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家庭用品T
 
【考案の名称】シート状部材収納容器及びシート状部材収納セット(一枚重ねトイレットペーパーの容器)
【実用新案権者】
【識別番号】513079292
【氏名又は名称】岡田 英明
【住所又は居所】愛知県春日井市宮町字宮町115番地
【代理人】
【識別番号】100076473
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 昭夫
【代理人】
【識別番号】100112900
【弁理士】
【氏名又は名称】江間 路子
【代理人】
【識別番号】100136995
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 千織
【代理人】
【識別番号】100163164
【弁理士】
【氏名又は名称】安藤 敏之
【考案者】
【氏名】岡田 英明
【住所又は居所】愛知県春日井市宮町字宮町115番地
【要約】   (修正有)
【課題】ちり紙を取り出すときに、取り出しやすくするとともに破損するのを抑制することができる、シート状部材収納容器を提供する。
【解決手段】シート状部材収納容器10を、平板状の底板部20と、底板部20の外周縁部から上方に延び上端にシート状部材を投入可能な投入口31を有する筒状の側板部30と、を有し、内側に所定形状にカットされた複数枚のシート状部材を収納可能とする。平面視において、側板部の前端側に30、上下方向に沿って切り欠かれシート状部材を取出し可能とする取出し口32を設け、平面視において、少なくとも取出し口32の周辺部分の内周面を、取出し口32に向かって狭小となるように形成して、シート状部材を取り出すときにシート状部材をガイドするガイド部33とする。
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
平板状の底板部と、前記底板部の外周縁部から上方に延び上端にシート状部材を投入可能な投入口を有する筒状の側板部と、を有し、内側に所定形状にカットされた複数枚の前記シート状部材が収納されるシート状部材収納容器であって、
平面視において、前記側板部の前端側には、上下方向に沿って切り欠かれ前記シート状部材を取出し可能とする取出し口が設けられ、
平面視において、少なくとも前記取出し口の周辺部分の内周面が、前記取出し口に向かって狭小となるように形成され、前記シート状部材を取り出すときに前記シート状部材をガイドするガイド部とされていることを特徴とするシート状部材収納容器。
【請求項2】
帯体によって結束された前記シート状部材の積層体が収納される請求項1記載のシート状部材収納容器であって、
前記底板部の上面には、前後方向に沿って下側に凹む逃がし溝が形成され、
前記側板部の後側の端部には、上下方向に沿って前記逃がし溝と連なるように切り欠かれた切り欠き部が形成され、
前記逃がし溝及び前記切り欠き部は、前記帯体に対応する位置に配設されるとともに前記帯体より幅広に形成されていることを特徴とするシート状部材収納容器。
【請求項3】
前記底板部の前側の端部には、後方に向かって切り欠かれた凹部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のシート状部材収納容器。
【請求項4】
六角形状又は長円状にカットされた前記シート状部材が収納される請求項1から3のいずれかに記載のシート状部材収納容器であって、
平面視において、前記底板部及び前記側板部の形状が、前記シート状部材の形状と対応した六角形状又は長円状であることを特徴とするシート状部材収納容器。
【請求項5】
六角形状又は長円状にカットされたシート状部材と、請求項1から4のいずれかに記載のシート状部材収納容器と、を備えることを特徴とするシート状部材収納セット。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
本考案は、所定形状にカットされた複数枚のシート状部材の積層体を収納するシート状部材収納容器及びシート状部材収納セットに関する。
【背景技術】
従来のちり紙入れとして、特許文献1に記載されるものがあり、これによれば、直角に交差したアングルを矩形板状の底板の四隅に底板を取り囲むように立設し、アングルの内側に底板と略同一形状のちり紙を収納可能とされていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【特許文献1】実開平01−114892号公報
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記に示す従来のちり紙入れでは、ちり紙を取り出す際に、ちり紙の取出し方向側の角部が、直角に交差したアングルの内側が引っ掛かってしまいちり紙が取り出しにくく破損しやすいという問題があった。
