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【発明の名称】排水ゲージ付き石鹸置き 【出願人】 【識別番号】712009777 【氏名又は名称】古田 孝 【住所又は居所】岐阜県関市春里町2丁目1番15号 【発明者】 【氏名】古田 孝 【住所又は居所】岐阜県関市春里町2丁目1番15号 【発明者】 【氏名】古田 千代子 【住所又は居所】岐阜県関市春里町2丁目1番15号 【要約】 【課題】固形石鹸の置き台として通常、石鹸を置く水切り台とそれを支える本台座の2重構造になっている。これらの石鹸置台は水切り台の底面から本台座の底面までの高さが極端に少ないため、石鹸を使用した時に付着した水滴で早期に満タンとなりオーバーフローし、固形石鹸を軟化、溶解し、固形石鹸のロスが激しい。 【解決手段】本台座の材質を透明又は半透明のスチレン又はポリプロプレン等とし、貯まった内部の水位を外部から見える構造とし、貯まった水が水切り台座をオーバーフローする前に排水することができるように目印(ゲージ)となる赤色細テープ又は塗料線を容器の全周に設け、排水の見える化を図り石鹸のロスを排除した。 【選択図】図2 【特許請求の範囲】 【請求項1】 固形石鹸の置き台として通常、石鹸を置く水切り台1、5とそれを支える本台座2、6の2重構造になっている。 これらの石鹸置台は水切り台1、5の底面から台座の底面4、8までの高さが極端に少ないため、石鹸9,10を使用したときに付着した水滴で早期に満タンとなりオーバーフローし、固形石鹸9,10を軟化、溶解し、固形石鹸のロスが激しい。 この対策として本台座2、6の材質を透明、又は半透明のスチレン又はポリプロプレン、(その他)とし貯まった内部の水位を外部から容易に見えることを特徴とする。 【請求項2】 固形石鹸9,10を使用した時に付着した水滴の量は1回当たり約1cc(実験値)であった。これにより本台座2,6の容積を算出し、貯まった水が水切り台1,5と石鹸9,10との接触面をオーバーフローする前に、排水するための目印(ゲージ)3,7となる赤色細テープ(2〜6mm)又は塗料線を設ける。又台座底面の位置には目印(ゲージ)4,8の緑色細テープ(2〜6mm)又は塗料線を設けたことを特徴とする。 【発明の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 固形石鹸の置き台として、通常石鹸を置く水切り台とそれを支える台座の2重構造となっている。これらの石鹸置台は水切り台の底面から台座までの高さが極端に少ないため、石鹸を使用した時に付着した水滴で早期に満タンとなり、オーバーフローし、固形石鹸を軟化、溶解し、固形石鹸のロスが激しい。 【背景技術】 【0002】 この種の固形石鹸の置き台としては見あたらない。 【先行文献】 【0003】 この種の固形石鹸の置き台としては見あたらない。 【発明の概要】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 石鹸置台に貯まった水をオーバフローする前に排水することができない。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本体台座2,6の材質を透明,又は半透明のスチレン又はポリプロプレン(その他)とし貯まった内部の水位を外部より容易に判るようにした。(見える化) 【0006】 固形石鹸9,10,を使用した時に付着した水滴の量は1回当たり約1cc(実験値)であった。これにより本台座2,6の容積と高さを算出し、貯まった水が水切り台座1,5をオーバーフローする前に排水するための目印(ゲージ)3,7となる赤色細テープ(2〜6mm)又は塗料線を又台座底面の位置には目印(ゲージ)4,8の緑色細テープ(2〜6mm)又は塗料線を全周に設ける。 【0007】 固形石鹸9,10を置く水切り台座1,5の材質についてはステンレス鋼線,又は樹脂(ポリプロプレン等)でも可能で色彩は自由である。 【0008】 目視で台座内に貯まった水位が赤色ゲージに達する前に排水を行えば、オーバーフローすることはない。 【発明の効果】 【0009】 石鹸置き台座容器2,6を透明又は半透明にすることにより容器内に貯まった水の水位が容易に確認できる。 又台座容器に印された緑色4,8と赤色3,7の排水目印ゲージにより、排水タイミングが判り、オーバーフローする前に排水でき、結果として固形石鹸の軟化、溶解を事前に防ぎ石鹸のロスが防げる。 【図面の簡単な説明】 【0010】 【図1】本発明の実施形態の排水ゲージ付き石鹸置きの構成を示す模式的な構成図である。 【図2】本発明に係る主要部品図である。 【図3】本発明の基本的構成を示す構成図である。 【発明を実施するための形態】 【0011】 図2図、 は本発明に係る排水ゲージ付き石鹸置きの実施例を示す。本発明に係る排水ゲージ付き石鹸置きは、石鹸9,10を使用した時に手に付着した水分が上部水切り台座1,5から本台座2,6に貯まった水がオーバーフローして水切り台座上ににある固形石鹸9,10を早期に軟化、溶解することを防ぎ、ロスを排除するため、本台座容器に貯まった水位を容易に外部より確認できるように本台座の材質を透明、又は半透明とした。 固形石鹸9,10を使用した時に付着した水滴の量は1回当たり約1cc(実験値)であった。これにより本台座の容積と高さを算出し、貯まった水が水切り台座をオーバーフローする前に排水するための目印(ゲージ)3,7となる赤色細テープ(2〜6mm)又は塗料線を全周に設ける。 又本台座2,6底面の位置には目印(ゲージ)4,8の緑色細テープ(2〜6mm)又は塗料線を全周に設ける。 固形石鹸9,10を置く水切り台座1,5についてはステンレス鋼線、又は樹脂(ポリプロプレン等)でも可能で色彩は自由である。 目視で本台座内2,6に貯まった水位が赤色ゲージに達する前に排水を行えば、オーバーフローすることはなく、結果として固形石鹸9,10を軟化、溶解を防ぎ固形石鹸のロスを防ぐことができる。 図3図は本発明に係る排水ゲージ付き石鹸置きの実施事例で排水ゲージ位置を設定するための実施例である。 石鹸9,10を1回使用した時に手、指に付着した水分量は約1cc(実験値)で二人で1日12回使うと12ccとなり、1カ月31日では372ccとなる。 本台座2,6の容器の大きさとしてタテXヨコX高さは8.8Cm.X11.7CmX高さ=372cc高さ=3.61Cmとなる。この高さが排水目印3,7(ゲージ)位置で本台座2,6の総高さは水切り台の高さを2Cmとすると3.61+2=5.61Cm 余裕を見て6Cmとなる。 尚本台座2,6底面の位置には緑色4,8細テープ又は塗料線を容器全周に設けて水貯まりの容量の明確化を図った。 【符号の説明】 【0012】 1 水切り台座(ステンレス鋼線) 2 本台座(透明又は半透明容器) 3 排水目印ゲージ(赤色テープ又は塗料線) 4 下限目印ゲージ(緑色テープ又は塗料線) 5 水切り台座(樹脂) 6 本台座(透明又は半透明容器) 7 排水目印ゲージ(赤色テープ又は塗料線) 8 下限目印ゲージ(緑色テープ又は塗料線) 9 固形石鹸 10 固形石鹸 |
【図1】 |
【図2】 |
【図3】 |
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