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【考案の名称】結合システム・アクセサリ 【実用新案権者】 【識別番号】502379505 【氏名又は名称】久保 征治 【住所又は居所】東京都八王子市暁町2丁目29番8号 【考案者】 【氏名】久保 征治 【住所又は居所】東京都八王子市暁町2丁目29番8号 【要約】 (修正有) 【課題】第一もしくは第二の電子機器をそれぞれ個別に使用する際には容易に着脱可能であると同時に、結合して結合システムとして使用する際には使用者が充分な情報を入力でき且つ使用者に充分な情報を当該電子機器のディスプレ−に表示できてマンマシーン性能を大幅に向上できる結合システム・アクセサリを提供する。 【解決手段】携帯型もしくは可搬型である第一の電子機器と第二の電子機器とにおける夫々の一部を装着して保持する二つのポケットを有しており、当該ポケットはヒンジ部(回転部)011を介して互いに結合していて、ヒンジ部(回転部)011の回転角度に独立で第一、第二の電子機器を着脱できる。当該ポケットの長さ(高さ)は第一、第二の電子機器が有する表示部(ディスプレ−)以外の長さ(高さ)方向における一方の先端部分の長さ(高さ)とほぼ同じか少ないかの手段を持つ。当該結合システム・アクセサリには電気接続端子を設けずに第一、第二の電子機器同志で直接電気的に接続する手段を持つ。 【選択図】図1 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 携帯型もしくは可搬型である第一の電子機器と第二の電子機器とにおける夫々の一部を装着して保持する二つのポケットを有しており、当該ポケットはヒンジ部(回転部)を介して互いに結合していて、前記ヒンジ部(回転部)の回転角度に独立で前記第一、第二の電子機器を着脱できる、結合システム・アクセサリ。 【請求項2】 請求項1において、当該ポケットの長さ(高さ)は前記第一、第二の電子機器が有する表示部(ディスプレ−)以外の長さ(高さ)方向における一方の先端部分の長さ(高さ)とほぼ同じか少ないかの手段を持つ、結合システム・アクセサリ。 【請求項3】 請求項1において、当該結合システム・アクセサリには電気接続端子を設けずに前記第一、第二の電子機器同志で直接電気的に接続する手段を持つ、結合システム・アクセサリ。 【請求項4】 請求項1において、当該ポケットにピン(突起部分)を設けた結合システム・アクセサリ。 【請求項5】 請求項1において、前記第一の電子機器は第一のスマートフォンであり、前記第二の電子機器は第二のスマートフォンもしくはデジタルカメラである、結合システム・アクセサリ。 【請求項6】 請求項1において、前記第一、第二の電子機器を装着する当該結合システム・アクセサリにおける前記電子機器を装着するコーナーカット部分の形状が夫々異なる、結合システム・アクセサリ。 【考案の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 本発明は、例えば、スマートフォンまたはデジタルカメラのような第一、第二の携帯形およびもしくは可搬送形電子機器を同時に携帯して個別に使用したり、それらを結合して使用する結合システム・アクセサリに関する。 本発明は、前記第一もしくは第二の電子機器をそれぞれ個別に使用する際には容易に着脱可能であると同時に、結合してシステムとして使用する際には使用者が充分な情報を入力でき且つ使用者に充分な情報を前記電子機器の表示部(ディスプレ−)に表示できてマンマシーン性能を大幅に向上できる結合システム・アクセサリに関する。 【背景技術】 【0002】 従来、この種の目的に対応して知られている特許文献として特許公報第5738002号(特願2013−030417)が知られている。 この特許文献に記載されている装置の課題としては下記がある。 (1)前記第一、第二の電子機器とを収納するフォルダーに電気接続端子(コネクタ)があり、その電気接続端子(コネクタ)から前記第一、第二の電子機器を着脱するために、着脱が容易でないこと。 (2)前記第一、第二の電子機器とそれらを収納するフォルダー含めた重量が重くて嵩張ること。 本発明の目的は、前記第一、第二の電子機器とを携帯して結合して使用する際にもこれらの電子機器に付加される結合システム・アクセサリのサイズと重量の割合が相対的小さいと同時に前記第一、第二の電子機器のいずれかを個別で使用する時には、当該結合システム・アクセサリから前記第一、第二の電子機器を容易に着脱すること、である。 