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【考案の名称】携帯端末用補助具 【実用新案権者】 【識別番号】515094589 【氏名又は名称】種子田 誠 【住所又は居所】鹿児島県曽於市末吉町深川11738 【代理人】 【識別番号】100178102 【弁理士】 【氏名又は名称】橋本 晃 【考案者】 【氏名】種子田 誠 【住所又は居所】鹿児島県曽於市末吉町深川11738 【要約】 (修正有) 【課題】携帯電話、スマートフォン等の小型携帯端末を片手で支持・操作することができるファッション性豊かな補助具を提供する。 【解決手段】吸着盤1と吸着盤1に枢設されたリング2とによってユニットが構成され、吸着盤1を端末3裏面の所望の位置に吸着させ、親指及び人差し指以外の指をリング2に挿通することによって端末3を片手で支持し、同じ手の親指及び人差し指を使用して端末3を片手で操作することを可能とする。通常の使用においては、ユニットを端末3裏面に縦に着設し、中指と薬指をリング2に挿通することにより、端末3を手指に密着させ安定的に支持しつつ、親指とともに人差し指を端末3の前面に置いて操作する。また、端末をテーブル等の平面に載置して使用するときは、端末の裏面に横1列に吸着させた複数ユニットの補助具を平面に着座させることにより、端末を平面に対して一定の傾斜角をもって設置することを可能とする。 【選択図】図3 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 小型携帯端末を片手で操作するための補助具であって、 1の吸着盤と、前記1の吸着盤に枢設された1のリングと、によって構成され、 前記吸着盤を前記小型携帯端末の裏面の所望の位置に吸着させ、親指及び人差し指以外の指を前記リングに挿通することによって前記小型携帯端末を片手で支持し、前記片手の親指及び人差し指を使用して前記小型携帯端末を片手で操作することを特徴とする補助具。 【請求項2】 前記小型携帯端末は、前記1の吸着盤と前記1のリングとの組み合わせを1のユニットとし、2の前記ユニットを前記小型携帯端末の裏面の所望の位置に吸着させ、親指及び人差し指以外の2の指を前記ユニットの各々のリングに挿通することによって前記小型携帯端末を片手で支持し、前記片手の親指及び人差し指を使用して前記小型携帯端末を片手で操作することを特徴とする請求項1記載の補助具。 【考案の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 本考案は、携帯電話、スマートフォン等の小型携帯端末を片手で操作することを可能とする補助具に関する。 【背景技術】 【0002】 携帯電話、スマートフォン等の小型携帯端末の取り扱いに際しては、図5に示すように、掌に端末を載せ、親指の付け根と中指・薬指の第1間接を使って端末の両側辺を支持し、操作には、親指だけでできる画面のスクロール以外は、端末を支持する手と反対側の手の人差し指等を使用するのが一般的である。 【考案の概要】 【考案が解決しようとする課題】 【0003】 両手で端末を操作できないときは、上述したように、端末を支持する手の親指を使用するのが一般的である。しかし、この場合、親指の付け根が端末の側辺に固定されるので、親指の動く範囲が小さくなり誤操作が生じ易くなる。また、中指と薬指が端末の他の側辺に固定されるため、隣の人差し指を端末の前面に運んで操作することは至難となる。さらに、このような状態で無理に片手で操作しようとすると、端末を落下させてしまう危険が大きくなる。 【0004】 上述の問題を解決すべく、本考案においては、携帯電話、スマートフォン等の小型携帯端末を片手で支持・操作することができるファッション性豊かな補助具を提供することを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 上記課題を解決するために、本考案に係る補助具は、小型携帯端末を片手で操作するための補助具であって、1の吸着盤と、前記1の吸着盤に枢設された1のリングと、によって構成され、吸着盤を端末の裏面の所望の位置に吸着させ、親指及び人差し指以外の指をリングに挿通することによって端末を片手で支持し、同じ手の親指及び人差し指を使用して端末を片手で操作することを特徴とする。 【0006】 前記1の吸着盤と前記1のリングとの組み合わせを1のユニットとし、通常の使用においては、後述の実施形態1で述べるように、2のユニットを端末裏面に縦方向に着設し、中指と薬指をリングに挿通することにより、端末を手指に密着させ安定的に支持しつつ、親指とともに人差し指を端末の前面に置いて操作に供することを可能とする。 【0007】 また、端末をテーブル等の平面に載置して使用するときは、端末の裏面に横1列に吸着させた複数ユニットの補助具を前記平面に着座させることにより、端末を平面に対して一定の傾斜角をもって設置することを可能とする。 【考案の効果】 【0008】 親指と人差し指を端末の支持から解放させることができたため、鞄等を保持する等で片手が使用できない状態においても、もう一方の手だけで端末を支持・操作することが可能となった。 【0009】 しっかりした吸着とリングへの指の挿通により、端末を確実に手指に固定させることが可能となったため、横向きや仰向けの姿勢でも、片手の端末操作が可能となった。 【0010】 本補助具は端末への着脱が簡単であるうえ、端末裏面の所望の位置に吸着盤を取り付けることができるので、使用者の手の大きさや趣向に合った片手での端末の使用が可能となった。 【0011】 端末をテーブル等に置いて使用するときには、本補助具の吸着盤を中央より少々上に取り付け、これを台座とすることにより、端末に角度を持たせることができるため、画面が見やすく操作もしやすくなった。 【0012】 リングに指を挿通させて端末を操作するスタイルが使用者及びそれを観察する者のファッション感覚を醸成することから、単なる端末補助具を超え、アクセサリー品としての需要を引き起こすことが期待できる。その結果、需要者層に合わせた商品の開発・販売が可能となるほか、低コストで生産可能な販促物としての市場開拓も可能となる。 【図面の簡単な説明】 【0013】 【図1】本実施形態の携帯端末用補助具の(A)平面図、(B)正面図である。 【図2】本実施形態の携帯端末用補助具の装着方法を示す説明図である。(A)は端末を透視として指の位置を示し、(B)は指の通し方を示す。 【図3】本実施形態の携帯端末用補助具を装着した端末の使用例を示す説明図である。 【図4】端末をテーブル等に置いて使用するときの実施例を示す側面図である。 【図5】従来の端末の保持方法を示す概念図である。 【考案を実施するための形態】 【0014】 以下、本考案の実施形態1、2を、図を用いて説明する。 (実施形態1) 図4に示すように、本考案に係る携帯端末用補助具は、1ユニットが、ゴム製の吸着盤1と、吸着盤1に連続するリング支持部11と、リング支持部11に枢設された樹脂製のリング2によって構成され、吸着盤1を端末裏面に吸着させ、リングに指を挿通させて使用する。該ユニットは、リングに挿通する指以外の指との協応により、単体でも使用が可能であるが、本実施形態においては端末をより確実に保持するため、使用するユニットの数は2とする。