の休憩時のウエットスーツを吊す際やアウトドアで照明が必要な場合、多種多様な車両に簡易的に脱着可能であり、ウエットスーツやランタン等照明器具だけではなく軽量物なら何でも吊し 活用ができる便利グッズとして役立つ。 【図面の簡単な説明】 【0010】 【図1】本考案のバックドアラッチハンガーユニットの正面図である。 【図2】本ハンガーユニットの実施例を示す斜視図である。 【図3】図2で示した実施例 斜視図の詳細図である。 【図4】本考案のバックドアラッチハンガーユニットの斜視図である。 【考案を実施するための形態】 【0011】 跳ね上げ式のリアゲート車のリアハッチゲートを開けた状態で、車両のバックドアラッチのストライカーが入る部分に本考案のバックドアラッチハンガーユニットの上部部分を2〜3センチほど上に押し上げるとバックドアラッチにロックが掛かった状態になり本ハンガーユニットのリング状の部分にウエットスーツハンガーやランタン等が吊せる状態になる。 【0012】 又 撤去する場合は、先にウエットスーツハンガーやランタン等 吊している物を外し、本考案のバックドアラッチハンガーユニットに手を添えた状態でバックドアハンドルを握ればロックが解除され簡単に外すことができる。 【実施例】 【0013】 以下、添付図面に従って実施例を説明する。図1の1はバックドアラッチに直接入るパーツでステンレス製の丸鋼φ6mmで外径A1の寸法に曲げられたもので長さはA3の寸法のものである。2は同じくステンレス製の丸鋼φ6mmを使い、A2の寸法で形成されたリング状のパーツである。その2つのパーツを3と4の部分で溶接あるいは鑞付けなどにより接合された製品である。 【0014】 図2の5のように跳ね上げ式のバックドアを開けた状態で、7の本考案のバックドアラッチハンガーユニットを6のバックドアラッチのストライカーが入る部分に2〜3センチほど押し上げると「カチッ」と音がし 6のバックドアラッチのロックが掛かり、バックドアラッチハンガーユニットが吊り下げられた状態になる。本考案のバックドアラッチハンガーユニットの2のリング状の部分にウエットスーツハンガーやランタン等 軽量物を吊すことができ、サーフィンの休憩時やアウトドア、車中泊などの時の便利グッズになる。 【0015】 図3は図2の詳細図であり、本考案のバックドアラッチハンガーユニットを外したい時は、7のバックドアラッチハンガーユニット本体に手を添えながらバックドアを開ける際に使用するバックドアハンドルを握ればロックが解除され本考案のバックドアラッチハンガーユニット本体を簡単に外すことができるため非常に便利であり、バックドアを閉めた時のスペースの圧迫もなく、バックドア内側に吊せるフックやバーなどを設置する時の工事も不必要である。 【0016】 図4は本考案のバックドアラッチハンガーユニット本体の斜視図であり、この本体の形状を示すものである。3と4は、1と2のパーツの接合部分であり、溶接あるいは鑞付けで強固に接合されたものである。 【符号の説明】 【0017】 1 バックドアラッチストライカー U型 2 ユニットリング 3 接合部分 右 (溶接あるいは 鑞付け) 4 接合部分 左 (溶接あるいは 鑞付け) 5 バックドア 6 バックドアラッチ 7 バックドアラッチハンガーユニット本体 A1 外径26mm程度 A2 外径45mm程度 A3 70mm程度 |
【図1】 |
【図2】 |
【図3】 |
【図4】 |
ページtop へ |