【課題を解決するための手段】 【0003】 携帯型もしくは可搬型であり、実効的に直方体形状の第一の電子機器と第二の電子機器とを結合してシステムを構成するために回転部分を介して物理的に結合させる手段、と同時に前記第一の電子機器と第二の電子機器とが個別に容易に着脱して使用ができるように、第一と第二の直方体型実効的ポケット部分を有しており、それらポケットの内部に前記第一、第二の電子機器における先端部分の一方を出し入れ(着脱)する手段を持つ結合システム・アクセサリであって、更に前記第一と第二のポケットの周辺を構成する4面の長さ(高さ)は、夫々前記第一、第二の電子機器の長さ(高さ)よりも短くして前記第一、第二の電子機器が当該結合システム・アクセサリに対して容易に着脱できる手段を持つこと、を特徴とする結合システム・アクセサリである。 更に、当該ポケットの長さ(高さ)は前記第一、第二の電子機器が有する表示部(ディスプレ−)の前記先端部分の長さ(高さ)とほぼ同じか少ないかの手段を持つこと、を特徴とする結合システム・アクセサリである。 更に、当該結合システム・アクセサリには電気接続端子を設けずに前記第一、第二の電子機器同志で直接電気的に接続する手段を持つこと、を特徴とする結合システム・アクセサリである。 更に、当該ポケットから前記第一、第二の電子機器が当該結合システム・アクセサリから自然に脱落することを防止するために、当該ポケットにはピン(突起部分)を設けること、を特徴とする結合システム・アクセサリである。 更に、使用者の、例えば、上着のポケットに入れて当該結合システムに装着されたスマートフォン1またはスマートフォン2もしくはデジタルカメラのいずれか一方だけを個別に使用する際に、それらを手探りだけで選び出すため当該結合システム・アクセサリにおいてコーナーカットの形状を左側と右側で変えておく手段を持つこと、を特徴とする結合システム・アクセサリである。 ここで、実効的に直方体形状の前記第一第二電子機器とは、例えば、スマートフォンおよびもしくはデジタルカメラに代表される携帯型、可搬型の電子機器である。即ち、これらの電子機器は角部分の形状はラウンドであり、又部分的には例えばスイッチやレンズ鏡筒部分が本体から突起したりへこんだりした形状を持つが、全体的には実効的に直方体形状と見做すことが可能である。 又、前記実効的ポケット形状とは、当該ポケットが前記第一第二の電子機器を保持できる構造を言う。 即ち、当該ポケットの一部に空間があっても良い。 【本発明の効果】 【0004】 本発明によって、下記の効果を得ることができる。 (1)使用者は、第一、第二の電子機器を当該結合システム・アクセサリに装着して携帯して、必要に応じて前記第一、第二の電子機器とを当該結合システム・アクセサリによって物理的に結合してシステムを構成する。それによって、使用者が充分な情報を入力でき且つ使用者に充分な情報を前記第一、第二の電子機器の夫々の表示部(ディスプレ−)に表示できてマンマシーン性能を大幅に向上できる (2)使用者が前記第一、第二の電子機器を個別に使用する時には、前記第一、第二の電子機器の先端部の他方を使用者の手指でつかんで当該結合システム・アクセサリから容易に着脱することができる。 (3)前記第一、第二の電子機器と当該結合システム・アクセサリを含めた重量が軽く(当該結合システム・アクセサリ部分の重量は前記第一、第二の電子機器の重量を合わせた重量の約10%)であり、嵩張らないので容易に携帯できる。 (4)コーナーカットの形状を当該結合システム・アクセサリにおける左側と右側で変えているので衣類のポケットに当該結合システム・アクセサリにスマートフォンまたはデジタルカメラのような第一、第二の電子機器を装着した状態で携帯していて、それらの中で個別の電子機器だけが必要な時に、使用者の衣類のポケットから手探りだけで区別して容易に脱着できる。 (5)前記第一もしくは第二電子機器で使用頻度が大きい電子機器の電池切れに至る時間が実効的に大幅に長くできる。 【図面の簡単な説明】 【0005】 【図1】:本発明を使用した結合システム・アクセサリの概略鳥瞰図である。 【図2】:本発明を使用した結合システム・アクセサリに、スマートフォンとデジタルカメラを夫々動作状態で脱着する操作の態様を示す概略鳥瞰図である。 【図3】:本発明を使用した結合システム・アクセサリに、スマートフォンとデジタルカメラとを装着して、結合してシステムとして使用する時の概略鳥瞰図である。 【図4】:本発明を使用した結合システム・アクセサリに、スマートフォンと別のデジタルカメラとを着脱する態様を説明する概略鳥瞰図である。 