閉じる |
【発明の名称】風力原動機 【特許権者】 【識別番号】520422773 【氏名又は名称】長谷川 正樹 【住所又は居所】神奈川県川崎市幸区南幸町3-119 【代理人】 【識別番号】100134072 【弁理士】 【氏名又は名称】白浜 秀二 【発明者】 【氏名】長谷川 正樹 【住所又は居所】神奈川県川崎市幸区南幸町3-119 【要約】 【課題】構造が簡単なため製造が容易で低価格である風力原動機を提供する。 【解決手段】回転自在に設けられた回転軸と、この回転軸に取付けられた複数枚の翼とを備え、翼の各々は、回転軸の径方向を中心に傾斜した状態で風を受ける平板状の羽根部材を有していることを特徴とする。 【選択図】図1 【特許請求の範囲】 【請求項1】 回転自在に設けられた回転軸と、 この回転軸に取付けられた複数枚の翼と、 を備え、 前記翼の各々は、前記回転軸の径方向を中心に傾斜した状態で風を受ける平板状の羽根部材を有している風力原動機であって、 前記翼の各々は、 前記回転軸に取付けられ、前記回転軸の径方向外方に水平に延びる平板状の支持部材と、 この支持部材の先端側に前記羽根部材を回動自在に取り付ける回動部材と、 を備え、 前記羽根部材は、水平状態から傾斜状態まで回動範囲をストッパによって規制し、 前記羽根部材には、前記回動部材と反対側に錘が固定され、前記羽根部材の重量と錘の重量とがバランスされており、 前記羽根部材が傾斜した状態で風を受けて前記回転軸を回転させるように構成したことを特徴とする風力原動機。 【請求項2】 前記複数枚の翼の周囲を覆うとともに、風の導入口および導出口を有するハウジングと、 前記導入口と前記導出口の少なくとも前記導入口を開閉する扉と、 を備え、 前記導入口と前記導出口は、風が前記複数枚の翼の風受け領域に案内されるように形成したことを特徴とする請求項1に記載の風力原動機。 【請求項3】 前記ハウジングは、 前記複数枚の翼の周囲を覆い風の通過を妨げるとともに、前記複数枚の翼の風受け領域を露出する開口部を有する防風ドラムと、 この防風ドラムの前記開口部に連接され、該開口部から露出する前記複数枚の翼を覆うとともに、前記導入口および前記導出口を有する風洞と、 を備えたことを特徴とする請求項2に記載の風力原動機。 【請求項4】 前記水平に延びる平板状の支持部材と前記水平状態にあって前記支持部材に重なり合っている前記羽根部材とにおいて、前記支持部材には、前記羽根部材に向かっての上向きの傾斜面が形成され、前記羽根部材には、前記上向きの傾斜面と向かい合うように前記支持部材に向かっての下向きの傾斜面が形成されている請求項1〜3のいずれかに記載の風力原動機。 【請求項5】 回転自在に設けられた回転軸と、 この回転軸に取付けられた複数枚の翼と、 を備え、 前記翼の各々は、前記回転軸の径方向を中心に傾斜した状態で風を受ける平板状の羽根部材を有する風力原動機であって、 前記翼の各々は、 前記回転軸に取付けられ、前記回転軸の径方向外方に水平に延びる平板状の支持部材と、 この支持部材の先端側に前記羽根部材を回動自在に取り付ける回動部材と、を備え、 前記羽根部材は、水平状態から傾斜状態まで回動範囲をストッパによって規制し、 前記水平に延びる平板状の支持部材と前記水平状態にあって前記支持部材に重なり合っている前記羽根部材とを見たときに、前記支持部材には、前記羽根部材に向かっての上向きの傾斜面が形成され、前記羽根部材には、前記上向きの傾斜面と向かい合うように前記支持部材に向かっての下向きの傾斜面が形成されており、 前記羽根部材が傾斜した状態で風を受けて前記回転軸を回転させるように構成したことを特徴とする前記風力原動機。 【発明の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 本発明は、風力を利用して動力を発生させる風力原動機に関する。 【背景技術】 【0002】 風力原動機としては、垂直に配置された回転軸に複数の翼を取り付け、翼で回風を回転軸に垂直に受けて回転軸を回転させる装置が知られている。 