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【考案の名称】ハンドバッグ内のハンカチを、皺なく、清潔に保つためのケース。 【実用新案権者】 【識別番号】512085588 【氏名又は名称】菊地 則子 【住所又は居所】宮城県仙台市泉区虹の丘1−7−34 【考案者】 【氏名】菊地 則子 【住所又は居所】宮城県仙台市泉区虹の丘1−7−34 【要約】 (修正有) 【課題】ハンカチーフを、常に、当初畳んだままの状態に保つことが出来るケースを提供する。 【解決手段】縦15cm 横30cmのラミネート加工した横長の透明フィルムをケース本体1とする。ケース本体1の中央に、縦方向に1cm間隔で、直径1mmの穴2と穴3をあける。太さ1mm、長さ30cmのポリウレタン製の透明ゴム紐4を、ケース本体1にあけた二つの穴2,穴3に続けて通し、両端を接着して輪にする。その接着部分を留め具に挿入し補強する。ケース本体の中央に約2mm間隔の縦二本の折り目を入れ、本のように開閉できる状態に折る。その際、輪となっているゴム紐がケース本体を通過して本体の表と裏の両面に出ているので、ゴム紐に留め具を施した面を内側と定め、谷折りとする。次に、ケースを閉じ外側に出ている部分の輪ゴムを四隅に順次引きかけることにより、開口部の開放防止及び収納したハンカチ等が中より抜け出ることを防ぐ。 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ハンドバッグ内のハンカチをしわなく清潔に保つためのケースであって、ラミネート加工して二つ折りにした四角形の紙を本体とし、補助具として輪ゴムを本体の一部に固定した事を特徴とするケース。 【考案の詳細な説明】 【考案の概要】 【考案が解決しようとする課題】 薄手・大判のハンカチーフは、ハンドバッグの中で他の小物類と重なりあって皺になったり汚れたりして、畳んだままの美しい状態を保ちにくい。 そこで、バッグの中から何時でも皺がなく清潔なハンカチーフを取り出せるようにしたい。 【課題を解決するための手段】 ラミネート加工した透明ポリエチレン・フィルムを用い、畳んだハンカチをブックカバーの要領で両側から挟み、ゴム紐で止めるだけのケースを考案した。 【考案の効果】 本考案品の素材としてラミネート・フィルムを用いたことによって、美しく清潔感があり、薄手の上にきわめて軽量で丈夫な製品に仕上がった。 また、開口部の開閉をゴム紐一本で出来るところが、簡便さと使い勝手の良さをもたらしている。 さらに、ケース類に通常使われるスナップ等の開閉具を用いないため、ほとんど厚みがなく、かさ張らず、複数のケースを携帯することが可能である。たとえば、使用後の湿ったハンカチを別途に収納でき、花粉症や風邪等のために用いたマスクの始末などにも便利である。 加えて、同じ製法で、大きさを自在に変えられるので、大小のハンカチやスカーフあるいは旅行用品などに応用できる。 【考案を実施するための形態】 以下、本考案の実施の形態について説明する。 縦15cm 横30cmのラミネート加工した横長の透明フィルムをケース本体1とする。 ラミネート加工の際、模様入りの紙などを挟み込み、見た目の美しさと個々の製品の個性化を図る。 ケース本体1の中央に、縦方向に1cm間隔で、直径1mmの穴2と穴3をあける。 太さ1mm、長さ30cmのポリウレタン製の透明ゴム紐4を、ケース本体1にあけた二つの穴2,穴3に続けて通し、両端を接着して輪にする。このことでゴム紐4はケース本体1から離脱しなくなる。その接着部分を留め具5に挿入し補強する。留め具には、内径1.5mm、長さ1cmのビニールパイプを用いる。 ケース本体の中央に約2mm間隔の縦二本の折り目を入れ、本のように開閉できる状態に折る。その際、輪となっているゴム紐がケース本体を通過して本体の表と裏の両面に出ているので、ゴム紐に留め具を施した面を内側と定め、谷折りとする。 次に、ケースを閉じ外側に出ている部分の輪ゴムを四隅に順次引きかけることにより、開口部の開放防止及び収納したハンカチ等が中より抜け出ることを防ぐ 【図面の簡単な説明】 【図1】 ケース本体の平面図である。 【図2】 完成品の斜視図である。 【図3】 完成品を開いて内側から見た状態の斜視図である。ゴム紐の留め具を内側に設けたところを本図で示した。 【符号の説明】 1 ケース本体 2 直径1mmの穴 3 直径1mmの穴 4 直径1mmのウレタン・ゴム紐。点線はケース本体の陰に隠れている部分を表して いる。 5 留め具でゴム紐の接着部分を止めた部位 6 折り目 7 折り目 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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