閉じる | ||
【考案の名称】ツーウェイハンガー 【実用新案権者】 【識別番号】520437216 【氏名又は名称】川崎 健史 【住所又は居所】岡山県岡山市北区津高659-1 【代理人】 【識別番号】100091683 【弁理士】 【氏名又は名称】吉川 俊雄 【代理人】 【識別番号】100179316 【弁理士】 【氏名又は名称】市川 寛奈 【考案者】 【氏名】川崎 健史 【住所又は居所】岡山県岡山市北区津高659-1 【要約】 (修正有) 【課題】1つのハンガーを変形させることで、通常のハンガーと、洗濯物を立体的な状態で保持することができるハンガーの両方に対応することができるツーウェイハンガーを提供する。 【解決手段】略山型の第1フレーム2と、第1フレームにヒンジ係合されている略山型の第2フレーム3と、第1フレームの上部に取り付けられているフック4と、第1フレームの下部に回動可能に取り付けられる第1可動パーツ5と、及び、第2フレームの下部に回動可能に取り付けられる第2可動パーツ6とを含むツーウェイハンガー1であって、第1フレームの下部と第2フレームの下部とが、第1可動パーツ及び第2可動パーツによって互いに接続されており、第1フレームの上部と第2フレームの上部とがヒンジ係合されていることにより、第2フレームは、第1フレームに対して、下部が互いに当接する位置と、下部が互いに離れる位置との間で移動可能である。 【選択図】図1 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 略山型の第1フレームと、 前記第1フレームにヒンジ係合されている略山型の第2フレームと、 前記第1フレームの上部に取り付けられているフックと、 前記第1フレームの下部に回動可能に取り付けられる第1可動パーツと、及び、 前記第2フレームの下部に回動可能に取り付けられる第2可動パーツとを、含むツーウェイハンガーであって、 前記第1可動パーツは、円弧状の2つの本体部、2つの前記本体部を接続するバー部材を有し、円弧状の前記本体部の一端は、前記第1フレームの下部の水平な部分にヒンジ係合によって回動可能に取り付けられており、 前記第2可動パーツは、互いに分離された円弧状の2つの本体部を有し、円弧状の前記本体部の一端は前記第2フレームの下部の水平な部分にヒンジ係合によって回動可能に取り付けられており、 前記第1可動パーツの本体部の他端と、前記第2可動パーツの本体部の他端とが互いにヒンジ係合されており、前記第1フレームの下部の水平な部分と前記第2フレームの下部の水平な部分とが、前記第1可動式及び前記第2可動パーツによって互いに接続されており、 前記第1フレームの上部と前記第2フレームの上部とがヒンジ係合されていることにより、前記第2フレームは、前記第1フレームに対して、下部の水平な部分が互いに当接する位置と、下部の水平な部分が互いに離れる位置との間で移動可能であることを特徴とするツーウェイハンガー。 【請求項2】 前記フックは下端に水平方向に延伸するヒンジ軸を有し、前記第1フレームの上部に設けられたフック用の軸受けに前記ヒンジ軸がヒンジ係合されていることを特徴とする、請求項1に記載のツーウェイハンガー。 【請求項3】 前記第2フレームの上部に設けられたヒンジ軸が、前記第1フレームの上部に設けられた軸受けにヒンジ係合されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のツーウェイハンガー。 【請求項4】 前記第1可動パーツの一端に設けられた軸受けが、前記第1フレームの下部の水平な部分に設けれらたヒンジ軸にヒンジ係合されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のツーウェイハンガー。 【請求項5】 前記第2可動パーツの一端に設けられた軸受けが、前記第2フレームの下部の水平な部分に設けれらたヒンジ軸にヒンジ係合されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のツーウェイハンガー。 【考案の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 本考案は、衣服、タオル等を干すためのツーウェイハンガーに関する。 