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【発明の名称】立体花飾り具 【出願人】 【識別番号】515355147 【氏名又は名称】一野 篤 【住所又は居所】神奈川県川崎市宮前区土橋2丁目15番2号 【発明者】 【氏名】一野 篤 【要約】 【課題】ファッション感覚で特殊加工花と装飾体と壁紙が一体的に掲示出来て、長期保持し鑑賞できる創作品である。そして、時間の経過と共に見飽きて来た創作品を差し換え交換する事により、また新たな華やかで豪華な魅力を引出させる立体花飾り具を提供する。 【解決手段】本発明は前面表側の透明アクリル基板に長期保持が可能な特殊加工花(プリザーブドフラワー・造花等)と装飾体を飾り、従来の押し花や造花で飾られ平面的で色彩感に乏しかった創作品を、生花の色と立体感をそのまま表現でき、その背面の後面裏側の透き通って見える壁紙(写真・絵画・模様等)も自由に表現ができる。さらに、簡単にそれぞれが別の創作品と差し換え交換する事が可能な額式と花瓶式の構造とした。 【選択図】図1 【特許請求の範囲】 【請求項1】 特殊加工花(プリザーブドフラワー・造花等)と装飾体とを数個の小板パネルに飾り付けて数個の花と装飾体のオアシスを形成する。その飾り付けた数個のオアシスを前面表側の透明アクリル基板の裏にネジ留めをし、差し換え交換ができるように固定する。その背面の後面裏側には紙芝居の仕組みを取入れた壁紙(写真・絵画・模様等)の収納箱を配置した二重構造となっていて、前面表側も後面裏側もそれぞれ創作品の差し換え交換ができることを特徴とする額式立体花飾り具。 【請求項2】 特殊加工花を数個の小箱に飾り付けて数箱の花のオアシスを形成する。その飾り付けた数箱の花のオアシスを花瓶容器の中の間仕切りされた数箱のポケットに差し換え交換できるように固定する。その背面の後面中側には上記の前面表側の花と装飾体とが飾り付けられた透明アクリル基板があり、背面の後面裏側には紙芝居の仕組みを取入れた壁紙の収納箱を配置した三重構造となっており、花瓶容器の花も透明アクリル基板の花と装飾体も収納箱壁紙もそれぞれ創作品の差し換え交換ができることを特徴とする花瓶式立体花飾り具。 【発明の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 本発明による形態は、簡単に新しい特殊加工花(プリザーブドフラワー・造花等)と装飾体と壁紙とを交換可能できることを特徴とする。請求項1の額式立体花飾り具の本発明は飾り付けた数個の小板オアシスの特殊加工花と装飾体を前面表側の透明アクリル基板の裏にネジ留めし、簡単に差し換え交換できるように固定することを特徴とする。 【0002】 請求項2の花瓶式立体花飾り具の本発明は飾り付けた数箱の小箱オアシスの特殊加工花を花瓶容器の中の間仕切りした小箱のポケットへ差し込み、簡単に差し替え交換ができるように固定することを特徴とする。 【0003】 請求項1、2に示す本発明の立体花飾り具の背面と底面の透き通って見える壁紙収納箱は紙芝居の仕組みを取り入れ数枚の壁紙(写真・絵画・模様等)が収納でき、簡単に差し替え交換ができるように固定することを特徴とする。 【先行技術文献】 【特許文献】 【0004】 【特許文献1】特開2004−345341号公報 【特許文献2】特開2004−98497号公報 【特許文献3】特開2005−280323号公報 【発明の概要】 【課題を解決するための手段】 【0005】 具体的には、特殊加工花(プリザーブドフラワー・造花等)のオアシスの交換は四季折々の草花、新たな美しい魅力を濃色花から淡色花へ、淡色花から濃色花へ、鮮やかな色花から落ち着いた色花へ、落ち着いた色花から鮮やかな色花へ特殊加工花によって表現することができ、差し換え交換することができることを特徴とする。 【0006】 また、装飾体のオアシスの交換は富士山、エベレストの山(日本と世界の山等)、東京オリンピック、世界遺産、スカイツリー、東京タワー、東京ディズニー、皇居、古都等の風景、干支(馬、猿、虎等)、動物(犬、猫等)、趣味(絵画、書道、音楽等)、スポーツ用品(野球、テニス、ゴルフ等)、ミニチュアの楽器等を装飾体によって表現することができ、差し換え交換するこことができることを特徴とする。 【0007】 そして、背面の壁紙(写真・絵画・模様等)の交換は四季折々の季節の移り変わり、シーズン(正月、桜、七夕、紅葉、クリスマス等)の行事、東京オリンピック、世界遺産、東京ディズニー、干支やペット等生き物、趣味(絵画、書道、音楽等)、スポーツ(野球、サッカー、ゴルフ等)、家族の写真、会社の案内、商品の宣伝等を壁紙によって表現することができ、差し換え交換することができることを特徴とする。 【0008】 さらに、透明アクリル蓋箱の内外側にLEDライトを飾り付けることにより、暗い場所でも明るく煌びやかに鑑賞することが出来ることを特徴とする。 【発明の効果】 【0009】 本発明の額式花と花瓶式花の立体花飾り具は、従来一般の花器を使用する事なく、ファッション感覚で手軽に特殊加工花、装飾体、壁紙をコーディネートすることにより、従来にない新鮮な感覚を得ることができ斬新的である。