【符号の説明】 【0006】 002:結合システム・アクセサリ左側(ポケットを下面として)外面 003:結合システム・アクセサリ左側外側面 004:結合システム・アクセサリ左側内面(ポケットの一部) 005:結合システム・アクセサリ左側内側面 006:結合システム・アクセサリ右側外面 007:結合システム・アクセサリ右側外側面 008:結合システム・アクセサリ右側内面(ポケットの一部) 009:結合システム・アクセサリの右側内側面 010:結合システム・アクセサリ 011:結合システム・アクセサリのヒンジ部(回転部) 020:スマートフォン1 030:スマートフォン2もしくはデジタルカメラ 031:スマートフォン1の電気接続部(コネクタ:メス) 032:スマートフォン1の電気接続部(コネクタ:メス) 033:ケーブル37のスマートフォン1側の電気接続部(コネクタ:オス) 034:ケーブル37のスマートフォン2もしくはデジタルカメラ側の電気接続部(コネクタ:オス) 035:AC電源アダプタ 036:AC電源プラグ 037:ケーブル 042:スタンド(ストッパ) 043:レンズ、鏡筒(裏側) 044:レンズ、鏡筒(表側) 045:ズームレバー 046:シャッタ 047:スマートフォン2もしくはデジタルカメラで厚い部分 051:ピン(突起部) 052,053:結合システム・アクセサリ左側のコーナカット1 054,055:結合システム・アクセサリ右側のコーナカット1 056:スマートフォン1の表示部(ディスプレー部) 057:スマートフォン2もしくはデジタルカメラの表示部(ディスプレー部) 058:スマートフォン1とスマートフォン2もしくはデジタルカメラを保持する爪(つめ) 【本発明を実施する最良の形態】 【0007】 以下の説明では、図面を作成する際の制約のために、本発明を構成する一部(例えば、電子機器の使用者)の要素を図面で表現できない点に留意する。また、実施例に示す鳥瞰図の一部の表現を平面図で示す或いは遠近であっても画一のスケールで図面を作成しており不自然であるが、説明を分かり易くするために敢えて用いたこに留意する。 【実施例1】 【0008】 本発明の基本構成を図1、2、3を用いて説明する。 本発明での使用者は、図2に示す第一の電子機器であるスマートフォン1 020と第二の電子機器であるスマートフォン2もしくはデジタルカメラ030を保持していることを前提とする。 図1は、本発明が適用される結合システム・アクセサリ010の概略鳥瞰図である。 図1において、002,003,004,005は、スマートフォン1 020が着脱する結合システム・アクセサリ010に於いて左側(下記の実効的ポケットを下部として)、夫々背面(アクセサリの外面)、側面1、表面(アクセサリの内面)、側面2(ヒンジ部分011を一部構成する面)である。 図1に示すように、004の高さ(長さ)で004並びに002,003,005の一部とで実効的なポケットを構成してスマートフォン1 020の一部(先端部の一方)をそこに装着する。 図1において、006,007,008,009は、スマートフォン2もしくはデジタルカメラ030を着脱する結合システム・アクセサリ010に於いて右側(下記の実効的ポケットを下部として)夫々背面(アクセサリの外面)、側面1、表面(アクセサリの内面)、側面2(ヒンジ部分011を一部構成する面)ある。図1に示すように、008の高さ(長さ)で008並びに006 007,009の一部とで実効的なポケットを構成してスマートフォン1 020の一部(先端部の一方)をそこに装着する。 図1において、011は結合システム・アクセサリ010のヒンジ部分である。 図1における002,003,004,005と006 007,008,009とは、例えば、射出成形法で加工されたプラスティック(樹脂)で構成される。図1における前記実効ポケットの高さは、図2に示す第一、第二の電子機器020,030の表示部(ディスプレー部)056,057の長さ(高さ)方向の周辺部分(先端部)のな長さ(高さ)とほぼ同じかそれよりも短い長さ(高さ)である。つまり、表示部(ディスプレー部)は通例タッチパネルを使うので、当該結合システム・アクセサリ010に、前記電子機器を装着したままでも、表示部に使用者の指を直接タッチして操作できることが特徴である。しかも、当該結合システム・アクセサリ010の樹脂が透明であれば、前記実効ポケット部分でも目視は可能である。 【0009】 図1における結合部分(ヒンジ部分)011は、例えば、変形量が大きいフレキシブル樹脂テープで構成されており、その両側面は、005と009とに接着されている。011の回転角度は、例えば、0度(004と008の表面(結合システム・アクセサリ010の内面)同志が互いに向き合っている状態から、180度(004と008の表面(結合システム・アクセサリ010の内面)同志が、例えば、机など結合システム・アクセサリ010がおかれた水平面(机と平行面)にほぼ互いが等しい状態)まで変化する。 【0010】 図1において、051は結合システム・アクセサリ010の前記実効的なポケット部分における4つの面に設けたピン(突起)である。