【0003】 たとえば、特許文献1には、垂直回転軸にらせん状に取付けられた複数の水平回転軸にそれぞれ2枚の板状羽根部材を固定し、これらを互いに連動して揺動するようにした構造が開示されている。 【先行技術文献】 【特許文献】 【0004】 【特許文献1】 特開2005−9473号公報 【発明の概要】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、この特許文献1に記載の羽根部材は、垂直回転軸に水平回転軸が貫通している等、構造が複雑で製造が困難であり、高価格になる。 【0006】 本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、構造が簡単なため製造が容易で低価格である風力原動機を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0007】 上記課題を解決するために、本発明は、回転自在に設けられた回転軸と、この回転軸に取り付けられた複数枚の翼とを備え、翼の各々は、回転軸の径方向を中心に傾斜した状態で風を受ける平板状の羽根部材を有している風力原動機を対象とするものである。 【0008】 この風力原動機において、翼の各々は、回転軸に取付けられ、回転軸の径方向外方に水平に延びる平板状の支持部材と、この支持部材の先端側に羽根部材を回動自在に取り付ける回動部材と、を備え、羽根部材は、水平状態から傾斜状態まで回動範囲をストッパによって規制し、羽根部材には、回動部材と反対側に錘が固定され、羽根部材の重量と錘の重量とがバランスされており、羽根部材が傾斜した状態で風を受けて回転軸を回転させるように構成する。 【0010】 さらに、本発明は、複数枚の翼の周囲を覆うとともに、風の導入口および導出口を有するハウジングと、導入口と前記導出口の少なくとも前記導入口を開閉する扉とを備え、導入口と導出口は、風が複数枚の翼の風受け領域に案内されるように形成してもよい。 【0011】 さらに、ハウジングは、複数枚の翼の周囲を覆い風の通過を妨げるとともに、複数枚の翼の風受け領域を露出する開口部を有する防風ドラムと、この防風ドラムの開口部に連接され、開口部から露出する複数枚の翼を覆うとともに、導入口および導出口を有する風洞とを備えた構成としてもよい。 風力原動機は、水平に延びる平板状の支持部材と水平状態にあって支持部材に重なり合っている羽根部材とにおいて、支持部材には、羽根部材に向かっての上向きの傾斜面が形成され、羽根部材には、上向きの傾斜面と向かい合うように支持部材に向かっての下向きの傾斜面が形成されているものであってもよい。 風力原動機はまた、回転自在に設けられた回転軸と、この回転軸に取付けられた複数枚の翼とを備え、翼の各々は、回転軸の径方向を中心に傾斜した状態で風を受ける平板状の羽根部材を有する風力原動機であって、翼の各々は、回転軸に取付けられ、回転軸の径方向外方に水平に延びる平板状の支持部材と、この支持部材の先端側に羽根部材を回動自在に取り付ける回動部材とを備え、羽根部材は、水平状態から傾斜状態まで回動範囲をストッパによって規制し、水平に延びる平板状の支持部材と水平状態にあって支持部材に重なり合っている羽根部材とを見たときに、支持部材には、羽根部材に向かっての上向きの傾斜面が形成され、羽根部材には、上向きの傾斜面と向かい合うように支持部材に向かっての下向きの傾斜面が形成されており、羽根部材が傾斜した状態で風を受けて回転軸を回転させるように構成したことを特徴とするものであってもよい。 【発明の効果】 【0012】 本発明によれば、構造が簡単なため製造が容易で低価格である風力原動機を提供することができる。 【図面の簡単な説明】 【0013】 【図1】本発明の第1実施形態に係る風力原動機としての風力発電機を示す斜視図である。 【図2】同風力発電機の翼を示す斜視図である。 【図3】同翼を示す斜視図である。 【図4】同翼の作用を説明するための図である。 【図5】同じく翼の作用を説明するための図である。 【図6】同風力発電機の翼の変形例を示す斜視図である。 【図7】同風力発電機の翼の他の変形例を示す斜視図である。 