本考案は上記事情に鑑み、ちり紙のようなシート状部材を取り出すときに、取り出しやすくするとともに破損するのを抑制することができる、シート状部材収納容器及びシート状部材収納セットを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案では、平板状の底板部と、底板部の外周縁部から上方に延び上端にシート状部材を投入可能な投入口を有する筒状の側板部と、を有し、内側に所定形状にカットされた複数枚のシート状部材が収納されるシート状部材収納容器であって、平面視において、側板部の前端側には、上下方向に沿って切り欠かれシート状部材を取出し可能とする取出し口が設けられ、平面視において、少なくとも取出し口の周辺部分の内周面が、取出し口に向かって狭小となるように形成され、シート状部材を取り出すときにシート状部材をガイドするガイド部とされている。
これによれば、取出し口に向かって狭小となるように形成されたガイド部により、シート状部材がガイドされるので、シート状部材を取り出すときに、シート状部材が側板部に引っ掛かるのを低減させて、シート状部材を取り出しやすくするとともに破損するのを抑制することができる。
請求項2記載の考案では、帯体によって結束されたシート状部材の積層体が収納される請求項1記載のシート状部材収納容器であって、底板部の上面には、前後方向に沿って下側に凹む逃がし溝が形成され、側板部の後側の端部には、上下方向に沿って逃がし溝と連なるように切り欠かれた切り欠き部が形成され、逃がし溝及び切り欠き部は、帯体に対応する位置に配設されるとともに帯体より幅広に形成されている。
これによれば、逃がし溝及び切り欠き部に、シート状部材の積層体を結束する帯体が位置するようにシート状部材の積層体を収納して、帯体を切断すると、切り欠き部により帯体を側板部より外側に逃がすとともに、逃がし溝とシート状部材とで囲まれる部分内に帯体を配置可能とすることで、シート状部材との接触を避けて引っ張り出すことが可能となり、シート状部材を破損させることなく容易に帯体を外すことができる。
請求項3記載の考案のように、底板部の前側の端部に、後方に向かって切り欠かれた凹部を形成すれば、シート状部材が残り少なくなったときに、シート状部材を上下で挟んで取り出すことが可能となり、シート状部材を取り出しやすくすることに寄与する。
請求項4記載の考案のように、シート状部材を容易に収納するため、六角形状又は長円状にカットされたシート状部材が収納される請求項1から3のいずれかに記載のシート状部材収納容器であって、平面視において、底板部及び側板部の形状が、シート状部材の形状と対応した六角形状又は長円状にすることが望ましい。
請求項5記載の考案では、六角形状又は長円状にカットされたシート状部材と、請求項1から4のいずれかに記載のシート状部材収納容器と、を備えるシート状部材収納セットとしている。
【考案を実施するための形態】
本考案によるシート状部材収納容器の一実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明において、図1の矢印の、Fを前、REを後ろ、Rを右、Lを左、Uを上、Dを下、とする。
シート状部材収納セット100は、図5に示すように、複数のシート状部材W1が積層された積層体L1と、積層体L1が収納されるシート状部材収納容器10と、を備えている。
積層体L1を構成するシート状部材W1は、本実施形態ではちり紙が用いられ、図4に示すように、長円状、詳説すれば、円を円の外周の二点を結ぶ線(弦)が互いに平行かつ同じ長さとなるように切り取った形状にカットされている。
シート状部材W1が重ね合わされ、帯体B1によって結束されて積層体L1としての体裁をなしている。
シート状部材収納容器10は、図1〜3、5に示すように、底板部20と、側板部30と、を有している。
底板部20は、平面視における形状がシート状部材W1に対応した長円状の平板に形成されている。
底板部20の上面の左右方向における中央部には、断面コの字状で前後方向に沿って下側に凹む逃がし溝21が形成されている。
逃がし溝21は、図3に示すように、積層体L1が収納されたときに、帯体B1に対応する位置に配設されるとともに、帯体B1より幅広、かつ、帯体B1の厚みより大きい深さをもって形成されている。
底板部20の前側の端部の左右方向における中央部には、後方に向かって逃がし溝21と連なるように切り欠かれた、凹部22が形成されている。
側板部30は、平面視において底板部20に対応した筒状に形成され、底板部20の外周縁部から上方に延び、上端にシート状部材W1を投入可能な投入口31を有している。
平面視において、側板部30の前端側には、上下方向に沿って切り欠かれシート状部材W1を取出し可能とする取出し口32が設けられている。
側板部30の後側の端部には、上下方向に沿って逃がし溝21と連なるように切り欠かれた切り欠き部34が形成されている。
切り欠き部34は、積層体L1が収納されたときに、帯体B1に対応する位置に配設されるとともに、帯体B1より幅広、かつ、取出し口32より幅狭に形成されている。
平面視において、側板部30の、取出し口32からシート状部材収納容器10の前後方向における中央部までの(取出し口32の周辺部分)の内周面が、取出し口32に向かって狭小となるように円弧状に形成され、シート状部材W1を取り出すときにシート状部材W1をガイドするガイド部33とされている.
