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【考案の名称】乾麺類の計量補助器具 【実用新案権者】 【識別番号】509329246 【氏名又は名称】宇津 徹郎 【住所又は居所】東京都世田谷区北烏山8丁目13番23号 日の出荘203号室 【考案者】 【氏名】宇津 徹郎 【住所又は居所】東京都世田谷区北烏山8丁目13番23号 日の出荘203号室 【要約】(修正有) 【課題】 量りを利用して、線状の乾麺類を容易かつ正確に計量でき、かつそのまま一本残らず鍋等に移動させることができる乾麺類の計量補助器具を提供する。 【解決手段】 計量補助器具は、本体1がゴム製であり、薄い板状で、表面2の中央が円柱状にくぼんでおり、裏面3は平らであり、線状の乾麺類を安定して載せることができ、板が高くなっている部分の外側には取っ手4、取っ手5が付いており、ゴムは柔らかく容易に曲がり、乾麺類を容易にくるむことができる形態を備える。 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 本考案の計量補助器具は、本体(1)がゴム製であり、薄い板状で、表面(2)の中央が円柱状にくぼんでおり、裏面(3)は平らであり、線状の乾麺類(6)を安定して載せることができ、板が高くなっている部分の外側には取っ手(4)、取っ手(5)が付いており、ゴムは柔らかく容易に曲がり、乾麺類(6)を容易にくるむことができる形態を備えることを特徴とする計量補助器具構造。 【考案の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 本考案は線状の乾麺類の計量方法及び移し替え作業に関し、簡便かつ清潔な方法を提供する器具に係わる。 【背景技術】 【0002】 従来から、乾麺類の計量法には、1)容器に乾麺を入れて、容器に空いた穴を通して乾麺を出すことで計量するもの、2)穴を空けた板に乾麺を通して計量するもの、3)V字型の器具に乾麺を挟み込んで計量するものなどがある。 【0003】 例えば、計量部と擦り切り部に分けた容器を用い、乾麺を計量する容器が考案されている。(特許文献1) 【先行技術文献】 【特許文献1】 特許公開2009−208814 【考案の概要】 【考案が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、1)から3)及び特許文献1のいずれも、目分量に頼った計量法であり、正確な計量ができているか判断しづらい。かといって、市販の量りに直接乾麺を載せて量ろうとすると、麺が転がってしまい、やりづらい。 【0005】 また、特にパスタなどは、市販の袋に「1人前100g」などと記載されているものが多く、g数を量れない計量法では、ストレスがたまる。 【0006】 本考案は、市販の量りとゴム製の計量補助器具を組み合わせて用いることで、乾麺類の正確な計量を可能とし、かつ計量した乾麺をそのまま一本残らず速やかに鍋等に移し替えるものである。本考案は、このゴム製補助器具を提供することを目的とする。 【0007】 本考案によれば、計量補助器具に載せるものは乾麺であり、この簡便なゴム器具を用いるだけで、市販の量りを利用した乾麺の正確な計量が可能になり、また、そのまま鍋等に乾麺を移動でき、器具は基本的に掃除もいらず、量り等も汚すこともない。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本考案の乾麺類の計量補助器具は、ゴム製の計量補助器具である。この計量補助器具のゴムは、容易に曲げられる柔軟性を備える。 【考案の効果】 【0009】 本考案の乾麺の計量補助器具によれば、市販の量りを利用して、乾麺を容易に正確に計量することができ、かつばらつきやすい乾麺を容易に鍋等に移動させることができ、従来の計量法に漠然とした不満を感じている人々に資することができる。 【考案を実施するための形態】 【0010】 以下、本考案の乾麺の計量補助器具をその実施の最良の形態について図面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。 【0011】 図1は本考案の実施例を示すものであり、本体1は柔らかいゴム製である。表面2は円柱状にくぼんでいる。裏面3は市販の量りに設置する位置である。取っ手(小)4、取っ手(大)5は、5の方が大きい。 【0012】 以下にこの計量補助器具を使用して乾麺を計量する方法を説明するが、本考案を実施するにあたり、この説明・手順に限定されるものではない。 【0013】 本実施例では、本体1を市販の量りに載せる。裏面3を下にする。市販の量りの機能を用い、本体1を載せたまま目盛りを0gに戻す。表面2に乾麺類6を載せ、計量する。表面2はくぼんでいるので、乾麺類6がこぼれることはない。計量が終了したら、乾麺類6を載せたまま取っ手(小)4、取っ手(大)5を指で持ち、本体1の表面2で乾麺類6をくるんで、そのまま本体1ごと持ち上げる。そのまま鍋等の上まで持って行き、取っ手(大)5のみをつまんで乾麺類6を解放、鍋等に移す。 【図面の簡単な説明】 【0014】 【図1】(a)、(b)はそれぞれ本願考案に使用する乾麺類の計量補助器具の正面、背面斜視図である。 【図2】(c)、(d)はそれぞれ本願考案に使用する乾麺類の計量補助器具を上から見た図、側面(取っ手のない側)から見た図である。 【図3】本願考案における乾麺類を計量補助器具本体でくるんだときのイメージ図である。 【符号の説明】 1・・・・・・・乾麺類の計量補助器具本体 2・・・・・・・表面 3・・・・・・・裏面 4・・・・・・・取っ手(小) 5・・・・・・・取っ手(大) 6・・・・・・・乾麺類 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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