【図8】本発明の第2実施形態に係る風力原動機としての風力発電機を示す正面図である。 【図9】同風力発電機を示す平面図である。 【図10】本発明の第3実施形態に係る風力原動機としての風力発電機を示す縦断面図である。 【図11】本発明の第4実施形態に係る風力原動機としての風力発電機を示す縦断面図である。 【図12】同風力発電機の平面図である。 【図13】本発明の第4実施形態に係る風力原動機としての風力発電機を示す縦断面図である。 【図14】同風力発電機の平面図である。 【図15】本発明の第5実施形態に係る風力原動機としての風力発電機を示す縦断面図である。 【図16】同風力発電機の平面図である。 【発明を実施するための形態】 【0014】 以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。 【0015】 図1は、本発明の第1実施形態に係る風力原動機としての風力発電機を示している。 【0016】 図1に示すように、風力発電機1は、地盤に設けられる基礎部材2を示している。この基礎部材2には、複数の脚部3…が立設され、この脚部3…の上部には、基台4が設けられている。 【0017】 基台4には、穴5が設けられ、この穴5を囲むように基台4上に筒状部材6が固定されている。筒状部材6の内側には上下に軸受51,51が設けられ、この軸受51,51には基台4の穴5および筒状部材6を貫通し垂直方向上方に延びる回転軸7が回転自在に支持されている。 【0018】 この回転軸7の回転は、一対の歯車8,9を介して発電装置10に伝達されるようになっている。すなわち、回転軸7の下部に歯車8が取り付けられ、この歯車8に、発電装置10の回転軸11に取り付けられた歯車9が噛合うようになっている。 【0019】 また、発電装置10は基礎部材2に設けられたスライダー12に固定され、このスライダー12より一対の歯車8,9が噛合う状態と離脱する状態とにスライドすることができるようになっている。 【0020】 また、この回転軸7の基台4より上方には、複数の翼13…がそれぞれ水平方向に且つらせん状に取り付けられている。すなわち、翼13…は、垂直方向に所定間隔を開けて、且つ、周方向に例えば30°ずつずらして、回転軸7に取付けられている。 【0021】 また、翼13…の各々は、回転軸7の径方向外方に水平に延びる平板状の支持部材14を有していて、この支持部材14は、基端側が回転軸7に取付られ、先端側には平板状の羽根部材15が取り付けられている。 【0022】 この羽根部材15は、図2に示すように、支持部材14にヒンジ(回動部材)16を介して回動自在に取り付けられている。 【0023】 すなわち、ヒンジ16は支持部材14の回転方向後端側に設けられ、羽根部材15は、回転方向後端側がヒンジ16を介して支持部材14の回転方向後端側に回動自在に支持され、支持部材14の上面に重なる状態から上方へ傾く状態に回動できるようになっている。 【0024】 また、羽根部材15は、図3に示すように、ヒンジ16と反対側に錘17が固定されていて、羽根部材15の重量と錘17の重量でバランスされることにより容易に回動できるようになっている。 【0025】 また、支持部材14のヒンジ16近傍には、ストッパ18が設けられていて、羽根部材15を支持部材14に重なる水平状態から支持部材14から離れるように回動した傾斜状態まで回動範囲を規制するようになっている。 【0026】 さらに、支持部材14の先端かつ羽根部材15側および羽根部材15の先端側かつ支持部材14側にはそれぞれ傾斜面19,20が形成され、支持部材14と羽根部材15との間に風が入り易くなっている。 【0027】 そして、図4(a)に示すように、翼13が先端側から風を受けると、羽根部材15と支持部材14との間に風が入り、羽根部材15が水平状態から傾斜状態に回動して、傾斜状態で風を受けて回転軸7を回転させるように構成されている。 【0028】 また、図4(b)に示すように、羽根部材15は、ヒンジ16側から風を受けると、支持部材14に重なる水平状態に回動し、回転軸7を回転させる力が働かないようになっている。 