次に、シート状部材収納容器10の使用態様を説明する。
図4に示す、複数のシート状部材W1が積層された積層体L1を、側板部30の投入口31から投入する。このとき、図3、5に示すように、帯体B1を逃がし溝21内に配置する。積層体L1をシート状部材収納容器10に収納したら、例えば、上側で帯体B1を切断する。切断されて環状から一本の帯状となった帯体B1を前後方向に沿って伸ばすと、後側は切り欠き部34を通過して、側板部30の後方外側に逃がし可能となる。また、前側は、側板部30の取出し口32を通過して前方外側に逃がし可能となる。
そして、一本の帯状となった帯体B1を、前側に引っ張り、正面視において、逃がし溝21とシート状部材W1とで囲まれる部分内を通過させて、引っ張り出すことが可能となる。このとき、逃がし溝21は、帯体B1の厚みより大きい深さをもって形成されているので、帯体B1とシート状部材W1との接触が避けられ、シート状部材W1を破損させることはない。
積層体L1を構成するシート状部材W1を上から順に、取出し口32から手で取り出して使用する。側板部30は、取出し口32の周辺部分の内周面が、取出し口32に向かって狭小となるように円弧状に形成されたガイド部33を有しているので、シート状部材W1を取り出すときに、シート状部材W1がガイド部33により上側に折れ曲がり、側板部30に引っ掛かるのを低減させて、シート状部材W1を取り出しやすくするとともに破損するのを抑制する。
積層体L1を構成するシート状部材W1が、残り少なくなったときには、底板部20の前側の端部に、後方に向かって切り欠かれた凹部22により、シート状部材W1を上下において手で挟んで取り出すことが可能となり、シート状部材W1が取り出しやすくなっている。
上記構成のシート状部材収納容器10では、平板状の底板部20と、底板部20の外周縁部から上方に延び上端にシート状部材W1を投入可能な投入口31を有する筒状の側板部30と、を有し、内側に所定形状にカットされた複数枚のシート状部材W1が収納されるシート状部材収納容器であって、平面視において、側板部30の前端側には、上下方向に沿って切り欠かれシート状部材W1を取出し可能とする取出し口32が設けられ、平面視において、少なくとも取出し口32の周辺部分の内周面が、取出し口32に向かって狭小となるように形成され、シート状部材W1を取り出すときにシート状部材W1をガイドするガイド部33とされている。
これによれば、取出し口32に向かって狭小となるように形成されたガイド部33により、シート状部材W1がガイドされるので、シート状部材W1を取り出すときに、シート状部材W1が側板部30に引っ掛かるのを低減させて、シート状部材W1を取り出しやすくするとともに破損するのを抑制することができる。
また、帯体B1によって結束されたシート状部材W1の積層体L1が収納されるシート状部材収納容器10であって、底板部20の上面には、前後方向に沿って下側に凹む逃がし溝21が形成され、側板部30の後側の端部には、上下方向に沿って逃がし溝21と連なるように切り欠かれた切り欠き部34が形成され、逃がし溝21及び切り欠き部34は、帯体B1に対応する位置に配設されるとともに帯体B1より幅広に形成されている。
