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【考案の名称】雑草等の生育を阻害し歩道舗装面を美的に維持するための歩車道境界ブロック 【実用新案権者】 【識別番号】503371513 【氏名又は名称】角 年廣 【住所又は居所】大分県中津市本耶馬渓町下屋形978番地2 【考案者】 【氏名】角 年廣 【住所又は居所】大分県中津市本耶馬渓町下屋形978番地2 【要約】 (修正有) 【課題】歩道舗装と歩車道境界ブロックの接合部分に雑草類の生育・芽立ちを防止する歩車道境界ブロックを提供する。 【解決手段】歩車道境界ブロック1は、歩道舗装との接合部分に2cm角の切欠部を設ける。切欠部に瀝青材を充満し、舗装面と下地の路盤材との間に空気を遮断して雑草類の生育が出来なくする。 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 歩道舗装との接合部分において、2CM角の切欠を設けた歩車道境界ブロックであって施工時において前記切欠部分においては瀝青材が充填される歩車道境界ブロック 【考案の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 本考案は、歩車道境界ブロックに、雑草類の生育・芽立ちを防止し易いように切欠きを設けた歩車道境界ブロックである。 【背景技術】 【0002】 歩車道境界ブロックと歩道舗装との接合部分に雑草類の生育・芽立が多く発生していて美観を損なったり除草の手間がかかった。 【先行技術文献】 【特許文献】 【0003】 【非特許文献】 【0004】 【考案の概要】 【考案が解決しようとする課題】 【0005】 歩道舗装の厚さをましたり、歩道舗装との接合部分に雑草類が生育・芽立ちをしているのを、美観を損なったり除草の手間を省くには、雑草類の生育・芽立ちを防止し易いように外気を遮断した方が最も効率的な方法である。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本考案は、歩車道境界ブロックに2cm角の切欠き加工をほどこすことにより、この部分に瀝青材を充満させることで、歩車道境界ブロックと歩道舗装との接合部分の面積を増して、完全に接合させて酸素・二酸化炭素を遮断することにする。 【考案の効果】 【0007】 上述の様に、本考案の歩車道境界ブロックに2cm角の切欠きを設けることにより、接合面積が3倍ほどになることにより歩車道境界ブロックと歩道舗装との接合部分が一体化して、雑草類の生育・芽立ちを防止し易い構造になり効果がみられた。 【0008】 【図面の簡単な説明】 【図1】{図−1の説明} 従来の境界ブロっク 【図2】{図−2の説明} ブロック天端より2cm下方に2cm正方角の空洞部を造り瀝青材完全に塗布出来るようにする。 【図3】{図−3の説明} 長さ60cm及200cmのブロックの呼び型B及Cに於ける正面の出来形を示している 【図4】(図−4の設明) ブロック背面の出来形呼び型B及Cに於ける実寸値と天端より2cm下方に2cmの溝状の2cm角の歴青剤を塗布する形が天端より2cm下がりに造られた形である 【図5】 ブロックの設置状況を断面で示され2cm角の空洞(溝状)がはっきりわかると共にブロックの呼び形による各出来上がり寸法が表で示される。 2cm角もあれば瀝青材をたっぷり塗布して密着すると空気の表面との間が2cm角で遮断されるのがわかる。 【考案を実施するための形態】 【0009】 歩車道境界ブロックの舗装との接合部分、特に2cmの切欠き部分には十分に接着するように瀝青材を充満させて舗装転圧して仕上げる。 【実施例】 【0010】 以下、添付図面に従って実施例を説明する。2は2cm角の切欠き部分であり、ここに瀝青材を十分に接着しやすいように充満・塗布して舗装転圧することにより接着させる、 【符号の説明】 【0011】 1 歩車道境界ブロック本体 2 2cm角の切欠き部分 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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【図4】 |
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【図5】 |
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本製品は、今まで歩車道境界ブロックの施工において、境界ブロックと舗装との接合面に雑草が生え、美観が損なわれ除草作業等の手間がかかっていました。 その為、長年にわたり維持管理が大変であったが、境界ブロックに2cm角の切欠部を設けることにより、瀝青材(乳剤)をまんべんなく塗布充填し密着することにより雑草が生えにくくなります。 この為、歩道の美観が保たれ、歩行者が歩くのに支障がなく安全も確保されます。 注、舗装との接着面は丁寧に掃除し乳剤をまんべんなく塗布することとする。 尚、これはあくまでも雑草の発育抑制、予防である。 |
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