【背景技術】 【0002】 衣服等の洗濯物を干したり、衣服を収納するために様々なハンガーが用いられており、衣服の種類に応じた様々な形態の専用ハンガーも存在している。例えば、ニット用ハンガー(特許文献1)、スーツ用ハンガー(特許文献2)、ズボンハンガー(特許文献3)、タオル用ハンガー(特許文献4)等、様々な用途のハンガーが存在している。 【0003】 特許文献1〜4のハンガーは対象とする衣服等に応じた形態を有しているが、1つのハ ンガーでシャツ等の衣服と、タオルを効果的に干すことができるハンガーは存在していない。特許文献4のタオル用ハンガーは、従来のハンガーの水平部分にタオルを掛けて干す際に、洗濯バサミ等の他の固定手段を用いることなく、タオルを固定することができる構造であり、シャツ等の衣服を干すこともできるが、タオルをハンガーの水平部分に掛けて干した状態では、従来のハンガーとあまり変わりがなくタオルは2つに折られた状態であることから、特にタオルを乾燥させやすい構造ではなかった。 【先行技術文献】 【特許文献】 【0004】 【特許文献1】 特開2020−171636号公報 【特許文献2】 特開2020−130992号公報 【特許文献3】 特開2020−31876号公報 【特許文献4】 実用新案登録第3206004号公報 【考案の概要】 【考案が解決しようとする課題】 【0005】 本考案は、1つのハンガーを変形させることで、シャツ等の衣服を干す通常のハンガーとして使用できるだけでなく、タオル等を風が通りやすい状態で掛けることができるハンガーとして使用できるツーウェイハンガーを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本考案のツーウェイハンガーは、略山型の第1フレームと、前記第1フレームにヒンジ係合されている略山型の第2フレームと、前記第1フレームの上部に取り付けられているフックと、前記第1フレームの下部の水平な部分に回動可能に取り付けられる第1可動パーツと、及び、前記第2フレームの下部の水平な部分に回動可能に取り付けられる第2可動パーツとを含むツーウェイハンガーであって、前記第1可動パーツは、円弧状の2つの本体部、2つの前記本体部を接続するバー部材を有し、円弧状の前記本体部の一端は、前記第1フレームの下部の水平な部分にヒンジ係合によって回動可能に取り付けられており、前記第2可動パーツは、互いに分離された円弧状の2つの本体部を有し、円弧状の前記本体部の一端は前記第2フレームの下部の水平な部分にヒンジ係合によって回動可能に取り付けられており、前記第1可動パーツの本体部の他端と、前記第2可動パーツの本体部の他端とが互いにヒンジ係合されており、前記第1フレームの下部の水平な部分と前記第2フレームの下部の水平な部分とが、前記第1可動式及び前記第2可動パーツによって互いに接続されており、前記第1フレームの上部と前記第2フレームの上部とがヒンジ係合されていることにより、前記第2フレームは、前記第1フレームに対して、下部の水平な部分が互いに当接する位置と、下部の水平な部分が互いに離れる位置との間で移動可能であることを特徴とする。 【0007】 前記フックは下端に水平方向に延伸するヒンジ軸を有し、前記第1フレームの上部に設けられたフック用の軸受けに前記ヒンジ軸がヒンジ係合されている。 【0008】 前記第2フレームの上部に設けられたヒンジ軸が、前記第1フレームの上部に設けられた軸受けにヒンジ係合されている。 【0009】 前記第1可動パーツの一端に設けられた軸受けが、前記第1フレームの下部の水平な部分に設けれらたヒンジ軸にヒンジ係合されている。 【0010】 前記第2可動パーツの一端に設けられた軸受けが、前記第2フレームの下部の水平な部分に設けれらたヒンジ軸にヒンジ係合されている。 