これによれば、逃がし溝21及び切り欠き部34に、シート状部材Wの積層体L1を結束する帯体B1が位置するようにシート状部材W1の積層体L1を収納して、帯体B1を切断すると、切り欠き部34により帯体B1を側板部30より外側に逃がすとともに、逃がし溝21とシート状部材W1とで囲まれる部分内に帯体B1を配置可能とすることで、シート状部材W1との接触を避けて引っ張り出すことが可能となり、シート状部材W1を破損させることなく容易に帯体B1を外すことができる。
また、底板部20の前側の端部に、後方に向かって切り欠かれた凹部22を形成すれば、シート状部材W1が残り少なくなったときに、シート状部材W1を上下で挟んで取り出すことが可能となり、シート状部材W1を取り出しやすくすることに寄与する。
また、長円状にカットされたシート状部材W1が収納されるシート状部材収納容器10であって、平面視において、底板部20及び側板部30の形状が、シート状部材Wの形状と対応した長円状としているので、シート状部材収納容器10内にシート状部材W1を容易に収納することができる。
本考案の他の実施形態を説明する。
シート状部材収納セット100Aは、図10に示すように、複数のシート状部材W2が積層された積層体L2と、積層体L2が収納されるシート状部材収納容器10Aと、を備えている
積層体L2を構成するシート状部材W2は、本実施形態ではちり紙が用いられ、図9に示すように、六角形状、詳説すれば、前後方向に短い六角形状にカットされている。
シート状部材W2が重ね合わされ、帯体B2によって結束されて積層体L2としての体裁をなしている。
シート状部材収納容器10Aは、図6〜8、10に示すように、底板部40と、側板部50と、を有している。
底板部40は、平面視における形状がシート状部材W2に対応した六角形状の平板に形成されている。
底板部40の上面の左右方向における中央部には、断面コの字状で前後方向に沿って下側に凹む逃がし溝41が形成されている。
逃がし溝41は、図8に示すように、積層体L2が収納されたときに、帯体B2に対応する位置に配設されるとともに、帯体B2より幅広、かつ、帯体B2の厚みより大きい深さをもって形成されている。
底板部40の前側の端部の左右方向における中央部には、後方に向かって逃がし溝41と連なるように切り欠かれた、凹部42が形成されている。
側板部50は、平面視において底板部40に対応した筒状に形成され、底板部40の外周縁部から上方に延び、上端にシート状部材W2を投入可能な投入口51を有している。
平面視において、側板部50の前端側には、上下方向に沿って切り欠かれシート状部材W2を取出し可能とする取出し口52が設けられている。
側板部50の後側の端部には、上下方向に沿って逃がし溝41と連なるように切り欠かれた切り欠き部54が形成されている。
切り欠き部54は、積層体L2が収納されたときに、帯体B2に対応する位置に配設されるとともに、帯体B2より幅広、かつ、取出し口52より幅狭に形成されている。
平面視において、側板部50の、取出し口52からシート状部材収納容器10Aの前後方向における中央部までの(取出し口52の周辺部分)の内周面が、取出し口52に向かって狭小となるように形成され、シート状部材W2を取り出すときにシート状部材W2をガイドするガイド部53とされている.