051は、第一の電子機器であるスマートフォン1 020と第二の電子機器であるスマートフォン2もしくはデジタルカメラ030を保持している時にそれらの電子機器が結合システム・アクセサリ010の前記ポケット部分に第一の電子機器であるスマートフォン1 020と第二の電子機器であるスマートフォン2 030とが結合システム・アクセサリ010の傾きによって、自然に脱落しないように設けている。これらのピン(突起)も前記射出成形法成で同時に形成される。これらの当該ピン(突起部)051は、当該結合システム・アクセサリ010における対向する二つの面、例えば、002と004もしくは006と008とにだけ設けても良い。 更に、第一、第二の電子機器が装着された状態において、当該結合システム・アクセサリ010の当該ピン(突起部)051に対応する位置に、凹み部を設けても良い。051の形状は、例えば、半径が0.5mmの半球状、もしくは、半径が0.5mmであって長さが3mmのかまぼこ状である。 図1において、058は、前記第一、第二の電子機器を前記実効ポケットと共に保持するための「爪」=つめである。 【0011】 図2は、当該結合システム・アクセサリ010に第一の電子機器であるスマートフォン1 020と第二の電子機器であるスマートフォン2もしくはデジタルカメラ030とを夫々動作させた状態のままで着脱する時の概略鳥瞰図である。 図2において、ヒンジ部011に向かって対向する面に、夫々の電子機器の表示部(ディスプレィ部)052,053が配備される。 図2に示すように、例えば、前記第一の電子機器であるスマートフォン1 020と第二の電子機器であるスマートフォン2もしくはデジタルカメラ030とを充電する時に不可欠な、充電ケーブル用の夫々の電気接続端子(コネクタ)031,032は、前記j実効的ポケット側ではない先端部分の他方に配備されている。 そして、図2に示すように一つのAC電源アダプタ035と電源プラグ036から電気接続端子033,034を経由して前記第一、第二の電子機器を同時に充電する。同時に、前記第一の電子機器であるスマートフォン1 020と第二の電子機器であるスマートフォン2もしくはデジタルカメラ030とにおいて、電力消費量が大きい電子機器側をそれと相対的に余裕がある電子機器側から電力を供給することも可能である。 【0012】 図3は、当該結合システム・アクセサリ010に第一の電子機器であるスマートフォン1 020と第二の電子機器であるスマートフォン2もしくはデジタルカメラ030とが結合システム・アクセサリ010によって結合したシステムとして動作している状態の概略鳥瞰図である。 図2、図3に示すように、例えば、硬い樹脂で構成されたスタンド(ストッパ)042によって、第二の電子機器であるスマートフォン2もしくはデジタルカメラ030を使用者がその表示画面(例えば、スマートフォン2もしくはデジタルカメラ030のカメラ部分のレンズ、鏡筒044で撮影した画像)を表示部(ディスプレー部)052に表示する)を見ながら、第一の電子機器であるスマートフォン1 020を用いて、タッチパネルで構成される、ソフトキーボード(一部図示)を用いて、前記表示画面に係る説明文、コメントなどのテキスト情報を入力して、前記第一の電子機器であるスマートフォン1 020の表示部(ディスプレイ部)に表示することができる(図示せず)。レンズ、鏡筒044は5倍の光学ズーム機能があり、ズームレバー045を操作して鏡筒を前に伸び出させるかミラー(図示せず)で90度屈折させて光路長を変化させて実現している。シャッタ046を押して、被写体を撮影して、画像情報を得る。 【0013】 図1に示す結合システム・アクセサリ010のサイズは、002が長さ(高さ)10cm,幅6cm,003が長さ(高さ)5.2cm、幅1.1cm,004が長さ(高さ)が1.5cm、幅が6cm,005が長さ(高さ)が10cm,幅1.1cmである。樹脂板の厚さは、ピン(突起部分)051を除いて、1mmである。 また、006が長さ(高さ)10cm,幅6cm,007が長さ(高さ)5.2cm、幅1.1cm,008が長さ(高さ)が1.5cm,幅6cm,009が長さ(高さ)が10cm,幅1.1cmである。 樹脂板の厚さは、ピン(突起部分)051を除いて、1mmである。 ピン(突起部分)は、およそ半径が0,.5mmの半球状もしくは半径が0,.5mm,長さが3mmである。また、結合システム・アクセサリ010の部分の重量は約30gramであり全体の重量の10%以下である。 これらは、結合システム・アクセサリ左側(ポケットを下面として)002,003,004,005、結合システム・アクセサリ右側(ポケットを下面として)006,007,008,0059並びにピン(突起部分)051がいずれも成形法でプラスティック(樹脂)を加工している。 