【考案の効果】 【0011】 本考案のツーウェイハンガーは、略山型の第1フレームと、前記第1フレームにヒンジ係合されている略山型の第2フレームと、前記第1フレームの上部に取り付けられているフックと、前記第1フレームの下部の水平な部分に回動可能に取り付けられる第1可動パーツと、及び、前記第2フレームの下部の水平な部分に回動可能に取り付けられる第2可動パーツとを含むツーウェイハンガーであって、前記第1可動パーツは、円弧状の2つの本体部、2つの前記本体部を接続するバー部材を有し、円弧状の前記本体部の一端は、前記第1フレームの下部の水平な部分にヒンジ係合によって回動可能に取り付けられており、前記第2可動パーツは、互いに分離された円弧状の2つの本体部を有し、円弧状の前記本体部の一端は前記第2フレームの下部の水平な部分にヒンジ係合によって回動可能に取り付けられており、前記第1可動パーツの本体部の他端と、前記第2可動パーツの本体部の他端とが互いにヒンジ係合されており、前記第1フレームの下部の水平な部分と前記第2フレームの下部の水平な部分とが、前記第1可動式及び前記第2可動パーツによって互いに接続されており、前記第1フレームの上部と前記第2フレームの上部とがヒンジ係合されていることにより、前記第2フレームは、前記第1フレームに対して、下部の水平な部分が互いに当接する位置と、下部の水平な部分が互いに離れる位置との間で移動可能であることにより、前記第1フレームの下部の水平な部分と前記第2フレームの下部の水平な部分とが互いに当接した状態では従来のハンガーとして使用でき、前記第1フレームの下部の水平な部分と前記第2フレームの下部の水平な部分とが互いに離れた状態では前記第1可動パーツ及び前記第2可動パーツの上に洗濯物を載せて干すことができるので、タオル等の厚い洗濯物が乾きやすくなるという優れた効果を奏する。 【0012】 前記フックは下端に水平方向に延伸するヒンジ軸を有し、前記第1フレームの上部に設けられたフック用の軸受けに前記ヒンジ軸がヒンジ係合されていることにより、前記第1フレームの下部の水平な部分と前記第2フレームの下部の水平な部分とが互いに離れた状態とした時に、ツーウェイハンガーが傾くのを防ぐことができる。 【図面の簡単な説明】 【0013】 【図1】本考案のツーウェイハンガーの正面図である。 【図2】第1フレームと第2フレームを開いた状態のツーウェイハンガーの側面図である。 【図3】第1フレームと第2フレームを閉じた状態のツーウェイハンガーの側面図である。 【図4】フックの正面図である。 【図5】第1フレームの正面図である。 【図6】第2フレームの正面図である。 【図7】第1可動パーツと第2可動パーツとを組み合わせた状態の斜視図である。 【図8】第1可動パーツと第2可動パーツとを分解した状態の斜視図である。 【図9】本考案のツーウェイハンガーにタオルを掛けた状態の側面図である。 【考案を実施するための形態】 【0014】 本考案のツーウェイハンガー1について、図1〜9を用いて以下に詳細に説明する。本考案のツーウェイハンガー1は、図1,2に示すように、略山型の第1フレーム2と、前記第1フレーム2にヒンジ係合されている略山型の第2フレーム3と、前記第1フレーム2の上部に取り付けられているフック4と、前記第1フレーム2の下部の水平な部分に回動可能に取り付けられる第1可動パーツ5と、及び、前記第2フレーム3の下部の水平な部分に回動可能に取り付けられる第2可動パーツ6とを含む。 【0015】 前記第1フレーム2は、図5に示すように、略山型のフレーム形状であり、下部の水平な部分に4つのヒンジ軸21が形成されている。前記ヒンジ軸21は前記第1フレーム2 の下部の水平な部分の径を小さくして形成されており、前記第1可動パーツ5のヒンジ係合に使用される。前記第1フレーム2の上部には、略山型のプレート状の部分が設けられており、この部分に、前記第2フレーム3とヒンジ係合するための2つの軸受け22、前記フック4をヒンジ係合させるための軸受け23が設けられている。 【0016】 前記第2フレーム3は、図6に示すように、略山型のフレーム形状であり、下部の水平な部分に4つのヒンジ軸31が形成されており、前記ヒンジ軸31は前記第2フレーム3の下部の水平な部分の径を小さくして形成されており、前記第2可動パーツ6のヒンジ係合に使用される。前記第2フレーム3の上部の水平な部分に2つのヒンジ軸32が形成されており、前記ヒンジ軸32は前記第2フレーム3の上部の水平な部分の径を小さくして形成されており、前記第1フレーム2とのヒンジ係合に使用される。 【0017】 前記フック4は、図4に示すように、従来のハンガーのフックの形状を有しており、下端に水平方向に延伸するヒンジ軸41が設けられており、前記第1フレーム2の上部に設けられた前記フック4用の軸受け23に前記ヒンジ軸41がヒンジ係合されている。