次に、シート状部材収納容器10Aの使用態様を説明する。
図9に示す、複数のシート状部材W2が積層された積層体L2を、側板部50の投入口51から投入する。このとき、図8、10に示すように、帯体B2を逃がし溝41内に配置する。積層体L2をシート状部材収納容器10Aに収納したら、例えば、上側で帯体B2を切断する。切断されて環状から一本の帯状となった帯体B2を前後方向に沿って伸ばすと、後側は切り欠き部54を通過して、側板部50の後方外側に逃がし可能となる。また、前側は、側板部50の取出し口52を通過して前方外側に逃がし可能となる。
そして、一本の帯状となった帯体B2を、前側に引っ張り、正面視において、逃がし溝41とシート状部材W2とで囲まれる部分内を通過させて、引っ張り出すことが可能となる。このとき、逃がし溝41は、帯体B2の厚みより大きい深さをもって形成されているので、帯体B2とシート状部材W2との接触が避けられ、シート状部材W2を破損させることはない。
積層体L2を構成するシート状部材W2を上から順に、取出し口52から手で取り出して使用する。側板部50は、取出し口52の周辺部分の内周面が、取出し口52に向かって狭小となるように円弧状に形成されたガイド部53を有しているので、シート状部材W2を取り出すときに、シート状部材W2がガイド部53により上側に折れ曲がり、側板部50に引っ掛かるのを低減させて、シート状部材W2を取り出しやすくするとともに破損するのを抑制する。
積層体L2を構成するシート状部材W2が、残り少なくなったときには、底板部40の前側の端部に、後方に向かって切り欠かれた凹部42により、シート状部材W2を上下において手で挟んで取り出すことが可能となり、シート状部材W2が取り出しやすくなっている。
このような構成としても、シート状部材収納セット100及びシート状部材収納容器10と同様の作用効果を奏することができる。
なお、人差指、中指、薬指、小指の四本の指と、親指とでシート状部材W1、W2を把持する際に、取出し口32、52と干渉しないように、取出し口32、52の幅を、手の甲の幅より大きい幅(10cm〜14cm)に形成することも可能である。
また、シート状部材W1、W2は、ちり紙を用いたが、ちり紙以外の紙、不織布、合成樹脂等で形成されたものを用いることができる。
また、シート状部材は長円状又は六角形状にカットされているが、シート状部材収納容器10、シート状部材収納容器10Aに収納できるのであれば、矩形状、その他の多角形状、円形状、楕円状等、に形成したものを用いることができ、その形状に底板部を対応した形状とすることもできる。
また、ガイド部は、取出し口に向かって狭小となり、収納されるシート状部材を破損させないものであれば、上述した形状には限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態のシート状部材収納容器の斜視図である。
【図2】同実施形態のシート状部材収納容器の平面図である。
【図3】同実施形態のシート状部材収納容器と帯体との位置関係を示す斜視図である。
【図4】同実施形態のシート状部材収納容器に収納されるシート状部材の積層体の斜視図である。
【図5】本考案の一実施形態のシート状部材収納容器が用いられたシート状部材収納セットの斜視図である。
【図6】本考案の他の実施形態のシート状部材収納容器の斜視図である。
【図7】同実施形態のシート状部材収納容器の平面図である。
【図8】同実施形態のシート状部材収納容器と帯体との位置関係を示す斜視図である。
【図9】同実施形態のシート状部材収納容器に収納されるシート状部材の積層体の斜視図である。
【図10】本考案の他の実施形態のシート状部材収納容器が用いられたシート状部材収納セットの斜視図である。
【符号の説明】
100 シート状部材収納セット
100A シート状部材収納セット
10 シート状部材収納容器
10A シート状部材収納容器
20 底板部
21 逃がし溝
22 凹部
30 側板部
31 投入口
32 取出し口
33 ガイド部
34 切り欠き部
40 底板部
41 逃がし溝
42 凹部
50 側板部
51 投入口
52 取出し口
53 ガイド部
54 切り欠き部
B1 帯体
L1 積層体
W1 シート状部材
B2 帯体
L2 積層体
W2 シート状部材
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
【図4】
図4
【図5】
図5 
【図6】
図6 
【図7】
図7 
【図8】
図8 
【図9】
図9 
【図10】
図10 
発明者からのメッセージ
 このアイデアは、ちり紙を入れる容器です。現在、トイレでは巻き取り式のトイレットペーパーが主流ですが、これだと両手で巻き取る必要がありますが、これを一枚一枚重ねたちり紙を入れる容器に入れておけば、片手で取り出せる。普通お尻を拭くには、3〜4回で拭く必要があります。巻き取り式だと1回拭いては、また両手でトイレットペーパーを巻き取って、またお尻を拭く必要があり時間がかかりますし、また、イライラします。私の考えた方式だと素早く片手でお尻を拭くことができる。 
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