図2,3において、レンズ, 鏡筒043,044の位置は、スマートフォン2もしくはデジタルカメラ030の高さ(長さ)方向の先端部分であれば、その位置で上部、中央部、下部のいずれに配置しても良い。 【0014】 ヒンジ部011が、樹脂テープ状の時は、スマートフォン1 020、スマートフォン2もしくはデジタルカメラ030の片方の重みで強度が保てない時には、例えば、前記、実効的ポケット部(004,002,003,005で構成)の底部の一部と実効的ポケット部(008,006,007,009で構成)の底部の一部とにヒンジ部011を横断した保持板(図示せず)を設けても良い。 【0015】 更に、使用者の例えば上着のポケットに入れて当該結合システム・アクセサリ010に装着されたスマートフォン1 020またはスマートフォン2もしくはデジタルカメラ030のいずれかを個別に使用する際に、それらを手探りだけで選び出して当該結合システム・アクセサリ010から容易に外したい、場合がある。 その際に、図1に示すように、当該結合システム・アクセサリ010における樹脂板のコーナー部を左側は052,053と右側は054,055のように形状を変えておく手段を用いれば、片手で手探りすることで所定の電子機器を着脱できるので極めて効果が大きい。 また、使用者が第一、第二の電子機器020、030を当該結合システム010で閉じた状態で保持する際には、例えば、バンドもしくは留め金(図示せず)を用いても良い。 【実施例2】 【0016】 図4は、本発明の別の実施例を示す。図4において、実施例1と同じ部分については同一番号を付して説明を省略する。 図4において、デジタルカメラ030は、光学ズーム特性を改善するためにレンズ・鏡筒部分039のみの厚さを他の部分、例えば、表示部(ディスプレー部)053よりも厚く2.0cmとしている。 これによって、光学ズーム特性を実施例1の5倍に対して、実施例2では10倍を得ている。 図4において、当該結合システム・アクセサリ010は、実施例1と同じ構造である。 以上、本発明を実施例1と2で説明してきたが、本発明の基本的な理念と具現例はこれらに留まらない。例えば、当該システム・アクセサリ010を構成する材料としては、プラスティック(樹脂)を例として説明したが、例えば、レザー(皮)、紙、布、木材であっても良い。ヒンジ部011並びにスタンド(ストッパ)部042も樹脂以外の材、例えば、金属、紙、レザー(皮)であっても良い。また、第一、第二の電子機器としては、スマートフォンとデジタルカメラで説明してきたが、ビデオカメラ、テレビ、携帯電話であっても良い。 【図面の簡単な説明】 【0005】 【図1】:本発明を使用した結合システム・アクセサリの概略鳥瞰図である。 【図2】:本発明を使用した結合システム・アクセサリに、スマートフォンとデジタルカメラを夫々動作状態で脱着する操作の態様を示す概略鳥瞰図である。 【図3】:本発明を使用した結合システム・アクセサリに、スマートフォンとデジタルカメラとを装着して、結合してシステムとして使用する時の概略鳥瞰図である。 【図4】:本発明を使用した結合システム・アクセサリに、スマートフォンと別のデジタルカメラとを着脱する態様を説明する概略鳥瞰図である。 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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【図4】 |
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スリムなスマートフォンが時には ミニ・ノートPCに変身します! ■「結合システム・アクセサリ」の効果など ■個別のスマートフォンなどを本アクセサリから 極めて容易にスライドして取り出せて(写真3)片手で通話 写真3 などが出来ます。 一方、その場で写真に説明・コメントを付けてFace Book や友人に送りたいなど必要な時にはペアの機器を一緒に 容易に結合して、ミニ・ノートPCのよう に操作が出来ます(写真4,5)。 ■ペアの機器には、中古のスマートフォン、光学ズーム 写真5 付きのデジタル・カメラなどが利用できます (写真6)。 ■ペアの機器は、スマートフォンの補助電池としても 利用できます(写真7)。 厚さは僅か20mm(見込み)、幅は70mm,高さ(長さ) は100mm,重さは、45gram(見込み)です。 背広のポケットにらくらく入ります(写真3)。 写真6 ■連絡先 〒192-0043 東京都八王子市暁町2-29-8 TEL/FAX 042-626-0935 E mail kubomasa@d6.dion.ne.jp |