ディスプレイ面からは家・会社・店の立体花飾り具として、またプレゼント商品・PR商品としても活用範囲が無限である。販売面からは今後需要がさらに期待できる国内外のインターネット販売にも対応でき、特殊加工花と装飾体と壁紙が簡単に差し換え交換が可能である事からリピーターからの新創作品の追加注文も期待出来る。生産面からは分散生産が可能なことにより量産体制ができ低コストの生産も可能である。立体花飾り具はそれぞれの創作品を差し換え交換することにより、いつまでも飽きることなく美しい新鮮な魅力を提供できる効果を有する。 【図面の簡単な説明】 【0010】 【図1】本発明の額式立体花飾り具の構造図である。 【図2】本発明の額式立体花飾り具の一部切り欠き縦断面図である。 【図3】本発明の額式立体花飾り具の紙芝居壁紙収納箱の斜視図である。 【図4】本発明の花瓶式立体花飾り具の紙芝居壁紙収納箱の側面図である。 【図5】本発明の花瓶式立体花飾り具の紙芝居壁紙収納箱の一部切り欠き縦断面図である。 【発明を実施するための形態】 【0011】 以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図中、1は額式立体花飾り具の透明アクリル蓋箱であり、正面板4、上側面板5、下側面板6、右側面板7、左側面板8の5面板から形成されている。なお、左側面板8の幅は壁紙収納箱からの壁紙の出入口のために、他の側面板より、板幅を狭くし壁紙出入口のための差し換え口8Aを取った構造になっている。 【0012】 つぎに、図中、2は額式立体花飾り具の透明アクリル基板で表面に特殊加工花(プリザーブドフラワー・造花等)と装飾体を飾り付けて形成している。飾り付け方法としては小板パネルに飾り付けた特殊加工花オアシス9と装飾体オアシス10で差し換え交換ができるよう裏側でネジ留め9A、10Aにして固定している。 【0013】 さらに、本発明では、図中、3は前記基板の透き通って見える背面の後面裏側基板で紙芝居の仕組みを取入れ、壁紙(写真・絵画・模様等)の出入が簡単に交換可能となっており、その基板は台面板11、上側L型板12、下側L型板13、右側L型板14の4板から形成されている。左側は紙芝居壁紙収納箱からの壁紙出入口のため、差し換え口8Aを取った構造になっている。なお、ゴム紐付きの飾り輪リボン2本でケース全体を縦に覆い固定することにより、壁に掛けたり、立て掛けたりしてディスプレイすることが出来る。 【0014】 図中、15は花瓶立体花飾り具の透明アクリル蓋箱であり、上側面板16、前側面板17、後側面板18、右側面板19、左側面板20の5面板から形成されている。上段の前側花瓶28と前側紙芝居壁紙収納板21との間に特殊加工花と装飾体を飾り付けた前側透明アクリル板30を、また後側花瓶29と後側紙芝居壁紙収納板22との間に特殊加工花と装飾体を飾り付けた後側透明アクリル板31の前後2基板を設置し、前側収納板21と後側収納板22との間に壁紙が収納でき、壁紙収納箱23を形成している。また下段前後側の底面の紙芝居壁紙収納箱26、27は壁紙収納板24、25からなり壁紙26A、27Aを収納し差し換え交換できるよう形成されており、前後両面側が異なった鑑賞ができるように構成されている。 【0015】 つぎに、立体花飾り具の花瓶容器は前側花瓶28と後側花瓶29の2花瓶が設置され、容器中は数個の間仕切ポケット32構造となっており、新たに創作した小箱オアシス33をそのまま差し換え交換できるように形成されている。 【符号の説明】 【0016】 1 額式立体花飾り具の透明アクリル蓋箱 2 額式立体花飾り具の特殊加工花と装飾体とを飾り付けた透明アクリル板 3 額式立体花飾り具の紙芝居壁紙収納箱 9 額式立体花飾り具の特殊加工花の小板オアシスで裏側はネジ付き 10 額式立体花飾り具の装飾体の小板オアシスで裏側はネジ付き 11 額式立体花飾り具の紙芝居壁紙収納箱の台面板 15 花瓶式立体花飾り具の透明アクリル蓋箱 21、22 花瓶式立体花飾り具の中心部分で紙芝居壁紙収納箱の形成の透明アクリル板 23、23A 花瓶式立体花飾り具の中心部分で紙芝居壁紙収納箱(板)、紙芝居壁紙の出入口 26、27 花瓶式立体花飾り具の底面部分の紙芝居壁紙収納箱 26A、27A 花瓶式立体花飾り具の底面部分の紙芝居壁紙の出入口 30、31 花瓶式立体花飾り具の特殊加工花と装飾体とを飾り付けた透明アクリル板 32 花瓶式立体花飾り具の間仕切りポケットの花瓶容器 33、花瓶式立体花飾り具の特殊加工花の小箱オアシス |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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【図4】 |
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【図5】 |
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