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【考案の名称】キッチンペーパーマット 【実用新案権者】 【識別番号】514305068 【氏名又は名称】宮川 昭治 【住所又は居所】千葉県船橋市高根台1−14−34 【代理人】 【識別番号】110001793 【氏名又は名称】特許業務法人パテントボックス 【代理人】 【識別番号】100149799 【弁理士】 【氏名又は名称】上村 陽一郎 【代理人】 【識別番号】100166349 【弁理士】 【氏名又は名称】帯包 浩司 【考案者】 【氏名】宮川 昭治 【住所又は居所】千葉県船橋市高根台1−14−34 【要約】 (修正有) 【課題】清潔に利用でき、かつ低コストで、使用後容易に片付けることができるキッチンマットを提供する。 【解決手段】台所2で料理する際に床を保護するためのキッチンペーパーマット1であって、略四角形の形状を有する紙から構成され、キッチンペーパーマットの向かい合う2つの辺のそれぞれの略中心を通る折曲線3を備える。少なくとも一つの面に、防水加工が施してあり、ロール状に連結しているキッチンペーパーマットを切り離して使い捨て使用してもよい。 【選択図】図1 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 台所で料理する際に床を保護するためのキッチンペーパーマットであって、略四角形の形状を有する紙から構成され、前記キッチンペーパーマットの向かい合う2つの辺のそれぞれの略中心を通る折曲線を備える、キッチンペーパーマット。 【請求項2】 前記キッチンペーパーマットの少なくとも一つの面に、防水加工が施してある、請求項1に記載のキッチンペーパーマット。 【請求項3】 前記キッチンペーパーマットは、連結しているキッチンペーパーマットを切り離して使用される、請求項1又は2に記載のキッチンペーパーマット。 【請求項4】 前記キッチンペーパーマットは、使い捨てである、請求項1乃至3に記載のキッチンペーパーマット。 【考案の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 本発明は、料理する際に床が汚れるのを防止するために使用するキッチンペーパーマットに関するものであり、より具体的にはポイ捨てキッチンペーパーマットに関する。 【背景技術】 【0002】 台所(キッチン)で料理をすると、キッチン台から食材片又は汁が落ち、床を汚してしまう場合がある。特に、揚げ物・炒め物を作る際は、料理中に油が跳ねやすい上、高温の油が床に接触すると床が変色してしまう恐れもある。このような不具合を回避するために、通常、床にキッチンマットを敷き、床が汚れてしまうのを防止する。 【0003】 しかしながら、市販のキッチンマットは、布製で厚く重みもあるものが大半である。そのため、一度キッチン台前の床にキッチンマットを敷くと、洗濯及び乾燥が容易にできない。結果的に実際に清潔とは言えない状態で使用し続ける場合が多い。 【0004】 キッチンマットとして、例えば特許文献1などの技術があるが、このキッチンマットも複数の層を有し、相当の厚さと重みがあるものと予想される。 【先行技術文献】 【特許文献】 【0005】 【特許文献1】特開平11−266995号公報 【考案の概要】 【考案が解決しようとする課題】 【0006】 清潔に利用でき、かつ低コストでキッチンマットであって、使用後容易に片づけることができキッチンマットを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本考案者は、鋭意研究を重ねた結果、台所で料理する際に床を保護するためのキッチンペーパーマットであって、略四角形の形状を有する紙から構成され、前記キッチンペーパーマットの向かい合う2つの辺のそれぞれの略中心を通る折曲線を備える、キッチンペーパーマットを考案した。 【考案の効果】 【0008】 [1] 台所で料理する際に床を保護するためのキッチンペーパーマットであって、略四角形の形状を有する紙から構成され、前記キッチンペーパーマットの向かい合う2つの辺のそれぞれの略中心を通る折曲線を備える、キッチンペーパーマットは、台所の床に配置することにより、料理によって落下した食材片、汁、油を受け止め、床の汚れを防止する。しかも、折曲線を備えているため、キッチンペーパーマットを容易に折り曲げることができ、食材片、汁、油とともに、廃棄することができる。 [2] 前記キッチンペーパーマットの少なくとも一つの面に、防水加工が施してある、前記[1]に記載のキッチンペーパーマットは、水分を含む食材等が落下しても、キッチンペーパーマットの表面で水分の浸透を防止することができ、水が床に接触することを防止することができる。 [3] 前記キッチンペーパーマットは、連結しているキッチンペーパーマットを切り離して使用される、前記[1]又は[2]に記載のキッチンペーパーマットは、コンパクトに収納・販売でき、また使用時も容易に取り出すことができる。 [4] 前記キッチンペーパーマットは、使い捨てである、前記[1]乃至[3]に記載のキッチンペーパーマットは、使用の度に交換できるため、常に新しいマットを敷くことができ、清潔が求められる台所の使用に好適である。 【図面の簡単な説明】 【0009】 【図1】図1は、本考案の実施例のキッチンペーパーマットの使用態様を示す図である。 【図2】図2は、実施例のキッチンペーパーマットの収納時の状態を示す図である。 【図3】図3は、実施例のキッチンペーパーマットを折曲線により折り曲げた図である。 【考案を実施するための形態】 【0010】 本考案について、図面を用いて詳細に説明する。 【実施例】 【0011】 図1は、本考案の実施例のキッチンペーパーマット1の使用態様を示す図である。図1のように、キッチンペーパーマット1は、台所のコンロ前又はシンク前の床に配置し、キッチンの床が、食材片、汁、油などから保護するために使用される。 【0012】 キッチンペーパーマット1の形状は略四角形である。略四角形の形状は、特に限定されないが、取扱いやすさから、長方形が好ましく、短辺は40cm〜50cm、長辺は80cm〜120cmである。キッチンペーパーマット1の4つの角の部分は、角である必要はなく、曲線に処理をしてもよい。 【0013】 キッチンペーパーマット1は、使い捨てとして使用される。使い捨てであれば、使用ごとに新品のものを利用でき、清潔性が求められる台所用品として好適である。 【0014】 キッチンペーパーマット1は、紙で構成される。布を利用することもできるが、高価な上、厚みがあり重く、使い捨てには適さない。 【0015】 キッチンペーパーマット1には、向かい合う2つの辺のそれぞれの略中心を通る折曲線2を備える。キッチンペーパーマット1は、紙で構成されるため、折曲線2は、事前に紙を折り曲げておくだけでもよい。別の態様として、折曲線2でより折り曲げやすくするため、折曲線2の部分のみを別素材、例えば、極めて柔らかい樹脂を利用することもできる。 【0016】 キッチンペーパーマット1は、少なくとも一つの面は、防水加工が施されている。使い捨てであるため、高価な防水加工は必要なく、例えば、新聞に挟まれているチラシ程度の防水加工でもよい 【0017】 [収納状態] キッチンペーパーマット1は、販売時又は収納時は、一枚一枚重ねて収納することもできるが、図2のようにキッチンペーパーマット1の一つの辺で、別のキッチンペーパーマット1と連結させて、ロール4にしておくことが、使いやすさの点で好ましい。実施例では、キッチンペーパーマット1は、別のキッチンペーパーマット1と切離線5(破線で記載)で切り離し可能である。なお、図2の切離線5は、ミシン目状に切れている線である。 【0018】 [使用方法] 本実施例のキッチンペーパーマット1の使用法について説明する。 【0019】 まず、図2のようにロール4からキッチンペーパーマット1の一枚分を引き、切離線5でロール4からキッチンペーパーマット1を手で切り離す。切り離されたキッチンペーパーマット1を台所の床、例えば、コンロ前の床やシンク前の床に配置する。その際、キッチンペーパーマット1の防水加工している面を上に向けて配置する。 【0020】 次に料理を行うが、この際キッチンペーパーマット1上に食材片、汁、油などが落ちる。料理終了後、キッチンペーパーマット1を、その上にある食材片、汁、油などを挟み込むように、折曲線3でキッチンペーパーマット1を折り曲げ(図3参照)、さらに、折曲線3と垂直な別の折曲線ができるように、さらに折り曲げ、一辺約20cmにまで折りたたみ、それを食材片、汁、油とともに廃棄する。 【0021】 キッチンペーパーマットは、床が汚れることを防止することができ、かつ、料理の廃棄物などと一緒に可燃物として廃棄できるために非常に有用である。 【0022】 以上、図面を参照して、本考案の実施例を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限らず、本考案の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本考案に含まれる。 【符号の説明】 【0023】 1 キッチンペーパーマット 2 台所 3 折曲線 4 ロール 5 切離線 【図面の簡単な説明】 【0009】 【図1】図1は、本考案の実施例のキッチンペーパーマットの使用態様を示す図である。 【図2】図2は、実施例のキッチンペーパーマットの収納時の状態を示す図である。 【図3】図3は、実施例のキッチンペーパーマットを折曲線により折り曲げた図である。 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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