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MKイノベーションズ 久保 征治 「結合システム・アクセサリ」の効果など 1. 現在のスマートフォンの課題 1.1従来の個別のスマートフォンではその表示画面が小さいので大きい画面を使いたい用途がある。一例としては、屋外にてカメラで撮影した写真にその場で説明 ・コメントをつけてFace book, Twitter、友人などに送信したい場合がある。文章などを入力するソフト・キーボードも同時に表示させる必要があるので、個別のスマートフォンでは写真や説明文の一部を欠いた表示しかできない(写真1、2)。 1.2英文・ローマ字のようなフルアルファベット文字を、横幅が狭いタッチパネル上ソフト・キーを片手の指1本で操作するので文章の作成が不正確で遅い。 1.3大きいサイズのスマートフォンもしくはタブレットも併用して携帯すると、片手操作が困難になり服のポケットには入らない。お金もかかる。 2.本案を適用した効果 2.1個別のスマートフォンなど携帯電子機器を本アクセサリからスライドして極めて容易に取り出せ(写真3)通話などを片手で操作できる、と同時に必要な時には第1、第2の電子機器を容易に結合して、ノートPC的に操作できる(写真4,5、イラスト1,2)。 2.2第2の電子機器には、中古のスマートフォン、光学ズーム付きのデジタルカメラなどが利用できる(写真6、イラスト3,4)。 2.3第2の電子機器は、第一の電子機器(スマートフォンなど)の補助電池としても利用できる(写真7)。 2.4本案を適用したプロト(写真4,5)のサイズは閉じた状態で、高さ(長さが約70mm、幅が約70mm、厚さが約32mm、重量(アクセサリのみ)が約49グラムである。ここで、第1、第2の電子機器としては、スマートフォン;アップル社のI Phone 5(スタンド・カバー付き)と富士通社のArrowsを使用した。実用製品では、厚さが約20mmなどで更に小型・軽量になる見込みである。 |
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Number of Japan Patent Registered 3197452 Title Accessory System of Connection MK Innovations Masaharu, KUBO “Advantageous Effect of Accessory System of Connection” 1. Issues associated with Contemporarily Smart Phones 1.1 There occasionally exist some applications for which a user needs to use a larger display device in using a stand alone smart phone because it has a too small one.. For one of the examples, there happens the case such that he/she wants to submit to Face Book, Twitter, friends and so on, a picture at out doors taken by a camera together with some explanations and comments on site. In this case, as a soft key board has to be simultaneously displayed on a single display device of the smart phone for inputting sentence and so on, resulting in that either the picture or the sentence is forced to display as lacking some parts of it(Pictures 1,2). 