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【発明の名称】風呂用芳香原料入れ具 【出願人】 【識別番号】304045527 【氏名又は名称】石塚 仁男 【住所又は居所】大阪府堺市南区竹城台二丁1−1−514 【発明者】 【氏名】石塚仁男 【住所又は居所】大阪府堺市南区竹城台二丁1−1−514 【要約】 【課題】 入浴剤として、タダ同然の本物の果物の皮や茶葉などを湯舟に入れることで、果物やお茶の香りが浴室内に立ちこめて、仕事で疲れた心を癒してくれたり、お湯に浸みだした果物や茶葉の生エキスが身体の表面を滑らかにしてくれる風呂用芳香原料入れ具を提供する。 また、お風呂嫌いの子供が楽しく入浴出来るようになる、果物や動物、乗り物など可愛い浮きの形をした風呂用芳香原料入れ具を提供する。 【解決手段】 浮き1、21の下部に芳香原料8を入れるネット3、43をぶら下げ、そのネット3、43の中又は下部に重り6、56を入れて湯舟に浮かべるようにし、果物や茶葉の生エキスをお湯にしみ出させたり、浴室内に芳香を生じさせるようにした、風呂用芳香原料入れ具である。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 浮きに芳香原料を入れる収納袋を取り付けて、中に芳香原料を入れ風呂に浮かべるようにし、香りを漂わせたりエキスを溶け込ませる事を特徴とする風呂用芳香原料入れ具。 【請求項2】 収納袋の中又は下部に、収納袋が浮くのを防いだり、浮きが程良く沈んで安定するための重りを取り付ける事を特徴とする風呂用芳香原料入れ具。 【請求項3】 収納袋にファスナー取り付け、芳香原料や重りを出し入れしやすくした事を特徴とする風呂用芳香原料入れ具。 【請求項4】 りんごやメロンなどのような果物の形や、動物、乗り物など子供の風呂用おもちゃとして使える形をした浮きを特徴とする風呂用芳香原料入れ具。 【発明の詳細な説明】 【技術分野】 本発明は、湯舟のお湯に本物の果物皮や茶葉などから出る生エキスを溶け込ませたり、芳香を生じさせたりする、風呂用芳香原料入れ具に関するものである。 【背景技術】 従来は、みかんが入っている網目の袋に、りんごやみかん等の果物皮や茶葉などを入れて湯舟に浸けていたので、網目の袋が湯舟に浮いて見た目に悪く、不衛生な感じがするという欠点があった。また、本物のみかんやりんごを丸ごと浮かべても、エキスが溶けだしにくくてコストが高くついたり、人工入浴剤を使っても香りだけが果物に似ているだけで、本物の果物のエキスが溶け込んでいないという欠点があった。 この改善策として、本発明の風呂用芳香原料入れ具は、浮きの下に取り付けたネットの中に、果物の皮や茶葉を入れて使用することで、あたかも湯舟にりんごやメロンが浮かんでいるように見え、見た目にも可愛らしくて遊び心がある上に、本物の生エキスや香りが心を癒して入浴が楽しくなるようにする。 浮きの形としては、果物の形の他に動物、乗り物等の形が適している。 また、重りは無くても構わないが、重りをネットの中に入れるか下部に取り付けると、重みで浮きが安定するし、ネットも浮き上がらないので、見た目に良い。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 従来の方法だと、網目の袋が湯舟に浮いて見た目に悪かったり、果物を丸ごと浮かべたときにエキスがお湯に溶けだしにくかったり、コストが高く付いて不経済という欠点があった。また、人工入浴剤を使っても香りが似ているだけで、本物の果物の生エキスが溶けだしていないという欠点があった。 【課題を解決するための手段】 本発明は、湯舟に浮かべる浮きに、芳香剤の収納袋としてのネットを取り付けて、そのネットの中にみかんやりんごなどの皮や茶葉などの芳香原料を入れ湯船に浮かべることで、本物の果物や茶葉の生エキスがお湯に溶け込んで身体の表面が滑らかになったり、立ちこめる芳香で疲れた身体や心が癒されリラックスでき、入浴が楽しくなるようにしたことを特徴とした風呂用芳香原料入れ具である。 【発明の効果】 本発明は、湯船のお湯に本物の果物の生エキスや茶葉を溶け込ませる場合に、コストがタダ同然で利用する事が出来る。また、浮きとしてりんごやメロンなど果物の形や、動物、乗り物などの形をした容器を使うことで、大人は疲れた心を癒されてリラックス出来るし、子供は、おもちゃとして利用出来るので、入浴が嫌いな子供でもいやがらずに楽しく入浴するようになるという効果が生まれた。 【発明を実施するための最良の形態】 図面は、本発明の実施の形態を示し、図1、図2において1、21は浮きである。 この浮き1、21の下部に留め具2、32を取り付け、ネット3、43の紐5、45を留め具2、32に引っかけたものが本案風呂用芳香原料入れ具である。 ネット3、43には、果物皮8や浮き1、21を安定させるための重り6、56を出し入れするためのファスナー4、44を取り付けている。 浮き1、21の材質としては、お湯に浮かび、人体に害のないものなら何でも可能であるが、コストが安く加工しやすい発砲スチロールが適している。 ネット3、43の材質としては、色々なものが考えられるが、お湯の熱に強くコストの安いポリエステルなどの洗濯ネットが適している。また、重り6、56は、お湯に浸けても人体に害のないものなら何でも可能であるが、コストが安くて人体に害のない自然石(本案では那智黒石を使用)が適している。 【実施例1】 本発明の風呂用芳香原料入れ具を使用する際は、ネット3、43の中に果物皮8と重り用ネット7、57に包んだ重り6、56を入れ、ネット3、43の上部に付いている紐5、45を、浮き1、21の下部に付いている留め具2、32に引っかけてから湯舟に浮かべる。すると、重り6、56がネット3、43を下に引っ張り、常時ネット3、43の中の果物皮8がお湯に浸かっているので、果物の生エキスがお湯の中にしみだしやすくなる。 また、重り6、56のために浮き1、21も幾分沈下して真っ直ぐに立ったように浮かぶので、あたかも本物のりんごやメロンなどが湯舟に浮かんでいるように見える。 重りはネットの中に入れるか、ネットの下部に取り付けると浮きが安定する。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係わる風呂用芳香原料入れ具の平面図である。 【図2】本発明に係わる風呂用芳香原料入れ具の浮きの平面図である。 【図3】本発明に係わる風呂用芳香原料入れ具の留め具の平面図である。 【図4】本発明に係わる風呂用芳香原料入れ具のネットの平面図である。 【図5】本発明に係わる風呂用芳香原料入れ具の重り用ネットの中に重りを入れた状態を示す平面図である。 【符号の説明】 1、21 浮き 2、32 留め具 3、43 ネット 4、44 ファスナー 5、45 紐 6、56 重り 7、57 重り用ネット 8 芳香原料 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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【図4】 |
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【図5】 |
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