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【発明の名称】ロフト階段 【出願人】 【識別番号】504275683 【氏名又は名称】平嶺 一與 【住所又は居所】埼玉県日高市女影445−32 【発明者】 【氏名】平嶺 一與 【住所又は居所】埼玉県日高市女影445−32 【要約】 【課題】ロフトへの上り下りを安全に、楽にしかも物を持って運ぶことも出来るような階段を造る。また、設置場所を小さくする。 【解決手段】この階段は、直階段で架けた時は片側又は両側に手摺りを設ける。格納する時は、ロフトの下の壁側に垂直に立てる。このとき手摺りも同時に折りたたむ。子供や主婦でも軽く動かせるように階段も両側板の下場に戸車をつける。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 階段の両側板下先端a部にキャスターを取り付けて、階段の全長の中心より少し上部(任意に決める)にg点を取り、階段に腕木を取り付ける位置を決める。a−g=a’−g’に なるようにg’点を決める。g、g’を中心として同円を描く。同円が交わる2点を通る線分eを引く。その線上に壁ハの仕上げ面より4〜5cmのところへh点を取る。このh 点に階段の腕木支持金物をとりつける。腕木はg−h間に取り付けたことになる。この方法で取り付けたキャスターと腕木を装着した階段。 【請求項2】 この階段に付属する折りたたみ式の手摺り。 【発明の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 本発明は、ロフトに上り下りするための階段に関する。 【背景技術】 【0002】 ロフトに上り下りする手段としてロフト梯子、段違い階段、固定階段がある。 【発明の概要】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 ロフトへの梯子での上り下りは両手で梯子をつかみ、身体を引き寄せながらほぼ垂直に上って行く為、物を持って上がることが出来ない。また、手を滑らせると落ちて怪我をする危険性がある。 【0006】 固定式階段については、設置面積を大きくとらなければならないので、小住宅には無理がある。設置場所を小さくして、インテリアとしても楽しめる。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本発明は、ロフトに直階段を架けて、右、又は、左側に壁がある場合は、その反対側に手摺りを設ける。壁がない場合は両側に手摺りを設ける。ロフトに階段が取り付く位置は床からロフトまでの壁または、柱を設ける。その壁または柱の中間部分に階段を支える腕木を階段の巾の両側に取り付ける。腕木は鉄又はステンレス鋼で作ることが望ましい。その腕木の片方を階段の中間当たりの下場に取り付ける。腕木は上下に回転する。この腕木があることによって、階段の格納時は、壁際に引き寄せほぼ垂直に立てて格納することができる。手摺りも同時に折りたたみする。格納の仕方は階段の下の段板を持って前に押し寄せていく。この時階段は床を滑っていくので軽く滑るように階段の側板の下先端に戸車をつける。 【発明の効果】 【0008】 この発明は、ロフトへの上り下りを安全にかつ楽に行うことが出来、しかも、物を運びあげることも容易に出来る。格納時は場所をとらないため、設置場所が小さい部屋でも良い。また、格納した場合階段は垂直に立つのでインテリアとしても楽しめる。 【図面の簡単な説明】 【0009】 【図1】本発明の正面図 【図2】本発明の階段部分の側面図。架けた場合と格納した場合を示す。 【図3】本発明の階段部分に手摺りを付けて示す。 【図4】本発明のシステムに必要な金物を取り付けた状態を示す。 【図5】金物の取り付け位置の設定方法を示す。 【発明を実施するための形態】 【0010】 階段1の両側板の下先端にキャスターaをとりつける。その階段の中間より少し上に任意の点gをとる。gからhに架けてステンレス鋼の腕木bを階段の両側に設ける。 腕木bは上下に回転できるようにh支点金物を壁ハにしっかりと固定する。この腕木bとキャスターaにより階段をロの位置から水平に押すだけで階段2の位置まで格納することが出来る。この時、腕木bの取り付け位置については図5において、その方法を示す。階段の中間より少し上場に任意の点gをとる、距離a−gとa’−g’が同じになるように求める。hを決めるにはgとg’間を2等分する、2等分した線eの延長線上で壁ハの仕上げ面から4〜5cmのところとする。 【0011】 手摺りについては図3に示すように階段が格納された時に手摺りも折りたためる。 その方法は図4に示す。手摺り用腕木bはf−hとb’で構成する。b’の先端は手摺り子3のe部分に自在回転金具で取り付ける。F回転支点も自在金具で接続する。e点の位置はc=b’となるようにする。手摺り子の不動支点は手摺り子の最下部とする。 【符号の説明】 【0012】 イ)ロフト ロ)居室の床 ハ)壁又は柱 1)階段(架けた場合) 2)階段(格納した場合) 3)手摺り小 4)手摺り a、a’)キャスター a−1、a−2)g’を決めるためのa、a’を中心とした同円 b)階段用腕木 c)手摺り用腕木 e)手摺り小と腕木の接続支点 f)手摺り用腕木の回転支点 g)階段用腕木の階段部取り付け支点(階段を設置した状態) g’)階段用腕木の階段部取り付け支点(階段を格納した状態) g−1とg−2)線分eを決めるために描いた円(g−1=g’−2) e)gとg’間の2等分線 h)階段腕木の壁支持金具支点 【図面の簡単な説明】 【0009】 【図1】本発明の正面図 【図2】本発明の階段部分の側面図。架けた場合と格納した場合を示す。 【図3】本発明の階段部分に手摺りを付けて示す。 【図4】本発明のシステムに必要な金物を取り付けた状態を示す。 【図5】金物の取り付け位置の設定方法を示す。 |
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ロフトのある家は、冒険心あふれる子供たちにとって非常に魅力的。しかし、すぐ飽きるのも子供の特徴。せっかく子供の成長に心弾ませて造ったロフトだから、子供の成長とともに有効に活用したいもの。ロフトといえば[はしこ]と上り下りが大変と言う思い込みがあるが、そんな思いをいっきに解決。小学生の子供や女性でも軽々と大きな階段を設置、収納。これならロフトも使い道いろいろ。インテリアとしても楽しめる。 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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【図4】 |
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【図5】 |
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