前記フック4は前記ヒンジ軸41を中心軸として回動可能に前記第1フレーム2に取り付けられている。 【0018】 前記第1可動パーツ5は、図8に示すように、2つの本体部51、及び、2つの前記本体部51を接続するバー部材52から構成される。前記本体部51は円弧状を有し、円弧の一端となる部分に軸受け54が形成されており、前記軸受け54は前記第1フレーム2の下部の水平な部分に設けられたヒンジ軸21とヒンジ係合されることで、前記第1可動パーツ5は前記第1フレーム2に回動可能に取り付けられる。前記本体部51の円弧の他端となる部分にヒンジ軸53が形成されており、前記ヒンジ軸53は前記第2可動パーツ6とのヒンジ係合に使用される。2つの前記本体部51は他端側で前記バー部材52によって接続されているが、2つの前記本体部51と前記バー部材52とは樹脂によって一体成形することができる。前記バー部材52は、図9に示すように、タオル10等を第1可動パーツ5及び前記第2可動パーツ6の上に載せて干す際に、タオル10等を保持する役割を有する。 【0019】 前記第2可動パーツ6は、図8に示すように、それぞれが独立した2つの本体部61から構成されている。前記本体部61は円弧状を有し、円弧の一端となる部分に軸受け62が形成されており、前記軸受け62は前記第2フレーム3の下部の水平な部分に設けられたヒンジ軸31とヒンジ係合されることで、前記第2可動パーツ6は前記第2フレーム3に回動可能に取り付けられる。前記本体部61の円弧の他端となる部分に軸受け63が形成されており、前記軸受け63は前記第1可動パーツ5とのヒンジ係合に使用される。 【0020】 前記第1可動パーツ5と前記第2可動パーツ6とは、図7に示すように、前記第1可動パーツ5のヒンジ軸53と前記第2可動パーツ6の軸受け63とがヒンジ係合されていることにより、互いに可動に係合されており、図2,7に示すように、前記第1可動パーツ5と前記第2可動パーツ6とが1つの円弧状を形成する状態と、図3に示すように、前記第1可動パーツ5と前記第2可動パーツ6とがヒンジ係合されていない端部が互いに近づく状態との間で可動な構造となっており、前記第1可動パーツ5及び前記第2可動パーツ6は、ストッパー(図示せず)等によって図2,7の状態からさらに離れる方向には移動できない構造となっている 【0021】 前記第1可動パーツ5の軸受け54と前記第1フレーム2のヒンジ軸21とがヒンジ係合され、前記第2可動パーツ6の軸受け62と前記第2フレーム3のヒンジ軸31とがヒンジ係合され、前記第1可動パーツ5のヒンジ軸53と前記第2可動パーツ6の軸受け63とがヒンジ係合されていることにより、前記第1フレーム2の下部の水平な部分と、前 記第2フレーム3の下部の水平な部分とが、前記第1可動パーツ5及び前記第2可動パーツ6を介して接続されている。 【0022】 本考案のツーウェイハンガー1は、前記第2フレーム3の上部のヒンジ軸32が前記第1フレーム2の上部の軸受け22にヒンジ係合されていることで、前記第1フレーム2と前記第2フレーム3とがヒンジ係合され、前記第2フレーム3が前記第1フレーム2に対して回動可能に取り付けられている。さらに、前記第1フレーム2の下部と前記第2フレーム3の下部とは、前記第1可動パーツ5及び前記第2可動パーツ6を介して互いに接続されていることから、前記第2フレーム3は前記第1フレーム2に対して、前記第1可動パーツ5及び前記第2可動パーツ6によって、所定の範囲で可動に取り付けられており、図2,3に示すような、2つの状態で使用することができる。 【0023】 本考案のツーウェイハンガー1の各部材は、従来のハンガーのように樹脂等で成形することができるが、特に限定するものではない。また、ヒンジ軸、軸受けの形状、個数等は適宜変更することも可能である。また、前記第1フレーム2に対して前記第2フレーム3が回動した時の角度にについても適宜変更することができる。 【0024】 次に、本考案のツーウェイハンガー1の使用方法について説明する。本考案のツーウェイハンガー1は、図1,2,9に示す状態、及び、図3に示す状態の2つの状態で使用することができる。図3に示す状態のツーウェイハンガー1は、前記第1フレーム2の下部と前記第2フレーム3の下部とが互いに当接した状態で、従来のハンガーと同じような形態を有している。