【0029】 図5は、翼13の回転位置と羽根部材15の回動位置との関係を示している。羽根部材15は、翼13のK〜Cの回転位置で風を先端側から受けて傾斜状態に開き、翼13のE〜Iの回転位置で風をヒンジ16側から受けて水平状態に閉じる。したがって、翼13のK〜Cの回転位置で羽根部材15が風を受けることにより抗力が働き、回転軸7が回転する。 【0030】 なお、羽根部材15は、支持部材14の上面側に設けたが、支持部材15の下面側に設けても良く、また、上面側および下面側の両方に設けても良い。 【0031】 さらに、翼13は、支持部材14にヒンジ16を介して羽根部材15を回動自在に取り付けた構成としたが、図6または図7に示すように構成してもよい。 【0032】 すなわち、図6に示す変形例では、翼13は、平板状部材を回転軸7の径方向に沿って鋭角に二つ折りした形状の折り曲げ部材21を備え、この折り曲げ部材21の一方側が支持部材14に水平状態に固定され、他方側が傾斜状態で回転軸7と垂直方向の風を受けて、つまり二つ折りの谷側で受けて回転軸7を回転させるように構成されている。 【0033】 この場合、回転軸7に垂直方向の風は、回転軸7に対して反対側の翼13の山側にも当たるが、山側より谷側の方が風から受ける抗力が大きいため、回転軸7は回転する。 【0034】 また、図7に示す変形例では、翼13は、平板状部材を回転軸7の径方向に沿って二つ折りした形状の折り曲げ部材22を備えている。 【0035】 この折り曲げ部材22の回転軸7側端部には、谷側を閉塞する閉塞部材23が設けられ、この閉塞部材23を介して折り曲げ部材22が連結部材24に連結され、さらにこの連結部材24が回転軸7に連結されている。 【0036】 また、この折り曲げ部材22の一方側は水平に対し上方へ傾斜し、他方側は水平に対し下方へ傾斜していて、回転軸7と垂直方向の風を二つ折りの谷側で受けて回転軸7を回転させるようになっている。 【0037】 この場合も、回転軸7に垂直方向の風は、回転軸7に対して反対側の翼13の山側にも当たるが、山側より谷側の方が風から受ける抗力が大きいため、回転軸7は回転する。 【0038】 なお、この閉塞部材23は、折り曲げ部材22の回転軸7側端部だけでなく、回転軸7と反対側端部にも設けてもよい。 【0039】 図8および図9は、本発明の第2実施形態に係る風力原動機としての風力発電機1を示している。 【0040】 図8および図9に示すように、翼13…は、周囲をハウジング25で覆われ、このハウジング25は、下部が基台4に固定されている。 【0041】 また、このハウジング25は、翼13…の周囲すなわち上方および側方を覆い風の通過を妨げるとともに、翼13…の風受け領域を露出する開口部26を有する防風ドラム27と、この防風ドラム27の開口部26に連接され、開口部26から露出する翼13…を覆うとともに、風の導入口28および導出口29を有する風洞30とを備えている。 【0042】 導入口28および導出口29には、それぞれ開閉扉31,32がヒンジ33,34を介して回動自在に取り付けられ、リモートコントロールされるサーボモータ35,36により開閉操作されるようになっている。 【0043】 そして、開閉扉31,32は、強風時には閉じられ、翼13…が保護される。また、開閉扉31,32は、通常時には開かれ、風が導入口28から風洞30内に導入され、翼13…の風受領域に当たり、導出口29から導出される。 【0044】 この場合、風の強さに応じて開閉扉31,32の開放角度を変えることにより、風量をコントロールすることができる。 【0045】 図10は、本発明の第3実施形態に係る風力原動機としての風力発電機1を示している。 【0046】 図10に示すように、ハウジング25は、支持フレーム35に固定され、この支持フレーム35は、筒状部材6の外周側に軸受36を介して回転自在に取付られている。 【0047】 また、この支持フレーム35の下部にはキャスター37…が設けられ、基台4上に移動自在に構成されている。 【0048】 基台4にはサーボモータ60が固定され、このサーボモータ60の回転軸(図示しない。)