吸着盤1の端末裏面への吸着位置は基本的には縦1列となるが、端末3の大きさや使用者の手の大きさ又は趣向によって使いやすい位置を選択することが可能である。 【0015】 人差し指をフリーにするため、前記2つのユニットの各々のリング2に挿通する指は、中指、薬指又は小指のいずれか2の指となるが、本実施形態では図2に示すように、最も確実に端末を支持できる方法として、中指及び薬指を使用する。(A)は端末3を透視として端末裏面における指位置の例を示し、(B)は端末3を水平にして指の挿通方法を示す。 【0016】 図3(A),(B)は、本実施形態における指の動作例を示す。本図に示すように、リング2に挿通する指を中指及び薬指とすることにより、人差し指を端末3の前面に置くことができ、端末3を片手で保持しながら親指と人差し指で操作することが可能となる。 【0017】 (実施形態2) 実施形態2は、端末3をテーブル等の平面に載置して使用する場合の本補助具の使用例である。図4に示すように、端末3の裏面の縦方向中央より上方に2ユニットの本補助具を横並びに着設し、各リング支持部11を平面に着座させることにより、端末を平面に対して一定の傾斜角をもって載置することが可能となり、液晶画面を見やすくすることができる。 【0018】 以上、本 考案の有する特徴及び優れた点を上記実施形態に記載したが、本考案は、本考案の原理の範囲内で、本願の実用新案登録請求の範囲で使用されている言葉を広く一般的な意味にまで広げて実施することが可能である。例えば、吸着盤1とリング2の素材・形状・大きさについては様々な実施形態が可能である。また、請求項1の補助具については使用する前記ユニットの数を1又は3として実施することも可能であり、これらについての実施は、本考案の技術的範囲に含まれるものと解する。 【符号の説明】 【0019】 1 吸着盤 11 リング支持部 2 リング 3 小型携帯端末 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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【図4】 |
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【図5】 |
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スマートホンの画面が大きくなる傾向にあり、片手で操作をしたいと考えると、機種(サイズ)の選択時に制約を受ける。画面の大きい方が見やすく片手使いなら扱いもしやすい。片手での操作ができると機種(サイズ)選択時の幅が広がる。 製作費が安くできて吸着盤とセットになったリングに指を通す事を基本にすれば、形や色など変化を付ければ簡単な補助具からアクセサリー的な形へ遊びが生まれる。使う年齢層に見合う商品構成が楽しめる。 (例、若者、学生であればキャラクター物や原色を組み合わせてカラフルに見せたり、大人向けには黒やゴールド、シルバーの組み合わせなど) 試作品を使用して感じた事 手の大きさや携帯端末のサイズが人それぞれ違う為、吸着盤の取り付け位置がフリーに出来る事でリングの向きを指に合う力の入りやすい方向へ取り付け出来る。テーブル上などに置いてみる時、端末機裏の付いている位置を少し変えるとスクリーンに角度を付ける事で見やすくする事に利用もできる。 パソコンと違い情報を見るのに携帯端末はあらゆる場所、あらゆる姿勢での使用が有る。姿勢が崩れやすい状態の、あお向け、横向きの姿勢の時、片手操作の便利性を特に実感出来、一度使うとその便利性と無いと不便で有る事が実感出来る。 |
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The summery of the invention Nowadays, the screen size of smartphone is getting bigger and bigger, so people when they buy smartphone have to choose the screen size carefully if they want to use it by one hand. A bigger screen makes you easier to manipulate and watch it if you want to use it with only one hand. If you are good at using smartphone with one hand, you will be able to choose one from more various kinds of smartphone. The cost of this product is not so expensive, and it comes with the ring with a suction pad. Changing its shape and color can make it transform from an assistive device to some kind of accessories, which may appeal to people in various generations (for example, some colorful decollation or character for young people, a dark or thick color such as black, gold, silver for adults). The impression after using the trial product by myself The size of hands and a screen of smartphone differ for each individual. As for this invention, you can set the suction pad on any place you want, so you can place the ring on your most comfortable place for your hand and fingers. When you place the smartphone on a table, you can adjust the angle of the screen by slightly changing the location of the bottom part of your smartphone. Mobile phone can be used in most places and in various postures, unlike personal computer. You will find one-handed operation quite efficient and this invention makes it much easier to operate the screen with one hand, especially when you are in an unstable posture like when you are lying down. |
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