このような状態のツーウェイハンガー1はシャツ等の衣服を干すことができ、従来のハンガーと同じ使い方が可能であり、前記ツーウェイハンガー1を片付ける際も図3の状態にすれば従来のハンガーと同じように嵩張ることなく片付けることができる。 【0025】 図3の状態から、前記第1フレーム2と前記第2フレーム3との上部のヒンジ係合を中心に、前記第2フレーム3の下部が前記第1フレーム2の下部から離れる方向に、前記第2フレーム3を回動させると、前記第1可動パーツ5及び前記第2可動パーツ6も同時に移動して、図2に示すような、前記第1可動パーツ5と前記第2可動パーツ6とが1つの円弧状を形成する状態となり、前記第1可動パーツ5及び前記第2可動パーツ6の移動が停止され、前記第2フレーム3の回動も停止される。その結果、前記第1フレーム2及び前記第2フレーム3は下部が互いに離れた状態となる。 【0026】 前記第2フレーム3を回動させる際に、前記フック4は前記第1フレーム2にヒンジ係合されていることから、図3に示すように側面から見た時に前記フック4と前記第1フレーム2とが平行で鉛直な状態から、図2に示すように側面から見た時に前記フック4が鉛直な状態で、前記第1フレーム2に対して傾いた状態へ移動させることができる。これにより、図2に示すように、前記フック4は絶えず鉛直な状態とすることができ、前記第1フレーム2と前記第2フレーム3とは互いに同じ角度で傾斜した状態を保つことができることから、前記ツーウェイハンガー1をバランスの良い状態で使用することができる。 【0027】 図2に示す状態のツーウェイハンガー1にタオル10を掛けて干す場合、図9に示すように、前記第1可動パーツ5及び前記第2可動パーツ6の上にタオル10を載せればよい。このようにして前記ツーウェイハンガー1にタオル10を掛けて干すと、図9に示すように、タオル10は逆U字状で干すことができるので、タオル10の表面だけでなく、裏面にも風を当てることができるので、タオルを早く乾かすことができるようになる。この時、前記第1可動パーツ5のバー部材52によって2つの前記本体部51の間でタオル10が保持されることから、前記タオル10が真ん中付近で垂れることなく干すことができるようになる。 【0028】 ツーウェイハンガー1は、図2の状態で、タオル10ではなくシャツ等の衣服を干すことも可能である。図2の状態でツーウェイハンガー1に例えばTシャツを干した場合、前記第1フレーム2の下部と前記第2フレーム3の下部とが離れていることにより、Tシャツの胸の付近で前身頃と後身頃とが離れた状態となり、前身頃と後身頃との間に空間が存在した状態となることから、Tシャツの内側に風が通りやすくなりTシャツを早く乾かすことができる。 【0029】 本考案のツーウェイハンガー1を片付ける際には、図3のように、前記第1フレーム2の下部と前記第2フレーム3の下部とを当接させた状態すれば、従来のハンガーとほぼ同じ状態となることから、嵩張ることなく片付けることができる。 【0030】 本考案のツーウェイハンガー1は、ヒンジ係合された2つのフレームを用いることにより、変形可能な構造となり、シャツ等の衣服だけでなく、タオル等を早く乾燥させることが可能となり、また、片付ける際には嵩張ることなく、従来のハンガーと同じように片づけることができる。 【符号の説明】 【0031】 1 ツーウェイハンガー 2 第1フレーム 21 ヒンジ軸 22 軸受け 23 軸受け 3 第2フレーム 31 ヒンジ軸 32 ヒンジ軸 4 フック 41 ヒンジ軸 5 第1可動パーツ 51 本体部 52 バー部材 53 ヒンジ軸 54 軸受け 6 第2可動パーツ 61 本体部 62 軸受け 63 軸受け 10 タオル |
||
発明について この商品は、一人暮らしならではの、ひらめきで作成してみました。 見た目は、そこら辺にあるハンガーで、 広げることもでき、ひろげると厚手のバスタオルを干すときに早く乾かせ、 尚且つ、畳みやすく折れないと言うメリットがあります。 スーツのパンツ掛けにも最適! ビジネスホテル、100均をターゲットにする商品になります。 後、アパレル関係にも! |
||
【図1】 |
||
【図2】 |
||
【図3】 |
||
【図4】 |
||
【図5】 |
||
【図6】 |
||
【図7】 |
||
【図8】 |
||
【図9】 |
||
ページtop へ |