にはプーリ38が取り付けられている。 【0049】 また、支持フレーム35の下面部にはプーリ39が設けられ、このプーリ38,39間にはベルト40が架け渡されている。 【0050】 そして、サーボモータ60が風向きの応じて駆動されることによりハウジング25の向きすなわち導入口28の向きが変えられるようになっている。 【0051】 図11および図12は、本発明の第4実施形態に係る風力原動機としての風力発電機1を示している。 【0052】 図11および図12に示すように、ハウジング25は、3つの部屋41,42,43に仕切られ、各部屋41,42,43に、回転軸7および翼…が設けられ、各回転軸7には歯車44が取り付けられ、隣接する歯車44の中間には中間回転軸45に取付けられた中間歯車46が歯合し、これらが連動するようになっている。 【0053】 さらに、中間回転軸45には歯車47が歯合し、この歯車47には発電装置50の回転軸53に取付けられた歯車49に歯合している。 【0054】 このように、3つの回転軸7…と2つの中間回転軸45,45の回転は、連動し、5つの発電装置10…,50…にそれぞれ伝達されるようになっている。 【0055】 また、ハウジング25の各部屋41,42,43には、導入口および導出口が設けられ、導入口28には観音開きの開閉扉31,31が設けられ、導出口29には片開きの開閉扉32が設けられている。 【0056】 また、基礎部材2の下部にはキャスター55が設けられ、サーボモータ56により、風向きに応じて基礎部材2が固定部57上で回転できるようになっている。 【0057】 図13および図14は、本発明の第5実施形態に係る風力原動機としての風力発電機1を示している。 【0058】 図13および図14に示すように、ハウジング25内には、回転軸7および翼…が3台ずつ2列で合計6台、設けられ、各回転軸7には、歯車44…、中間歯車46…を介して連動するようになっている。 【0059】 また、ハウジング25には、1列目の隣接する2つの回転軸7,7間および残りの回転軸7の隣接しない反対側に対応して導入口28,28が設けられ、この導入口28,28に対応して反対側に導出口29,29が設けられている。そして、これら導入口28,28および導出口29,29には開閉扉31…,32…が設けれている。 【0060】 図15および図16は、本発明の第6実施形態に係る風力原動機としての風力発電機1を示している。 【0061】 図15および図16に示すように、ハウジング25内には、回転軸7および翼…が2台ずつ2列で合計4台設けられ、各回転軸7は、歯車44…、中間歯車46…を介して連動するようになっている。 【0062】 また、ハウジング25には、1列目の隣接する2つの回転軸7,7間に対応して導入口28が設けられ、この導入口28に対応して反対側に導出口29が設けられている。そして、導入口28および導出口29には観音開きの開閉扉31,32が設けれている。 【0063】 以上の構成によれば、翼13は構造が簡単なため製造が容易で低価格である風力原動機を提供することができる。 【0064】 また、ハウジング25を設けることにより、強風などの異常気象時にも翼13を保護することができる。 【0065】 なお、上記実施形態では、動力原動機を風力発電機1に適用したが、これに限定されることはなく、たとえばポンプや水車の動力源として適用してもよい。 【符号の説明】 【0066】 7 回転軸 13 翼 15 羽根部材 1 風力原動機 14 支持部材 16 回動部材(ヒンジ) 18 ストッパ 21 折り曲げ部材 28 導入口 29 導出口 25 ハウジング 31,32 開閉扉 26 開口部 27 防風ドラム 30 風洞 |
https://photos.app.goo.gl/R2zAnn9FAE9wfdCSA |
【図1】 |
【図2】 |
【図3】 |
【図4】 |
【図5】 |
【図6】 |
【図7】 |
【図8】 |
【図9】 |
【図10】 |
【図11】 |
【図12】 |
【図13】 |
【図14】 |
【図15】 |
【図16】 |
ページtop へ |