1.2 Since full alphabetical characters like English or Roman are manipulated with a single finger by touching on a soft key composed of the very narrow width, this results in that editing becomes inaccurate and consumes long time. 1.3 Supposed that either using a stand alone smart phone with a larger size or hand-carrying tablet together , this results in that those equipments cannot be put into his/ her pocket on his/her jackets. Furthermore, they become more expensive. 2. Advantageous Effects obtained by means of this Accessory System of Connection 2.1 Either stand alone smart phone or any electronic equipment installed in this Accessory System of Connection is enabled easily to take out by sliding from form this system (Picture 3)resulting in not only that the user can manipulate it by his/her single hand for calling to others but also in case of necessity, he/she can manipulate the first and the second electronic equipments by means of connecting each other by this system in a manner of something like a note PC ( Pictures 4,5, Illustrations 1,2). 2.2 As for the second electronic equipment, a used smart phone or a digital camera with an optical zoom can be utilized (Picture 6 、Illustrations 3,4). 2.3 The second electronic equipment can be also used as an auxiliary battery ( Picture 7 ) for the first electronic equipment ;the smart phone. 2.4 A proto model as shown in Pictures 4,5 to which this idea is applied exhibits height (length) :100mm,width:70mm, thickness:32mm, weight;49 gram, where I Phone 5 (with a stand cover)by Apples, and Arrows by Fujitsu are used as electronic equipments. It is expected that actual products will become less size (such as thickness:20mm), and lighter weight. |
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【写真1 Picture1】 |
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【写真2 Picture2】 |
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【写真3 Picture3】 |
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【写真4 Picture4】 |
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【写真5 Picture5】 |
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【写真6 Picture6】 |
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【写真7 Picture7】 |
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